籠の中の令嬢

ワゾースキー

文字の大きさ
34 / 35
第二章

目隠し

「もっ…もぅ…嫌っ…だ…ぁっ!ぁああっ!」

 何度目か分からない絶頂を迎える。
 ミカエラはルイズによって破かれ裂かれた布で目隠しをされ、手をくくりつけられ身動きが取れない。

 ただでさえイジられ、快感を覚えさせられて間もないのに、目隠しをされていることでいつも以上に神経が一つ一つの行動に敏感になり、感じてしまう。

 少し首筋に手が触れるだけで、身体が強張り、耳に息が吹きかけられるだけでさらに身体がビクッとなる。
 目隠しによって、心構えが出来ないだけでこんなに敏感になってしまうのかとミカエラは驚きつつ、喘ぐことしか出来ない。

「ほら、貴女の乳首は始めピンク色だったのに、今では少し赤く染まって舐めて欲しいとそそり立っていますよ? 素直にねだったら如何ですか? 求めるだけ愛してあげますよ?」

 さっきから強い刺激を与えず、じわじわと絶頂にもっていくルイズに腰がガクガクと震える。

「んんっ!」
「ほら、ここはどうですか?」

 乳首の先をクリっとつまみ、少し先端を引っ張るルイズにミカエラは唇を噛み締め声を抑える。

「…ふふっ…強情…ですね。」

今度は乳首を咥え、先端をチロチロと舐める。

「あああぁぁっ!!」

「あれ、またイッたのですか? 感じやすい身体ですねぇ。 それにしても下は触らなくて良いのですか? お願いすれば、いつでも触って、入れて差し上げますよ? そうでなければ、下だけは私は触りません。 ずーっと上半身だけ愛し続けます。」

 そう。服を破り、上半身が曝け出されて1時間以上は経っただろうか。彼はキスや胸を弄っても、下の蜜壺や蕾を全く触ろうとしない。
 触れて欲しくてミカエラが下半身をもじもじさせているのを横目に、ルイズはずっと上半身だけでイかし続けている。

 耳にふっと息がかかる。
「ひゃあっ!」
 油断をすると思わぬところからの刺激で変な声が出てしまう。
 クチュッと耳に舌を這わせ、チュッと何度も軽いキスが身体にされたかと思えば、急にくびれをなぞり、鳴いた瞬間、逃がさないと言わんばかりに急に深くキスをされ、舌が絡みとられ、ひたすら翻弄される。
 何度もイかされ、もう限界を通り越し、目を閉じて意識を手放してしまいたかった。しかしルイズは執拗に快感を与え続けた為、すぐに現実に引き戻される。
 目隠しは涙でシミができ、口元はだらしなく涎が垂れている。何も見えないが彼はきっと満面の笑みだろう。  
 悪戯をしている子どものように声を弾ませ、大きな胸を楽しそうに揉んだり摘んだり、弾いたり舐めたり…。少しの刺激でガクガクと身体が限界だと訴える。

「やぁ…もぅ…無…理…。」
「無理? ではどうするんでしたか?」
「や…めて…」
「ふふっ…その答えは不正解です。私の求めている答えと違うので、もう少し遊びましょう。」
「ぁぁっ!」
「ほら、ここが疼いているのではないですか? 触って欲しいでしょう?」

 少しずつ腰からおへその方へ、つーっと指を滑らせる。

「んんっっ!」
「お願いしたらすぐ触ってあげますよ…? 私はずーっと可愛がってあげれるので、どちらでも構いませんが。」

 ルイズはクスクスと笑いながら、また上半身へふうっと息を吹きかける。
 ビクビクっとまた身体が感じてしまう。
 だんだんと思考が回らなくなり、もぅ身体に力が入らない。ミカエラはついに言ってしまった。

「お願い…下を…もう…」
「ちゃんとお願いして下さい?」
「私の…中に…触って…入れて…下さい…。」
「誰に触って欲しいのですか?」
「ルイズ…様…」
「下の蕾を弄って欲しいのですか?」
「………。」
「ミカエラ?」

 普段は愛称で呼ぶのに、急に耳元で名前を呼ばれ、ゾクゾクっと身体が震える。それだけでまた下半身が濡れた気がした。
感想 3

あなたにおすすめの小説

ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!

由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。 しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。 そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。 「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」 やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった。しかしハルの血が特殊だと知ったダンピールはハルを連れ帰って? いっそ美味しい『血』(治癒)と『体液』(バフ)と『癒し』を与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!

女の子がほとんど産まれない国に転生しました。

さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。 100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳 そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。 当面は2日に1話更新予定!

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

黒瀬部長は部下を溺愛したい

桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。 人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど! 好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。 部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。 スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。

×一夜の過ち→◎毎晩大正解!

名乃坂
恋愛
一夜の過ちを犯した相手が不幸にもたまたまヤンデレストーカー男だったヒロインのお話です。

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

ハイスぺ幼馴染の執着過剰愛~30までに相手がいなかったら、結婚しようと言ったから~

cheeery
恋愛
パイロットのエリート幼馴染とワケあって同棲することになった私。 同棲はかれこれもう7年目。 お互いにいい人がいたら解消しようと約束しているのだけど……。 合コンは撃沈。連絡さえ来ない始末。 焦るものの、幼なじみ隼人との生活は、なんの不満もなく……っというよりも、至極の生活だった。 何かあったら話も聞いてくれるし、なぐさめてくれる。 美味しい料理に、髪を乾かしてくれたり、買い物に連れ出してくれたり……しかも家賃はいらないと受け取ってもくれない。 私……こんなに甘えっぱなしでいいのかな? そしてわたしの30歳の誕生日。 「美羽、お誕生日おめでとう。結婚しようか」 「なに言ってるの?」 優しかったはずの隼人が豹変。 「30になってお互いに相手がいなかったら、結婚しようって美羽が言ったんだよね?」 彼の秘密を知ったら、もう逃げることは出来ない。 「絶対に逃がさないよ?」

【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました

ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。 名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。 ええ。私は今非常に困惑しております。 私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。 ...あの腹黒が現れるまでは。 『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。 個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。