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クリスタルに誘われる者達
一方その頃 地下迷宮ディノバルド 前編
しおりを挟む一方その頃、鉄のクリスタル地下迷宮ディノバルドでは
「この階段を降りますと最深部クリスタルの間に到着します。憤叙(ふんじょう)様、ご準備を。」
「うむ」と言いながら憤叙様と呼ばれた黒いコートを着た男はゆっくりと、黒いオーラを纏った魔石らしき物を付けた大きめの黒杖をアイテムボックスから取り出した。
この地下迷宮ディノバルドはその名の通り地下に迷宮の様なダンジョンの様な作りをしていて、アンデット系の魔物が多く生息してる。その為、狭く入り組んでいるので少人数の部隊で別れて挑むのが効果的と言われている。
「やれやれ…チェリーとストライカーは何をやっていたのだ…第6も愚弟ラーズに取られおって…」
「申し訳ありません憤叙様、バスカリアを5IQが主戦場にするとは…私の失策でございます…やはり我が第2師団がバスカリアに行けば……」
憤叙に頭を垂れ謝罪する魔導師の話を割って黒い鎧に刀を携えた男が口を挟んだ。
「フィッシュよ!お前よりも我イチバン率いる第1師団の方が良かったんじゃないのか?アキラの機動力には私の方が向いているわ!」
「今更もう良い。今回は予期せぬ事が多いわ。ここにおる者以外、待機させてあるお前達の兵をチェリーとストライカーに合流させジュラで暴れさせておけ。」
「了解致しました。」
「おい!聞いていたか!今すぐ師団全員に伝えろ!」
イチバンとフィッシュは返事をすると直ぐに配下の兵に命令し、先頭を歩き出した憤叙のすぐ後ろに着いて階段を降りた。
この憤叙こそアステラ王国の第一王子であり又、巨大部隊アステラ教団のトップ、第0師団長「憤叙」その人であった。第1師団長イチバンと第2師団長フィッシュと言う教団指折りの強者を連れて地下迷宮ディノバルドのクリスタル制覇を目論んでいた。
地下迷宮ディノバルドのクリスタルの間は憤叙達が降りてきた階段の出入口を正面階段とするとその先の正面100m先に黒色に光り輝くクリスタルが祀ってある、両側それぞれ10m程の広さ、つまり横幅20m奥行きが100mの部屋である。左右の壁側にも階段の出入口が対象的に配置されており正面階段側から見て2m程の所にある。
その左側の階段から二つの人影がバタバタと音を立てて飛び上がり着地し憤叙達と対面した。
~魔法~
魔法の強さは初級魔法、下位魔法、中位魔法、上位魔法、最上位魔法の5段階となる。
例 炎魔法(ジョブ)
ファイア(メイジ)→フレイム○○○(魔導士)→フレア(エレメントメイジ)→コメット(魔導師)→メテオ(隠者)
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