20 / 35
クリスタルに誘われる者達
一方その頃 地下迷宮ディノバルド 後編
しおりを挟む左階段側のケニーは剣を肩に乗せ中央階段の憤叙達に向かい、巧はクリスタルに向かい飛び出した!!
その瞬間それに合わせて憤叙は黒杖を横に構えケニーにスキル「縮地」を使い飛び出したのだった!
ケニー「な?!」
ケニーは予想外の憤叙の飛び出しに剣撃が一瞬遅れてしまった為、憤叙の魔力が付与された黒杖での横殴りを喰らってしまう!
憤叙「…雑魚め。」
同時に動いた右階段側のチャイナも飛び出した憤叙に速射をするが、その速さと予想外の動きに矢は空を切った。
チャイナ「うそ?!当たんない!」
「行くぜ!!」と言いながら盾で中央階段へ迫って行ったバジるんも憤叙の予想外の動きに戸惑ってしまったのだった。
夷鷹も戸惑っていたが魔法はまだ放っていなかった。
バジるん「え?!」
夷鷹「くっ!…バジるん!前!チャイナさん!…間に合え!」
憤叙の一撃がケニーに当たる直前、フィッシュは右階段側に敵が居る事を初めからスキル「気配探知」で察知していた為、中位水魔法アクアショットをバジるんに向け既に放っていたのだ。更にイチバンも同時に動き刀を構えチャイナの目の前まで迫っていたのだった!!
チャイナ「きゃぁぁ!」
バジるん「しまっ……」
3箇所で魔力の爆発音が鳴る…ケニーは壁に吹き飛ばされ、バジるんは盾ごと吹き飛んだ。もう一つの爆発音は夷鷹の放った初級炎魔法ファイアだった。それはチャイナに斬りかかったイチバンの刀に当たった…が…イチバンはよろめきながらも刀を飛ばされずに堪えた。
「やられた…巧…ごめん…」そう言いながらケニーは戦闘不能となり光に包まれ送還され出す。
バジるんはよろめき瀕死状態になり、チャイナは転がり後ずさると全体を見ていた夷鷹はアイテムボックスを表示した。
憤叙「クリスタルは渡さぬ。」
ケニーを吹き飛ばした黒杖に更に魔力を込め背を向けて走る巧に憤叙は上位炎魔法フレアを放った。
それと同時にフィッシュはすぐにもう一度同じ魔法をバジるんに放ち、イチバンはチャイナに斬りかかっていた!
フィッシュ「終わりだ。」
敗戦と悟った夷鷹はアイテムボックスから「帰還の宝玉」を取り出した。
夷鷹「間に合え…帰還の宝玉!」
間一髪間に合い、夷鷹とチャイナ、バジるんは地下迷宮ディノバルドの初期位置である転移ゲートに転移した。
背中からまともに憤叙の魔法を喰らった巧は一発で光に包まれ送還されたのだった。
巧「…そんな…」
憤叙「他愛もない…愚か者どもめ…」
そう言いながら憤叙はゆっくりとクリスタルまで歩き、たどり着くと手をかざしクリスタルを手に入れた。
「……ふん……次はディアブロに行く………付いてこい!」
~スキル・アイテム~
※気配探知
一定の範囲内の生物の場所をウィンドウに表示する。
※縮地
敵に対して一瞬で間合いを詰める。
※帰還の宝玉
周囲に居る使用者と同じ部隊のメンバーを初期位置まで転移させる。使い切り。
0
あなたにおすすめの小説
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
公爵令嬢は結婚式当日に死んだ
白雲八鈴
恋愛
今日はとある公爵令嬢の結婚式だ。幸せいっぱいの公爵令嬢の前に婚約者のレイモンドが現れる。
「今日の結婚式は俺と番であるナタリーの結婚式に変更だ!そのドレスをナタリーに渡せ!」
突然のことに公爵令嬢は何を言われたのか理解できなかった。いや、したくなかった。
婚約者のレイモンドは番という運命に出逢ってしまったという。
そして、真っ白な花嫁衣装を脱がされ、そのドレスは番だという女性に着させられる。周りの者達はめでたいと大喜びだ。
その場所に居ることが出来ず公爵令嬢は外に飛び出し……
生まれ変わった令嬢は復讐を誓ったのだった。
婚約者とその番という女性に
『一発ぐらい思いっきり殴ってもいいですわね?』
そして、つがいという者に囚われた者の存在が現れる。
*タグ注意
*不快であれば閉じてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる