Fift 〜クリスタルクロニクル〜

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クリスタルに誘われる者達

バスカリアの雄が次に向かう先

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 地下迷宮ディノバルドで憤叙がクリスタルを取る少し前に遡る


 FRDとアキラ達はバスカリアのゾーン側の転移ゲートに到着し、今後の作戦を集まった5IQのメンバーは考えていた。

 「現在ご存知の通り、バスカリア、カガチの2つは制覇しましたがテオは敵の手に渡りました。カガチにいた春暁さん率いる四天の3名はそのままカガチのメンバーを引き連れて、蒼天さん達が先行しているジュラへ向かいました。」

 と、参謀らしき眼鏡をかけた知的な女性がアキラに話しかけるとアキラは悩みながら答える。

 「うーん…うーん……やっぱりナオトさんはダメだったかぁ…ディノバルドは多分取られるだろうし…ディアブロ…ガムート…ジュラはイケる…かなーどー思う?クロリスちゃん?」

 「…ちゃんは止めて下さい!ちょっとまって下さい…えっと…ガムートよりもジュラ、ディアブロにアステラは多く軍を集めてますね。」

 ちゃん付けを怒りつつも眼鏡をクイッと直し転移ゲートの横にある全体マップを調べながらクロリスは説明した。
 数百人以上いる転移ゲート内はとても騒がしくFRDはアキラの横でクロリスの話を聞きながら思考しているとアキラはFRDの肩に手を乗せクロリスに話しかけた。

 「じゃあ、ガムートに行こう!ジュラは今から行っても無駄足になるだろうから、ナオトさんにもガムートに向かって欲しいって連絡取ってクロリスちゃん。それからFさん、ディアブロ行って見ておいでよ!今後の為にも、ね!」

 ふいに振られたディアブロ行きにFRDは思考しながらも「今後」と言う言葉を理解して「了解です。」と答えた。
 クロリスもブツブツ言いながら、すぐに動き出しナオトに連絡をし始めた。アキラは皆に聞こえる様に大きめの声で伝える。

 「これから私達5IQはガムートに向かいまーす!多分クリスタル取れそうなのはジュラとガムートなので宜しくねー!」

 「了解しました!」

 と、5IQのメンバー100人くらいは声を上げてガムートに向かう準備を始め、他の者達もジュラやガムートに向かう準備をする為、さらに騒がしくなった。
 その直後、ディノバルドのクリスタルが憤叙に恩恵を与えたと全員のウィンドウに表示されると、もっと騒がしくなったのだった。
 
 ガムート大雪原…いくつかの山々がありイエティ(雪猿人)が多く生息している雪原で、そのイエティがそれぞれ洞窟の住処を持っており、そのどれかの住処に毎回ランダムでクリスタルが祀られていると言う七つのクリスタルの中で困難かつ運に左右されやすい難所である。そこをアキラさんは選んだ…つまりディアブロ砂漠はアステラの要、教団がメインなのだろうか?!「今後」…私が観るべき物があるんだろうな…

 思考を巡らしながらFRDはアキラに挨拶をしてディアブロ砂漠に向かうのだった。



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