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クリスタルに誘われる者達
ジュラ大森林 アステラの風
しおりを挟むジュラ大森林の木々を足場にマリアは凄まじい速さで翔けていく。
(すごい…羽根が生えたみたいだわ。これなら間に合う!!)
バスカリアで手に入れたこのエルメスの靴のお陰でマリアはにゃおの元へと数分でたどり着いた。
そこには大量のスライムやエイプが4人と戦闘を繰り広げていた。
マリアはにゃおに襲おうとしていたエイプを後ろから斬り落とし、この場に参戦した。
「お待たせしました!にゃおさん!大丈夫ですか?!」
「え!?マリア!はやっ!」
にゃおは驚いたがすぐに他の3人を呼び寄せ、状況と簡単な自己紹介を済ませた。1人はにゃおとマリアの同郷のフブキと言い同郷では有名な美人の3人で、にゃおはハンター、フブキはメイジだ。
基本諜報部隊は1人又は2人で行動するのだがジュラ斥候として動いていた女ハンターの宵風(よいて)とクレリックのチャーソとたまたま居合わせたのだった。
宵風「だいぶ数が減ったけど、イケるんかなぁ?!」
にゃお「5人なら大丈夫…だよね?!」
フブキ「…マリアがいるなら……」
マリア「前衛は任せて!にゃおさんと宵風さん敵が怯んだら宜しくね!」
チャーソ「支援します!皆さんお願いします。」
マリアはエイプ目掛けて突っ込むとFRDから教わったばかりの「盾でなぎ払い」をするとすぐに方向転換しスライムへ斬りかかる!エルメスの靴を装備したマリアの連続攻撃はとんでもなく早く疾風の如くであった。
「エイプお願いします!!」
にゃおはマリアの速さに驚いたがすぐにスタン中のエイプに弓で速射し、宵風も愛用の短刀で斬りかかった。その間フブキとチャーソは周りの敵を魔法で上手く牽制しパーティー戦闘としては凄く連携が取れていた。
チャーソ(あれはシールド・バッシュ?…ちょっと違うなぁ…すごい、あんな戦い方があるんだ…)
常に宵風と二人組で行動するチャーソはパーティーの連携は初めてで不安だったが、この流れる様な連携に驚きと確かな手応えを感じていた。
マリアの速い立ち回りのお陰でモンスターは次々と数が減っていったが後から後からモンスター達は沸いてきて減る気配はしなかった。
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