婚約破棄された悪役令嬢が実は本物の聖女でした。

ゆうゆう

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神獣様は回復してます

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調べた事はさっそくパドック様によって宰相様と国王陛下に報告されました。

国王陛下もどうやら神獣様の森だけの話ではないと理解したようで、パドック様と話し合い、モンテディオ領とルモンド領に密かに兵を向かわせ私達の援護支援を考えてくれました。

ゲルドー男爵にどんな目的があるにせよ、どんな弁解も出来るような状態では最早ありません。


ゲルドー男爵に気付かれないように、ただの旅人や冒険者の振りをして、数百の兵士が動く事となったのです。

ゲルドー領の東側に当たるモンテディオ領と南側のルモンド領に兵が入るには数日掛かる事になります。
それまでにパドック様は王都での情報集めをさらに進めながら、モンテディオ領にいるルネさんや部下の方と連絡を密に取っていくようです。

私は神獣様にも説明をしに行くことにしました。

王城の裏庭に行くと私が張った結界の中で、気持ち良さそうに眠っている神獣様がいました。


近づいて行くと目を開けた神獣様。
「神獣様、体の具合はどうですか?」

「エレーナか、随分と回復したようだ。
これなら荒らされた森の一部も直ぐに回復させられると思う。
これもそなたのお陰だ」

神獣様から感謝の言葉をもらってしまいました。
まだ何も解決してないので、感謝は早いですよね。

「少し相談があるのですが」

神獣様が休んでいる間に私達が集めた情報によってどうもゲルドー男爵が神獣様の森を荒らしただけでなく、何か別の企みがありそうな事。
当初の予定より、大掛かりにゲルドー領を制圧する事になりそうだと言う事を伝えます。

「そんな訳でもう少し森に帰るのが遅くなりそうなんですが」
と申し訳なく思いながら言います。

「聖女エレーナだけでなく、このアランソルの王にも森を守ると約束してもらった。
だから、我もそなた達に従おう」
と言ってもらえました。

「ありがとうございます。
必ず神獣様の森を守ります」

私は再度約束をします。
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