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数日後、プルミエル侯爵夫人が髪飾りを見にいらっしゃいました。
3つのデザインをご覧になり、羽根を型どった金細工と赤い羽根を合わせたデザインを選ばれたようです。
「マリエンヌ様、こちらは見本ですので、これを元にオーダーでお作り致します
羽根の色、大きさ、本数なども変えられますよ」
そう言って羽根の見本表も見せる。
「まあ、こんなにいろんな色がございますの?
赤と金のバランスがいいと思ったけど、青も素敵ね」
「そうですね、この濃い青と金は合いますよね」
悩んだ末、夫人は同じデザインで青と赤の色違いで2つ作られる事にして、満足してお帰りになりました。
気に入ったデザインの物を色違いで持つあたり、おしゃれ上級者ならではですね。
その後、お茶会も開き親しい友人を5人程招いて、髪飾りをお披露目してご注文を頂きました。
羽根にも数に限りがあるので、限定の注文販売になる事を伝えたところ、みなさん反対に喜んでくれました。
先に手に入る上に、誰でも買えないとなると特別感が出ますものね。
ただ、みなさんの反響が予想外に大きいことにちょっと驚いています。
あまり話題になりすぎても、偽物が出てきたり、同じような物を売ろうとする者も出てきそうです。
この国は他の国と交易をしている商会は少ないので、うちのような羽根を手に入れるのは難しいだろうけど、出来ない訳ではありません。
私が取り引きした、ワグナー共和国に迷惑がかからなければいいのだけど…
その辺もテオバルド様に相談してみようかな。
この国の流行で他の国の鳥を乱獲されたら、申し訳ない。
そんなの事を考えながら、2週間ぶりに、マルクスへ戻りました。
:
「みんな、ただいま~」
「お嬢様、お帰りなさい。
髪飾りの反響はどうでした?」
ドミニク、ケイティとペリーヌが迎えてくれました。
「凄いことになってきちゃったの。
思ったより反響が大きくて…
でも限定のオーダー注文にしたから大丈夫だと思うわ」
「それは…お嬢様逆にもっと大変な事になるかも…」
え?
ケイティ達もウンウン頷いてる。
そこへ、テッドもやって来た
「おかえりなさい」
そして、ペリーヌに今のやり取りを聞いて
「お嬢さん、需要があるものに、規制をかけたら余計に欲求は大きくなりますよ」
「あれ? 私間違ったかしら?」
「いえ、間違いではないでしょうけど…まあやってみないとわかりませんからね」
そうよね。
まだ、一部の人しか知らないし…
「でも、値段は高めに設定してくださいよ。限定にしたなら、価値をあげないと意味がありませんよ」
「わ、わかったわ、後で相談にのって」
:
テッドとドミニクと3人で会議中です。
これからの髪飾りの販売について。
私のワグナー共和国の鳥たちの心配について。
「では、髪飾りの金額はこの辺りで。
お嬢様が今注文をもらっている分に関しては宣伝してもらう分、割引したと言う風におっしゃって下さい。
あくまでも内密にしてもらう前提で」
とドミニク。
注文してくれた数人にはだいたいの金額を提示してしまってたので、先行販売とそれを周りに宣伝してもらうと言う事にして安く売ったと印象付ける事にしました。
「ええ、分かったわ」
「お嬢さんが気にしている鳥の乱獲の件ですが、確かにうちが何処からこの羽根を仕入れているか知られてしまえば、その可能性が出て来てしまうでしょうね」
と、少し考えながらテッドが言った。
ドミニクも同意のようで頷いている。
「反響が大きくなったら、隠しても漏れてしまうかも知れないわよね?」
「ええ、出来るならワグナー共和国の商会や個人との契約じゃなくて、国に専売を行ってもらえたら、いろいろな規制もかけてもらえるでしょうけどね」
「それは、私達が言っても難しいでしょう?」
「ええ、ワグナー共和国の国の中枢部に伝手でもあれば、別ですけどね」
伝手?
伝手を私は持っている‥事になるのかしら?
テオバルド様から、そろそろこの前の返事が来るだろう。
髪飾りの事をどう言ってくれるかによるけど、この事業を賛成して、誉めてもらえれば、この話を相談してみよう。
そして、その結果で私の結婚の話をみんなに伝えよう。
テオバルド様にワグナー共和国との繋がりをお願いすれば、自ずと彼との関係を2人に話さなければならない。
私としてはもうそんな風に切羽詰まらないと言い出せなかったし、いい機会だわ。
そう決心した次の日手紙が届いた。
3つのデザインをご覧になり、羽根を型どった金細工と赤い羽根を合わせたデザインを選ばれたようです。
「マリエンヌ様、こちらは見本ですので、これを元にオーダーでお作り致します
羽根の色、大きさ、本数なども変えられますよ」
そう言って羽根の見本表も見せる。
「まあ、こんなにいろんな色がございますの?
赤と金のバランスがいいと思ったけど、青も素敵ね」
「そうですね、この濃い青と金は合いますよね」
悩んだ末、夫人は同じデザインで青と赤の色違いで2つ作られる事にして、満足してお帰りになりました。
気に入ったデザインの物を色違いで持つあたり、おしゃれ上級者ならではですね。
その後、お茶会も開き親しい友人を5人程招いて、髪飾りをお披露目してご注文を頂きました。
羽根にも数に限りがあるので、限定の注文販売になる事を伝えたところ、みなさん反対に喜んでくれました。
先に手に入る上に、誰でも買えないとなると特別感が出ますものね。
ただ、みなさんの反響が予想外に大きいことにちょっと驚いています。
あまり話題になりすぎても、偽物が出てきたり、同じような物を売ろうとする者も出てきそうです。
この国は他の国と交易をしている商会は少ないので、うちのような羽根を手に入れるのは難しいだろうけど、出来ない訳ではありません。
私が取り引きした、ワグナー共和国に迷惑がかからなければいいのだけど…
その辺もテオバルド様に相談してみようかな。
この国の流行で他の国の鳥を乱獲されたら、申し訳ない。
そんなの事を考えながら、2週間ぶりに、マルクスへ戻りました。
:
「みんな、ただいま~」
「お嬢様、お帰りなさい。
髪飾りの反響はどうでした?」
ドミニク、ケイティとペリーヌが迎えてくれました。
「凄いことになってきちゃったの。
思ったより反響が大きくて…
でも限定のオーダー注文にしたから大丈夫だと思うわ」
「それは…お嬢様逆にもっと大変な事になるかも…」
え?
ケイティ達もウンウン頷いてる。
そこへ、テッドもやって来た
「おかえりなさい」
そして、ペリーヌに今のやり取りを聞いて
「お嬢さん、需要があるものに、規制をかけたら余計に欲求は大きくなりますよ」
「あれ? 私間違ったかしら?」
「いえ、間違いではないでしょうけど…まあやってみないとわかりませんからね」
そうよね。
まだ、一部の人しか知らないし…
「でも、値段は高めに設定してくださいよ。限定にしたなら、価値をあげないと意味がありませんよ」
「わ、わかったわ、後で相談にのって」
:
テッドとドミニクと3人で会議中です。
これからの髪飾りの販売について。
私のワグナー共和国の鳥たちの心配について。
「では、髪飾りの金額はこの辺りで。
お嬢様が今注文をもらっている分に関しては宣伝してもらう分、割引したと言う風におっしゃって下さい。
あくまでも内密にしてもらう前提で」
とドミニク。
注文してくれた数人にはだいたいの金額を提示してしまってたので、先行販売とそれを周りに宣伝してもらうと言う事にして安く売ったと印象付ける事にしました。
「ええ、分かったわ」
「お嬢さんが気にしている鳥の乱獲の件ですが、確かにうちが何処からこの羽根を仕入れているか知られてしまえば、その可能性が出て来てしまうでしょうね」
と、少し考えながらテッドが言った。
ドミニクも同意のようで頷いている。
「反響が大きくなったら、隠しても漏れてしまうかも知れないわよね?」
「ええ、出来るならワグナー共和国の商会や個人との契約じゃなくて、国に専売を行ってもらえたら、いろいろな規制もかけてもらえるでしょうけどね」
「それは、私達が言っても難しいでしょう?」
「ええ、ワグナー共和国の国の中枢部に伝手でもあれば、別ですけどね」
伝手?
伝手を私は持っている‥事になるのかしら?
テオバルド様から、そろそろこの前の返事が来るだろう。
髪飾りの事をどう言ってくれるかによるけど、この事業を賛成して、誉めてもらえれば、この話を相談してみよう。
そして、その結果で私の結婚の話をみんなに伝えよう。
テオバルド様にワグナー共和国との繋がりをお願いすれば、自ずと彼との関係を2人に話さなければならない。
私としてはもうそんな風に切羽詰まらないと言い出せなかったし、いい機会だわ。
そう決心した次の日手紙が届いた。
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