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いきなりの乱入
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30分後、庭園へ行くと、ベンチにエドワードが座っていた。
私は少し離れた所でルイス達に待ってもらう。
1人でエドワードの所まで歩いて行った。
「シルビア」
エドワードは場所を空けて私に座るように促す
私は少しだけ距離を空けて隣に座った。
「お前に聞きたかったんだ。
この前、ここで会ったセシル嬢とはどう言った間柄なんだ?
なぜ、あの日王宮へ?」
「あの日はお姉様にセシル様が相談に来たのです。
お茶会で、失くしてしまったブレスレットの事について」
「え?あのブレスレットか?」
「ええ、落とし物として報告は上がっていませんでしたから、
まさかエドワードが持っているとは思いませんでしたし、誰かに持って行かれたのかと思ってたのです。」
「それで王宮へ…
最初に令嬢達に絡まれたと言うお茶会は姉上が主宰したのか?」
「ええ、そうですが…」
お兄様のお妃探しなんて言わない方がいいわよね。
と思って考えていたら、何やら殺気が…
「あなたたち、何をしているの?」
地の底から発したような低い声で質問した主は果たして、イザベラ様だった。
私は殺気を感じた時点でとっさに防御魔法を纏った。
「母上?」
エドワードはキョトンとした顔で何をそんなに睨まれているのか?と不思議に思っている様子だ。
「イザベラ様 ごきげんよう」
私は立って挨拶をする。
イザベラ様は私の前まで来て、いきなり平手打ちをしてきた。
パン!
ととてもいい音がしたが、私はさっき魔法を使ったから別段なんともない。
しかしエドワードのが慌てたようだ。
「母上! 何をするのです」
「何をですって! あなたたちがこんな所でこそこそと2人でいるからです!」
「兄妹が、ベンチに座って話をしているだけです
こそこそなどしていないし、そこに護衛もいるではないですか」
今日のエドワードは正論だわ。
イザベラ様の方はとんでもない、言い掛かりだし。
私も何か言った方がいいのか?
それともここはエドワードに任せてみるか…
「兄妹などと、この前までそなたはこの娘と結婚させろと騒いでいたではありませんか!」
ああ、確かにそうよね
また、私をキッとにらんで
「やっぱり、お前がエドワードを唆していたのね!
お前が私のエドと結婚したいと迫ったのね!」
そう言って掴みかかろうとしてきます。
さすがにさっきの平手打ちの時にルイス達が駆けつけてくれていたので、イザベラ様は直ぐに抑えられています。
「何をバカな事をいい加減にしてくれ!」
そう言って、エドワードが抑えられているイザベラ様の肩を押します。
「エドワード! この母になんて事を…」
「何が母だ! 母親らしい事など1度もした事がないくせに! ふざけるな!」
エドワードの本心を見た気がしました。
そうか、エドワードはマザコンなどではなく、母親を憎んでいたのかもしれない。
━━━━━━━
いつもありがとうございます
本日より「冤罪により婚約破棄された令嬢は復讐したい」
を投稿しております。
よろしくお願いします。
私は少し離れた所でルイス達に待ってもらう。
1人でエドワードの所まで歩いて行った。
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私は少しだけ距離を空けて隣に座った。
「お前に聞きたかったんだ。
この前、ここで会ったセシル嬢とはどう言った間柄なんだ?
なぜ、あの日王宮へ?」
「あの日はお姉様にセシル様が相談に来たのです。
お茶会で、失くしてしまったブレスレットの事について」
「え?あのブレスレットか?」
「ええ、落とし物として報告は上がっていませんでしたから、
まさかエドワードが持っているとは思いませんでしたし、誰かに持って行かれたのかと思ってたのです。」
「それで王宮へ…
最初に令嬢達に絡まれたと言うお茶会は姉上が主宰したのか?」
「ええ、そうですが…」
お兄様のお妃探しなんて言わない方がいいわよね。
と思って考えていたら、何やら殺気が…
「あなたたち、何をしているの?」
地の底から発したような低い声で質問した主は果たして、イザベラ様だった。
私は殺気を感じた時点でとっさに防御魔法を纏った。
「母上?」
エドワードはキョトンとした顔で何をそんなに睨まれているのか?と不思議に思っている様子だ。
「イザベラ様 ごきげんよう」
私は立って挨拶をする。
イザベラ様は私の前まで来て、いきなり平手打ちをしてきた。
パン!
ととてもいい音がしたが、私はさっき魔法を使ったから別段なんともない。
しかしエドワードのが慌てたようだ。
「母上! 何をするのです」
「何をですって! あなたたちがこんな所でこそこそと2人でいるからです!」
「兄妹が、ベンチに座って話をしているだけです
こそこそなどしていないし、そこに護衛もいるではないですか」
今日のエドワードは正論だわ。
イザベラ様の方はとんでもない、言い掛かりだし。
私も何か言った方がいいのか?
それともここはエドワードに任せてみるか…
「兄妹などと、この前までそなたはこの娘と結婚させろと騒いでいたではありませんか!」
ああ、確かにそうよね
また、私をキッとにらんで
「やっぱり、お前がエドワードを唆していたのね!
お前が私のエドと結婚したいと迫ったのね!」
そう言って掴みかかろうとしてきます。
さすがにさっきの平手打ちの時にルイス達が駆けつけてくれていたので、イザベラ様は直ぐに抑えられています。
「何をバカな事をいい加減にしてくれ!」
そう言って、エドワードが抑えられているイザベラ様の肩を押します。
「エドワード! この母になんて事を…」
「何が母だ! 母親らしい事など1度もした事がないくせに! ふざけるな!」
エドワードの本心を見た気がしました。
そうか、エドワードはマザコンなどではなく、母親を憎んでいたのかもしれない。
━━━━━━━
いつもありがとうございます
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を投稿しております。
よろしくお願いします。
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