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鼻血が止まりません!
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あの後、玖蕗栖君がやってきて仲本さんや周りにいた女の子たちに僕や峯岸君に近寄らないこと、ファンクラブの解散させることを約束させたと言っていた。
僕は玖蕗栖君に助けて貰ったことに対してのお礼と巻き込んでしまったことへの謝罪などをしたんだけど。
「良いの良いの!気にしないで」
と爽やかな笑みを向けられて、それ以上何も言えなくなりました。
もう玖蕗栖君の笑みの周りにはないはずの輝きが散りばめられているように見えたよ。
玖蕗栖君って本当に少女漫画に出てくるヒーローに居そうだよね。
困ったときには登場して助けてくれるし、笑った顔も素敵だし。
勿論、峯岸君も素敵だけど二人とも種類の違うイケメンだから比べられないかな。
「さて、そろそろ教室戻るか。じゃあな、二人とも」
颯爽と去っていく玖蕗栖君に手を振って、僕も峯岸君も教室に戻ることにしたんだけど、学校で並んで歩くのって変な感じだな。
「杉本」
「ん?」
突然峯岸君が足を止め、僕の方を見つめて来たので僕も足を止めたんだけど、照れ臭くて顔は見れなかった。
でも、その周辺は見ておかないと変に思われると思って首の辺りを見たよ。
あぁ、何て格好いい喉仏。
「何か問題が発生したら言って。俺が助けるから」
「え………」
予想をしていなかった言葉に動揺して思わず峯岸君の目を見て、僕の顔の温度は急上昇したよ。
え、峯岸君が僕を助けてくれるの。
僕、これ以上ドキドキしたり温度が上昇すると倒れそうなんだけど。
「今日みたいなことで杉本に傷ついて欲しくないし」
「うん、ありがとう」
あぁ、もう優しくてイケメンで、峯岸君も少女漫画のヒーローだよ。
もう僕の今の立ち位置が完全に少女漫画の主人公だよ。
イケメン二人に囲まれてどうしようって主人公が思い悩んでいる姿が想像つくなぁ。
僕の場合、一人のことで思い悩み始めたわけだけど。
「約束な?」
峯岸君の高校生とは思えない色気全開の微笑みにもう僕、鼻血がリアルに出ました。
もう駄目だ。
これはどうしようもない。
「おい、どうした?急に鼻おさえて」
「鼻血が出ちゃって………」
「大丈夫か?このティッシュ使え」
そう言って貰ったポケットティッシュを遠慮なく鼻に詰めたのは良いんだけど、爽やかな良い香りがする。
これは峯岸君の香りだ。
泊まりに行ったときによく香る匂いだ。
峯岸君、僕をどうしたいんだい。
「教室戻らないで保健室に行くか。それ止まったら戻ろう」
「いやいや、峯岸君まで授業に遅れるわけにはいかないよ。僕一人で保健室行けるから大丈夫だから?!」
「良いから行くぞ」
峯岸君に手首を捕まれて、そのまま保健室に連行され、鼻血が止まってから教室に戻ったときには二人して遅刻となりました。
僕は玖蕗栖君に助けて貰ったことに対してのお礼と巻き込んでしまったことへの謝罪などをしたんだけど。
「良いの良いの!気にしないで」
と爽やかな笑みを向けられて、それ以上何も言えなくなりました。
もう玖蕗栖君の笑みの周りにはないはずの輝きが散りばめられているように見えたよ。
玖蕗栖君って本当に少女漫画に出てくるヒーローに居そうだよね。
困ったときには登場して助けてくれるし、笑った顔も素敵だし。
勿論、峯岸君も素敵だけど二人とも種類の違うイケメンだから比べられないかな。
「さて、そろそろ教室戻るか。じゃあな、二人とも」
颯爽と去っていく玖蕗栖君に手を振って、僕も峯岸君も教室に戻ることにしたんだけど、学校で並んで歩くのって変な感じだな。
「杉本」
「ん?」
突然峯岸君が足を止め、僕の方を見つめて来たので僕も足を止めたんだけど、照れ臭くて顔は見れなかった。
でも、その周辺は見ておかないと変に思われると思って首の辺りを見たよ。
あぁ、何て格好いい喉仏。
「何か問題が発生したら言って。俺が助けるから」
「え………」
予想をしていなかった言葉に動揺して思わず峯岸君の目を見て、僕の顔の温度は急上昇したよ。
え、峯岸君が僕を助けてくれるの。
僕、これ以上ドキドキしたり温度が上昇すると倒れそうなんだけど。
「今日みたいなことで杉本に傷ついて欲しくないし」
「うん、ありがとう」
あぁ、もう優しくてイケメンで、峯岸君も少女漫画のヒーローだよ。
もう僕の今の立ち位置が完全に少女漫画の主人公だよ。
イケメン二人に囲まれてどうしようって主人公が思い悩んでいる姿が想像つくなぁ。
僕の場合、一人のことで思い悩み始めたわけだけど。
「約束な?」
峯岸君の高校生とは思えない色気全開の微笑みにもう僕、鼻血がリアルに出ました。
もう駄目だ。
これはどうしようもない。
「おい、どうした?急に鼻おさえて」
「鼻血が出ちゃって………」
「大丈夫か?このティッシュ使え」
そう言って貰ったポケットティッシュを遠慮なく鼻に詰めたのは良いんだけど、爽やかな良い香りがする。
これは峯岸君の香りだ。
泊まりに行ったときによく香る匂いだ。
峯岸君、僕をどうしたいんだい。
「教室戻らないで保健室に行くか。それ止まったら戻ろう」
「いやいや、峯岸君まで授業に遅れるわけにはいかないよ。僕一人で保健室行けるから大丈夫だから?!」
「良いから行くぞ」
峯岸君に手首を捕まれて、そのまま保健室に連行され、鼻血が止まってから教室に戻ったときには二人して遅刻となりました。
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