きっと、君は知らない

mahiro

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そんなことを先輩と話している間にフランさんがこちらに戻ってきて、俺の隣に腰かけた。


「あっちはどうだ?」


酷く疲れた表情でそう問いかけたフランさんと情報収集に出ていたケイトを出迎えたショウンさんの後ろ姿が見えた。


「こちらからだと暴走しているようには見えませんが」


俺からは仲良く寄り添って話しているようにか見えないが、フランさんにはどう見えるだろう。


「…………爆発はしないで済みそうだな」


「本当ですか?!」


「あぁ。二人とも落ち着いるようだし、アレシアもさっきよりだいぶ落ちついてる。これはキヨさんのお陰だな」


「流石キヨさん。このままいけば矢の場所特定できますかね」


「それもキヨさん次第だな」


全てはキヨさんにかかっていると。
あれ、確かキヨさんの能力的って真実を見定められる能力なんだっけ。
だとしたら、アレシアの隠してることとか全て見定めること出来るってことか。


「そっちはどうだったんだよ?話まとまったのか?」


先輩が俺の横から覗き込むようにアレシアに訊ねれば、フランさんは呆れながら答えてくれた。


「まとまるも何もない。お互いに平行線を辿るだけだから一回距離を置くことにしただけだ」

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