ブレスレットが運んできたもの

mahiro

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「ラリマー大きくなったな」


目線が下だったのに、今では上向きになり、首も上を向けるようになった。
子供のような身体も今では大人の男性のものになっているような。
もしかして、さっきクォーツから得た情報のお陰でラリマーのことを知ったからそれで成長したのかもしれない。
これはもしかすると、幻覚が使える時間が増えたのでは?


「そうですね、どうやらいつの間にか成長していたようです。まだまだルフス君たちに比べたら足りませんが、先程よりかは力が強まった気がします」


「凄いな、ラリマー。ルフスが見たら倒れそうだぞ」


「ルフス君のことなんて知りませんよ」


「凄い嫌われようだな!」


お腹を抱えて笑い出したクォーツは、しばらく笑った後に口角を上げてぼそっ呟いた。


「対なのに、どうして本当の意味での対にはなれないんだろうな」
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