営業部のイケメンエースは、さわやかなヘンタイでした。

入海月子

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スッキリした?③

 大晦日の夕方、私は木佐さんの部屋に行った。
 車で迎えに来てくれると言ってくれていたけど、それも申し訳ないので、電車で行った。

「いらっしゃい」
「お邪魔します」

 インターフォンを鳴らすと、木佐さんがにこやかにドアを開けてくれて、中に入るなり抱きしめられた。

「あ~、宇沙ちゃんのいい匂い」

 木佐さんが私の髪に顔をうずめて、クンクンする。本当に匂いを吸い込むように深呼吸までするから、カーッと顔に血が上る。

「ちょ、ちょっと木佐さん?」
「ベッドに連れてっていい?」
「ダメです! 除夜の鐘をつきに行くんでしょ?」

 慌てて逃げようとするけど逃げられず、耳穴を舐められて、お尻をいやらしく撫でられた。

「まだ時間があるから大丈夫だよ」

 木佐さんは艶っぽい声でささやき、耳をハムハムして、壁に私を押しつけた。
 ダウンのチャックを下ろして、手が身体を這っていくとともに、それを脱がしていく。
 ぱさりとダウンが下に落ちた。
 胸を円を描くように揉まれ、脚の間に木佐さんの脚が差し込まれる。
 膝で秘所を擦られると、スカートが捲れ上がった。

(大丈夫って……。会って真っ先に身体を求められるなんて……)

 切なく思いながらも、身体が熱くなってしっとり濡れてきたのを感じる。
 服の上から胸の突起を摘まれると、喘いでしまった。

「タートルネック、かわいいけど、邪魔だね」

 モカベージュのニットワンピースのタートル部分を引き下ろして首すじを舐めようとした木佐さんがつぶやいた。
 裾のスリットから手が入ってきて、脚を撫でながら上がってくる。
 スポンとワンピースが脱がされた。

「こんなところで……」
「そうだね。ベッドに行こう」

 玄関口で下着姿になってしまった私は抗議しようとしたら、腰に手を回されて、ベッドに誘導されてしまった。

「んっ、木佐さん、出かけるんでしょう?」

 うれしそうに首すじを舐めだした木佐さんを咎めると、彼はハハッと笑って、「あとで、ね」と言って、ブラのホックを外した。

「大掃除をしたら、宇沙ちゃんの匂いが消えちゃって、さみしかったんだ」

 愛撫の合間にそんなことをつぶやく。
 言ってることもやってることも変態ちっくなのに、『さみしかった』のひと言に胸が高まってしまう私はいったいどうしてしまったんだろうと思う。
 裸にされて、ねっとり舐められて、露をこぼす。
 それさえも舐められて、身体をくねらせた。
 彼が入ってきたとき、総毛立つような快感に、シーツをギュッと握った。
 その手を取り、指を絡めた木佐さんは、規則正しいリズムで動き始めた。

「ぁん、あん、ぁ……ん……」

 彼のものは相変わらず大きくて、私の中の形を作り変えていく。
 擦りつけられるところがぜんぶ気持ちよくて、嬌声が止められない。

「蕩けた顔した宇沙ちゃん、か~わいい」

 ククッと木佐さんが笑う。
 その楽しげなツリ目を見上げて、彼が本当はなにを考えてるのか知りたいと思った。
 でも、そんな考えも舌の愛撫と奥を穿たれる動きに溶けていった。


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