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二・愛莉と愛華!
愛莉がしゃべった(1)
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ノックしたのは当然愛莉だった。でも彼女はしゃべらないので筆談用のボードだけをドアの隙間から差し入れた。それを持つ手の袖は真っ青なドレスだった。
”入っていい?”
「いいよ!」
すると愛梨は真っ青なドレス、そう魔法少女が着ているバトル用ドレス姿だった。そういった格好はコスプレ会場の着ぐるみがよくしているものであったが、自分の部屋で見るとは思ってもいなかった。
”これを首に巻いて”
それは魔法少女が着用している首輪だった。その首輪は内臓が男の場合、喉ぼとけの膨らみを誤魔化すのにちょうどいいモノであった。
「これでいいのか?」
その時、俺は異変に気付いた。声がアニメ声、しかも女になっていたから。
「なにしやがったんだ?」
すると愛梨はクスクス笑っている仕草をしながらこう書いた。
”ボイスチェンジャーよ! わたしが開発してもらったのよ”
いつのまにそんなものが発明されたというんか、聞いてないと思いながらこういった。
「かぶっていいよな愛華を!」
”はやくしてね♡”
愛莉はそういってドキマキしているようなしぐさをしながら差し出した。
そういわれたので俺は着ぐるみのマスクを被り始めた。
”入っていい?”
「いいよ!」
すると愛梨は真っ青なドレス、そう魔法少女が着ているバトル用ドレス姿だった。そういった格好はコスプレ会場の着ぐるみがよくしているものであったが、自分の部屋で見るとは思ってもいなかった。
”これを首に巻いて”
それは魔法少女が着用している首輪だった。その首輪は内臓が男の場合、喉ぼとけの膨らみを誤魔化すのにちょうどいいモノであった。
「これでいいのか?」
その時、俺は異変に気付いた。声がアニメ声、しかも女になっていたから。
「なにしやがったんだ?」
すると愛梨はクスクス笑っている仕草をしながらこう書いた。
”ボイスチェンジャーよ! わたしが開発してもらったのよ”
いつのまにそんなものが発明されたというんか、聞いてないと思いながらこういった。
「かぶっていいよな愛華を!」
”はやくしてね♡”
愛莉はそういってドキマキしているようなしぐさをしながら差し出した。
そういわれたので俺は着ぐるみのマスクを被り始めた。
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