徒然なるままに ”ゼンタイ・着(機)ぐるみのスゝメ?”

ジャン・幸田

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(2)間違っているかもしれない美少女着ぐるみのなり方

着ぐるみの皮膚・肌タイ!

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 人形らしいものになるといったら、やはりお肌も人形のようにならないといけない。そのために着るのが肌タイである。

 余談になるが、以前は肌色なんて言い方をしていたけど、人種が違えば肌の色も違う、ということで絵具の色の名がペール・ピンクと呼ぶようになっているが、ここでいう肌タイはお肌の事ということにする、

 肌タイはお肌の全身タイツの略で、人肌をしたお人形さんの体表になるアイテムである。全身タイツと同じであるが一点違う事がある。モジモジ君と同じように顔の部分が開いているのだ。まあ、マスクを被ったら視界が狭くなるし呼吸もしずらくなるので、穴ぐらいないといけないわけだ。

 肌タイの色であるが、マスクの色に合わせないといけない。白っぽいお姫様と日焼けした元気な少女では色は違うのは当然である。そのため、いくつものパターンが用意されていることも有る。

 また値段はピンキリで、安い量産品から細かく採寸したフルオーダーのものまで様々な値段がある。また胸の膨らみがある物もあるほか、足の指まで付いているタイプもある。

 こうして肌タイをきるのであるが、やはりキャラクターのイメージを壊してはいけないので、内臓となるのが女であっても着る場合が多い。もっとも着ぐるみマスクをして本当に厨房の作業なんかするには、指先までゼンタイに覆われていたら難しい事である。

 全身を肌タイに覆われたら、それで人形のような身体に変装完了である。あとは着ぐるみマスクを被る前はやはりコスプレ衣装を着なければならない。

 女性ものの下着から始まって上着に・・・といった場合もあるが、水着だったりなんだったりすることもある。とにかく肌タイは着ぐるみ美少女のお肌だから裸のままでいるわけにはいかない。というわけで用意しているコスプレ衣装を着た跡は、いよいよ着ぐるみマスクである。
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