青銅の魔女にされた少女

オイルでマッサージ！

　甲冑を着せられるそう言われて、動揺しない娘などいるはずはない！ 最近流行った歌の歌詞で、セーラー服を脱がさないでっていうのがあったけど、脱がされるの嫌だけど得体の知れないものを着せられるのも絶対やだと思った。

　それにしても、この連中は一体何を考えているんだ、変態！　だとしか言いようがないと思った。しかし体は動かないし、抵抗することも、逃げることもできない状態だった。どうすればいいのだろうか？　 このまま甲冑を着せられるのを我慢するしかないのだろうか？　何か抵抗はしたかったが、動くのは目の眼球の動きだけであったのが悲しかった。それに唇は動く言葉をすることができなかった。

　そうしうちに、枕元に甲冑らしきものが運ば入ってきてくるではないか！ そうにしても変なことに気づいた。どうも裸の上に直接それを着せられるようだった。それってなんか嫌だった。

　その前に、連中ははるみの身体に何やらオイルのようなものを塗り始めた。そのオイルはなんか気持ちがウットリさせる効果があるようで、まるでネコがマタタビでも嗅いだような状態になった。はるみの全身はオイルで磨かれていった。それまでマッサージなんか受けたことなかったが、 まるでこれが極楽に逝ったという気がした。ちなみにはるみは処女だった、なんだって令嬢の箱入り娘だったから。

　「はあーん、なによ、これって！　ってえええ！」

　その時、連中の手がはるみの秘部の中に侵入してきたのだ！　それって犯されている！

　「お嬢さん、我慢しなくてもいいのよ！　いま気持ちいいんでしょ！　そうやって女になっていくのよ、みんなはね。でもね、この青銅の甲冑はね甲冑の中に嫁入りするのだから、こうやって女になるのよ！」

　メリッサの声は地下室のなかで響いていた。その声はどうこか淫靡な響きがあった。そしてピエロによるはるみのオイルマッサージは続いていった。その作業ははるみを青銅の魔女へと生まれ変わらせるための淫らな儀式であった。男など知るはずない処女はこうして捧げものへと加工された・・・