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(外伝一)アルテミスの美少女着ぐるみ隊
更衣室へ
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志桜里はいくら同性であっても他の女と一緒に着替えるのは嫌だった。だから高校のバスケットボール部で一番早く更衣室で着替えていたのも、一緒に他の部員とならないためだった。なぜなら同級生よりも身長が高い反面、筋肉質であることから女性らしい体つきでないというコンプレックスを持っていた。
しかも、今は体中に醜い傷跡が残っていた。特に胸の谷間にある酷い傷跡を見た弘樹の表情がトラウマになっていた。その弘樹の表情の意味は悲しいといったものであったようだが、聞くことは恐ろしくて出来なかった。もし何も知らない人が見たらこう思うだろう。なんだその傷跡は? と・・・
だから、本当は一人で着替えたかったけど、全身タイツというものを着たことがないので、教えてもらうためにはどうしても一緒にしなければならなかった。だが、それは志桜里の触れられたくないものを晒すかもしれなかった。
更衣室、実際には資材置き場の一角を仕切ったところに四人は入った。育枝が持ってきた大きな籠のなかに着ているモノを全て置くようにというようだった。そこで育枝は慌てだした。そうだ貴重品を先に出して! といって預けるように促した。その動作に思わず志桜里も愛梨も和やかな表情をしたが、シオンは無表情だった。
そのシオンであるが、なぜか詩音の衣装を脱いで肌タイ状態になっていた。その姿はなんら衣装を纏わせてもらっていないマネキンのようだった。しかも卑猥な! その下腹部は自分たちも持っているものとはいえ、いわゆるセックスアピールに有効な茂みがみえていたから。しかもファスナーがあるのが分かった。
「そのファスナーってやっぱりその?」
愛梨は少しにやけた表情をしていた。どうも彼女はエッチなことでも思っていたようだ。あまりはっきりいわないが、どうも最近ロストバージンしたからそう思ったようだ。
「決まっているじゃないの、トイレに行くためよ! スキーウェアだってそうでしょ! もしこれがなかったら、大変な事になるのよ! 狭い個室で肌タイぬぐの大変だからね! やってみたら分かる事だけど!」
シオンはさっきまでの無表情とうってかわって感情的になぜかなっていた。しかし彼女は顔面以外肌タイに覆われているので、なんとなく滑稽な感じがしたので志桜里は思いきり吹いてしまった。
「なに、吹いているのよあなた! あなたもあたいと同じ姿になるのよ、さっさと脱ぎなさいよ! さあ!」
そういってシオンは志桜里の服に手をかけた。それで志桜里は着ていたブラウスを脱ぎ始めた。それは志桜里の隠したい秘密をさらさないといけないということを意味していた。
しかも、今は体中に醜い傷跡が残っていた。特に胸の谷間にある酷い傷跡を見た弘樹の表情がトラウマになっていた。その弘樹の表情の意味は悲しいといったものであったようだが、聞くことは恐ろしくて出来なかった。もし何も知らない人が見たらこう思うだろう。なんだその傷跡は? と・・・
だから、本当は一人で着替えたかったけど、全身タイツというものを着たことがないので、教えてもらうためにはどうしても一緒にしなければならなかった。だが、それは志桜里の触れられたくないものを晒すかもしれなかった。
更衣室、実際には資材置き場の一角を仕切ったところに四人は入った。育枝が持ってきた大きな籠のなかに着ているモノを全て置くようにというようだった。そこで育枝は慌てだした。そうだ貴重品を先に出して! といって預けるように促した。その動作に思わず志桜里も愛梨も和やかな表情をしたが、シオンは無表情だった。
そのシオンであるが、なぜか詩音の衣装を脱いで肌タイ状態になっていた。その姿はなんら衣装を纏わせてもらっていないマネキンのようだった。しかも卑猥な! その下腹部は自分たちも持っているものとはいえ、いわゆるセックスアピールに有効な茂みがみえていたから。しかもファスナーがあるのが分かった。
「そのファスナーってやっぱりその?」
愛梨は少しにやけた表情をしていた。どうも彼女はエッチなことでも思っていたようだ。あまりはっきりいわないが、どうも最近ロストバージンしたからそう思ったようだ。
「決まっているじゃないの、トイレに行くためよ! スキーウェアだってそうでしょ! もしこれがなかったら、大変な事になるのよ! 狭い個室で肌タイぬぐの大変だからね! やってみたら分かる事だけど!」
シオンはさっきまでの無表情とうってかわって感情的になぜかなっていた。しかし彼女は顔面以外肌タイに覆われているので、なんとなく滑稽な感じがしたので志桜里は思いきり吹いてしまった。
「なに、吹いているのよあなた! あなたもあたいと同じ姿になるのよ、さっさと脱ぎなさいよ! さあ!」
そういってシオンは志桜里の服に手をかけた。それで志桜里は着ていたブラウスを脱ぎ始めた。それは志桜里の隠したい秘密をさらさないといけないということを意味していた。
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