7 / 30
メグミ誕生
目覚めると
しおりを挟む
栗林めぐみはそのあと分厚い契約書を読まされたが、あんまりにも難しい法律用語や技術用語などが何百ページもあって訳が分からなかった。ただ、わかったのは試用期間三ヶ月衣食住に関するものすべて無料で給料は大学生の平均初任給と同じものと、契約金も一か月分支払いというものだった。めぐみは勘当というか家で同然で東京に出てきてしまったので、住むところが何とかなると安心してしまった。それで契約書に署名捺印したところで意識をなぜか失ってしまった。
次にメグミが意識を取り戻したときは全身に強い拘束力を感じていた。目を開けようとしても目が明かないし、口の中に何かが詰め込まれている感覚があった。それに呼吸をしているような感じがしなかった。もしかして、これはあの世なのと思ったが、体の感覚はあるようだった。それに下腹部などにも何か入れられている気がした。それで触ろうとしても手も足も動かなかった。
”起動せよ!”
その言葉によって視界が広がったが、目の前に様々なパラメーターらしい数字や文字列がロールされおかしいと思った。目の前にはさっきいた纐纈佳織がいたが、白衣姿だった。メグミは今どうなっているのかを聞こうと思ったけど言葉にならなかった。
”・・・・・”
「ちょっとまっててね、あなたの人工ヴォイスシステムの構築が遅れているからしゃべれないわよ。でも。今のあなたの姿を見せてあげるわ」
そういうと目の前に小さな画面が映し出された。そこにはピンクを基調とした女性型ロボットが映っていた。それは「めかぎゃるず」のエリカによく似ていた。
”??????”
「それはね、あなたなのよ。あなたの身体を素体にしてアイドルロボット”メグミ”を製造したのよ。これであなたもデビューできるわよ」
”!!!!!!!”
メグミは意識がない間にロボットに改造された事に気付いた。そのとき”人工ヴォイスシステム、アップロード完了”と聞こえたので、思ったことをいった。
「勝手にロボットに改造したのですか? いつそんなことを決めたんですか?」
メグミは自分の声に違和感を感じた。その声は自分の声ではなかったから。
「契約書に書いていたわよ。あなたはろぼぎゃるすのメンバーになるための衣装を纏うことに同意したと。まあ、細かい事を説明して逃げられても困るから急いで製造してもらったわよ。あなたがハイペリオン・ホールに来る頃にはもう完成していたんだからね」
佳織は涼しそうな顔でいった。そんなの当然というような顔で。
「それよりも、わたしって一生このままですか?」
メグミは泣きそうだった。アイドルや女優に憧れていたけど、ロボットになりたいなんて夢はなかったのにと。
「まさか! 書いてあったと思うけど試用期間があるでしょ! とりあえず、そこまでよ。後は考えて決めるね。そうそう、一応人間に戻れるわよ。反抗しなければね」
次にメグミが意識を取り戻したときは全身に強い拘束力を感じていた。目を開けようとしても目が明かないし、口の中に何かが詰め込まれている感覚があった。それに呼吸をしているような感じがしなかった。もしかして、これはあの世なのと思ったが、体の感覚はあるようだった。それに下腹部などにも何か入れられている気がした。それで触ろうとしても手も足も動かなかった。
”起動せよ!”
その言葉によって視界が広がったが、目の前に様々なパラメーターらしい数字や文字列がロールされおかしいと思った。目の前にはさっきいた纐纈佳織がいたが、白衣姿だった。メグミは今どうなっているのかを聞こうと思ったけど言葉にならなかった。
”・・・・・”
「ちょっとまっててね、あなたの人工ヴォイスシステムの構築が遅れているからしゃべれないわよ。でも。今のあなたの姿を見せてあげるわ」
そういうと目の前に小さな画面が映し出された。そこにはピンクを基調とした女性型ロボットが映っていた。それは「めかぎゃるず」のエリカによく似ていた。
”??????”
「それはね、あなたなのよ。あなたの身体を素体にしてアイドルロボット”メグミ”を製造したのよ。これであなたもデビューできるわよ」
”!!!!!!!”
メグミは意識がない間にロボットに改造された事に気付いた。そのとき”人工ヴォイスシステム、アップロード完了”と聞こえたので、思ったことをいった。
「勝手にロボットに改造したのですか? いつそんなことを決めたんですか?」
メグミは自分の声に違和感を感じた。その声は自分の声ではなかったから。
「契約書に書いていたわよ。あなたはろぼぎゃるすのメンバーになるための衣装を纏うことに同意したと。まあ、細かい事を説明して逃げられても困るから急いで製造してもらったわよ。あなたがハイペリオン・ホールに来る頃にはもう完成していたんだからね」
佳織は涼しそうな顔でいった。そんなの当然というような顔で。
「それよりも、わたしって一生このままですか?」
メグミは泣きそうだった。アイドルや女優に憧れていたけど、ロボットになりたいなんて夢はなかったのにと。
「まさか! 書いてあったと思うけど試用期間があるでしょ! とりあえず、そこまでよ。後は考えて決めるね。そうそう、一応人間に戻れるわよ。反抗しなければね」
0
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる