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第二章・エリザベートと甲冑蟲
21.シャミーの館
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シャーミーはブルガルス公爵国の第三王女とのことだったが、細かい事であるがエリザベートは公爵国なら「公女」ではないかと思った。だから、どんな国なんかと思っていた。
シャーミーの館は砂丘が途絶えた先の緩やかな平原にあった。砂丘と平原の間には広大な砂防林が横たわっており、平原には耕地や放牧地が広がり小さな集落が点在している田園風景の中にあった。そのなかの小さな丘の上に館はあった。
館は石造りで中央の尖塔が目立つ以外は城壁のような壁があって、その中に多くの窓があったので建物のようだった。そして城の周りには比較的大きな集落があった。その光景は昔ドイツの祖父の家に行ったときに連れて行ってもらった、ドイツの古城を思わせる光景だった。
エリザベートの髪留めが風圧で壊れたので、鳥馬のうえで金髪の髪をたなびかせていた。するとなぜか沿道を歩く人々の視線を集めるようになった。その全ての人々が不思議そうな顔をしていたのが気になった。
館の入り口まで来た時、三人の騎士はそれぞれ通行証である銅で出来た大きな盾を見せたが、シャミーの後ろにいるエリザベートの顔を見るなり門番は膝まついてしまった。
「王女殿下、いつの間にお出になられていたのですか?」
エリザベートは一体何の事なんか頭の中は疑問符でいっぱいになっていた。
シャーミーの館は砂丘が途絶えた先の緩やかな平原にあった。砂丘と平原の間には広大な砂防林が横たわっており、平原には耕地や放牧地が広がり小さな集落が点在している田園風景の中にあった。そのなかの小さな丘の上に館はあった。
館は石造りで中央の尖塔が目立つ以外は城壁のような壁があって、その中に多くの窓があったので建物のようだった。そして城の周りには比較的大きな集落があった。その光景は昔ドイツの祖父の家に行ったときに連れて行ってもらった、ドイツの古城を思わせる光景だった。
エリザベートの髪留めが風圧で壊れたので、鳥馬のうえで金髪の髪をたなびかせていた。するとなぜか沿道を歩く人々の視線を集めるようになった。その全ての人々が不思議そうな顔をしていたのが気になった。
館の入り口まで来た時、三人の騎士はそれぞれ通行証である銅で出来た大きな盾を見せたが、シャミーの後ろにいるエリザベートの顔を見るなり門番は膝まついてしまった。
「王女殿下、いつの間にお出になられていたのですか?」
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