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第二章・エリザベートと甲冑蟲
35.甲冑蟲ダンジョン!(5)
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一行は迷宮のさらに奥へと向かった。ここは正に甲冑蟲のダンジョンだとエリザベートは思った。大小さまざまな色彩の甲冑蟲が至る所にへばりついたり転がっていた。その多くは動かないか問題にならないほどのサイズだった。しかし中には人間の身長よりも大きなものもあったが、それらは骸のように動かなかった。
「シャーミさん。私に合う甲冑蟲ってどうやって見つけるのですか?」
「それは・・・こういう経験ないかしら? 初めて会ったはずなのにとても懐かしい人にあったように感じた事って? それと同じようになんか波長が合うと感じるのに出会えるはずよ」
あまりにも抽象的な回答にエリザベートは困っていた。見たところ甲冑として恰好良いと思ってもそれらは動かない化石のようだった。そのような甲冑蟲は石像のように立ちすくんでいたから。
「この甲冑蟲が良いと思うの? これはよしなさいよ。もう数百年前に活動を停止しているから。そうそう、甲冑蟲は騎士なんかの戦士との契約が終了するととてつもなく永い眠りにつくんだよ。まあ私がいまお世話になっているサムリナは、八百年の眠りから覚めたそうだけど・・・」
そういったところでシャーミは何かに気付いたようだ。
「そうだ! エリザベート。その古に活動停止した甲冑蟲の群れの中を歩きなさいよ!」
ミーシャが指示したのは、床一面に甲冑蟲が集まったところだった。そこはまるで数多くの仏像でも並べられているようなところだった。
「シャーミさん。私に合う甲冑蟲ってどうやって見つけるのですか?」
「それは・・・こういう経験ないかしら? 初めて会ったはずなのにとても懐かしい人にあったように感じた事って? それと同じようになんか波長が合うと感じるのに出会えるはずよ」
あまりにも抽象的な回答にエリザベートは困っていた。見たところ甲冑として恰好良いと思ってもそれらは動かない化石のようだった。そのような甲冑蟲は石像のように立ちすくんでいたから。
「この甲冑蟲が良いと思うの? これはよしなさいよ。もう数百年前に活動を停止しているから。そうそう、甲冑蟲は騎士なんかの戦士との契約が終了するととてつもなく永い眠りにつくんだよ。まあ私がいまお世話になっているサムリナは、八百年の眠りから覚めたそうだけど・・・」
そういったところでシャーミは何かに気付いたようだ。
「そうだ! エリザベート。その古に活動停止した甲冑蟲の群れの中を歩きなさいよ!」
ミーシャが指示したのは、床一面に甲冑蟲が集まったところだった。そこはまるで数多くの仏像でも並べられているようなところだった。
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