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第二章・エリザベートと甲冑蟲
34.甲冑蟲ダンジョン!(4)
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「よく見ていてねエリザベート。これが甲冑蟲との合体だから!」
サムリナから伸びた触手のようなものが白いシャーミの細い手足に絡んでいくとともに、手足は太く長くなっていった。それと同時にシャーミの華奢な腰や胸にを覆い、さらにはエリザベートとうり二つの顔は触手のなかへと埋もれて行った。そして表面に外骨格が形成され甲冑騎士の姿になった。そのプロセスはほんの数分だった。
そのプロセスにエリザベートはドキドキしていた。わたし触手にあんなことをされて大丈夫なんかと。それにしても甲冑とシャーミの間はあんなグロテスクな生命体になっていたとは・・・
「大丈夫ですかシャーミさん。気持ち悪くないですか?」
「気持ち悪い? そんなことはないよ。触手が私の身体の中に入ってくるときの心地よさ、あなたに上手く伝えられないわ。はやくあなたに合う甲冑蟲を探さなくちゃ」
そういって三人は先を急いだが、甲冑に覆われた二人とは違いエリザベートは汗ダクダクだった。それで途中で天井から流れ落ちる水を口にしたけど、暑すぎて飲めなかった。だからグタグタになってしまった。するとシャーミは目的地に着いたとばかり立ち止まってこう言った。
「ここらへんにいる甲冑蟲は皇帝だとかを守る騎士に仕えていた甲冑蟲だから・・・選ばれるように頑張りなさいよ!」
シャーミの言葉にエリザベートは、意味はなんなのよと考えていた。
サムリナから伸びた触手のようなものが白いシャーミの細い手足に絡んでいくとともに、手足は太く長くなっていった。それと同時にシャーミの華奢な腰や胸にを覆い、さらにはエリザベートとうり二つの顔は触手のなかへと埋もれて行った。そして表面に外骨格が形成され甲冑騎士の姿になった。そのプロセスはほんの数分だった。
そのプロセスにエリザベートはドキドキしていた。わたし触手にあんなことをされて大丈夫なんかと。それにしても甲冑とシャーミの間はあんなグロテスクな生命体になっていたとは・・・
「大丈夫ですかシャーミさん。気持ち悪くないですか?」
「気持ち悪い? そんなことはないよ。触手が私の身体の中に入ってくるときの心地よさ、あなたに上手く伝えられないわ。はやくあなたに合う甲冑蟲を探さなくちゃ」
そういって三人は先を急いだが、甲冑に覆われた二人とは違いエリザベートは汗ダクダクだった。それで途中で天井から流れ落ちる水を口にしたけど、暑すぎて飲めなかった。だからグタグタになってしまった。するとシャーミは目的地に着いたとばかり立ち止まってこう言った。
「ここらへんにいる甲冑蟲は皇帝だとかを守る騎士に仕えていた甲冑蟲だから・・・選ばれるように頑張りなさいよ!」
シャーミの言葉にエリザベートは、意味はなんなのよと考えていた。
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