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第二章・エリザベートと甲冑蟲
40.エリザベートを選んだ甲冑蟲(5)
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納骨堂に逃げ込んだシャーミはサムリナと何かを語り合っていた様子だった。それを傍から見ていたエリザベートはなんなのよといった表情でみているしかなかった。
「あのうシャーミ様。いま何を思っておられたのですか?」
「思っていたのではありません。いま私が纏っている甲冑蟲のサムリナとアテルナの事を相談していたのです。彼女の話ではアテルナの心は閉ざされていたはずだというのです。その原因はアテルナが魔女に堕落して世界を破滅へと導こうとしたのを後悔したためだというのです。
そのあたりはもう遥か昔なので私も伝承でしか知らないのですが・・・」
その時、アテルナが近づいてきた。どうも彼女は早くエリザベートを受け入れたいということらしかった。しかし、それを認める事に躊躇していたのは他ならぬエリザベートだった。取りあえずエリザベートが受け入れをためらっている間は、アテルナは手出しできなくなっていた。その状態でしばらくいると・・・エリザベートはこう訴えた。
「シャーミ様、わたしこの格好のままでは寒いですわ! 何か着るものを下さい!」
納骨堂の中は迷宮とは違いひんやりとしていたので、ビキニのようなモノを纏ったエリザベートは身体が冷えてきたのだ。そういったところシャーミが抱きしめてきた。
「な、なにをされるのですか?」
「ごめんなさいね。あなたに着るものがないのでこうするしかないわね。取りあえずこれで我慢してね」
シャーミの体温を感じたエリザベートは甲冑蟲もまた別個の生命体なんだと認識した。その温もりはサムリナのそれであったから。
「あのうシャーミ様。いま何を思っておられたのですか?」
「思っていたのではありません。いま私が纏っている甲冑蟲のサムリナとアテルナの事を相談していたのです。彼女の話ではアテルナの心は閉ざされていたはずだというのです。その原因はアテルナが魔女に堕落して世界を破滅へと導こうとしたのを後悔したためだというのです。
そのあたりはもう遥か昔なので私も伝承でしか知らないのですが・・・」
その時、アテルナが近づいてきた。どうも彼女は早くエリザベートを受け入れたいということらしかった。しかし、それを認める事に躊躇していたのは他ならぬエリザベートだった。取りあえずエリザベートが受け入れをためらっている間は、アテルナは手出しできなくなっていた。その状態でしばらくいると・・・エリザベートはこう訴えた。
「シャーミ様、わたしこの格好のままでは寒いですわ! 何か着るものを下さい!」
納骨堂の中は迷宮とは違いひんやりとしていたので、ビキニのようなモノを纏ったエリザベートは身体が冷えてきたのだ。そういったところシャーミが抱きしめてきた。
「な、なにをされるのですか?」
「ごめんなさいね。あなたに着るものがないのでこうするしかないわね。取りあえずこれで我慢してね」
シャーミの体温を感じたエリザベートは甲冑蟲もまた別個の生命体なんだと認識した。その温もりはサムリナのそれであったから。
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