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第二章:ひとりといっぴきから二人の旅立ち
043・タクヤの決意
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「それではアサミのことをお願いします。伊理さん」俺はアサミを新入りの女性ホームレスに預けて出かけた。途中の公園で髭を剃って、綺麗な下着と上着に着替えた。また、ホームレスになる前に時々使っていたネットカフェでインターネットで亜佐美のことを調べてみる事にした。
「えーと、永川亜佐美と・・・あれ、何も出てこないなあ。しかたがない、親父さんの名前で検索するか」 亜佐美の父は名門大学の教授だったのでプロフィールがすぐ出てきた。
「永川広之進、帝都大学法科大学院教授(刑事訴訟法)。1958年東京都生まれ・・・家族は妻と娘二人いたが、妻は20××年病死、長女を20××年に起きた世界同時多発航空機爆破事件(オーシャニアン航空機日本海上空爆破事件)で失う・・・」
この一文を読んだ時に、亜佐美は12年前にすでに亡くなっていたことを知ってしまった! おもわず俺は人目を気にせず泣き出してしまった。それにしても、あの夢の中に出てきた亜佐美は一体なんだったんだろうか?
俺はネットカフェから出ると、思わず近くの公園のベンチに座り込んでしまった。たしかあの時は件のテロ組織は航空機爆破のテロほかに、大規模なテロや内戦を日本も含め世界各国で起こしたので、犠牲者が多すぎて俺は気が付かなかったのかもしれない。彼女にはもうこの世で会うのは叶わないという事を思い知らされた・・・
でも、夢の中で亜佐美が言った事が気になった。これからはずっと一緒だと! それは何を意味するのだろうか? 普通に考えたらあの世から呼んでいるということかもしれないが、亜佐美は前世でも来世でも結ばれるけど、今の俺の人生でも結ばれるといっていたよな。って、ことは再会できるはずだと、近いうちに! でもそんな事が起きるのだろうか?
俺はとりあえず市役所に行く事にした。実はホームレス仲間の青シャツが、市役所もホームレス対策に費用と手間をかけるのを惜しんでいるので、もし、この町を出るのであれば、どこか大きい町まで行く電車代を出してやるという話をしていたのだ。だから、俺は亜佐美の墓に行ってみることにした。
あの後図書館で新聞の縮刷版などを確認したけど、一緒にいた友人の遺体は見つかったけど亜佐美の遺体は発見できなかったと書かれていたので、彼女の墓に彼女の骨はないのはわかっていたけど、行かないといけないと思ったからだ。それで本当の意図を隠して市役所に金を貰いに行った。
「すいません、俺いまホームレスですが故郷に帰りたいので旅費を貸していただけないでしょうか?」そういったとたん、市役所の窓口の係りはどこかに内線電話をかけた。すると奥の部屋に行くようにといわれた。
「迫崎さんの実家は神奈川県なのですね? ちょっと遠いのでとりあえず大阪まで行ける旅費を差し上げましょう」そういって渡された封筒には5000円札一枚だけ入っていた。
「このお金の返済はいつかはしてください。それと、これは他のホームレスの人に言わないでください。それと三日以内にこの町から出て行ってください。そして二度とホームレスとして戻ってこないようにしてください」
青シャツがいったように市役所からお金を貰った俺はこの町を出る準備をすることにした。アサミと一緒に!
「えーと、永川亜佐美と・・・あれ、何も出てこないなあ。しかたがない、親父さんの名前で検索するか」 亜佐美の父は名門大学の教授だったのでプロフィールがすぐ出てきた。
「永川広之進、帝都大学法科大学院教授(刑事訴訟法)。1958年東京都生まれ・・・家族は妻と娘二人いたが、妻は20××年病死、長女を20××年に起きた世界同時多発航空機爆破事件(オーシャニアン航空機日本海上空爆破事件)で失う・・・」
この一文を読んだ時に、亜佐美は12年前にすでに亡くなっていたことを知ってしまった! おもわず俺は人目を気にせず泣き出してしまった。それにしても、あの夢の中に出てきた亜佐美は一体なんだったんだろうか?
俺はネットカフェから出ると、思わず近くの公園のベンチに座り込んでしまった。たしかあの時は件のテロ組織は航空機爆破のテロほかに、大規模なテロや内戦を日本も含め世界各国で起こしたので、犠牲者が多すぎて俺は気が付かなかったのかもしれない。彼女にはもうこの世で会うのは叶わないという事を思い知らされた・・・
でも、夢の中で亜佐美が言った事が気になった。これからはずっと一緒だと! それは何を意味するのだろうか? 普通に考えたらあの世から呼んでいるということかもしれないが、亜佐美は前世でも来世でも結ばれるけど、今の俺の人生でも結ばれるといっていたよな。って、ことは再会できるはずだと、近いうちに! でもそんな事が起きるのだろうか?
俺はとりあえず市役所に行く事にした。実はホームレス仲間の青シャツが、市役所もホームレス対策に費用と手間をかけるのを惜しんでいるので、もし、この町を出るのであれば、どこか大きい町まで行く電車代を出してやるという話をしていたのだ。だから、俺は亜佐美の墓に行ってみることにした。
あの後図書館で新聞の縮刷版などを確認したけど、一緒にいた友人の遺体は見つかったけど亜佐美の遺体は発見できなかったと書かれていたので、彼女の墓に彼女の骨はないのはわかっていたけど、行かないといけないと思ったからだ。それで本当の意図を隠して市役所に金を貰いに行った。
「すいません、俺いまホームレスですが故郷に帰りたいので旅費を貸していただけないでしょうか?」そういったとたん、市役所の窓口の係りはどこかに内線電話をかけた。すると奥の部屋に行くようにといわれた。
「迫崎さんの実家は神奈川県なのですね? ちょっと遠いのでとりあえず大阪まで行ける旅費を差し上げましょう」そういって渡された封筒には5000円札一枚だけ入っていた。
「このお金の返済はいつかはしてください。それと、これは他のホームレスの人に言わないでください。それと三日以内にこの町から出て行ってください。そして二度とホームレスとして戻ってこないようにしてください」
青シャツがいったように市役所からお金を貰った俺はこの町を出る準備をすることにした。アサミと一緒に!
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