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第肆章:魔導士見習いとしてやることは?
100.キュリットロス発動
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「やっぱ、わたしも魔道士になるんでしょ、どうにか協力したいわ! でも、何か方法があるはずよ!」
その時、慌てていたので忘れていたけど、アサミにはキュリットロスの胴衣という切り札があったんだ! それで、アサミはキュリットロスを心の中で呼び出した。
「キュリットロスさん、わたしを胴衣姿にして! でも、あれって裸になってからじゃないと着れないんじゃないの? そんなこと今のこの状況で出来るわけないよねえ」
アサミは気が付いた、だしかシフォンヌに胴衣姿になるために一度身につけているものを全て脱がないといけないということを言われていた事を! でも、こんな状況で服を脱ぐなんて出来ないし、しかも男達の前で・・・ストリッパーかなにかではないのに。
「アサミ、服を脱がなくても私を装着できるわ! でも、そうなると・・・今着ている服はボロボロになるわよ。でも、いまの状況ならしかたないわ、あなたも憑依蛾の餌食になる前に!」
そういってキュリットロスはアサミの意思に関係なく、発動した。
キュリットロスの胴衣はアサミの尻尾のリボンの中に封じ込められていた。そのリボンは一種の亜空間へのゲートになっていて・・・まあ、細かい仕組みは明らかになっていないので判らないけど・・・まあ。アサミの身体を覆う胴衣へと変化する事が出来るわけである。
その瞬間、アサミは自分がどんな姿になるのか判らなかった。シフォンヌの話によれば、キュリットロスの胴衣はわりと気まぐれで、自分の意思とは関係なく変身するということだった。だから肌の露出が多かったり逆に金属製の人形みたいな姿になったりするとのことだった。
この時、アサミは変身と聞いて、それって魔法少女なんとかみたいになるという事かと思っていた。まだ大学生だった頃、従姉妹のお姉さんが小さい娘を連れて永川家に遊びに来たとき、見せられた幼児向けのアニメに出てきたキャラクターだ。
そのキャラクターはフリフリしたドレス姿になるものであったが、どう考えても格闘戦に不向きの衣装だったことを思い出した。まあ、それがタクヤが今着ているような剣道の防具もどきのものだったら、女の子が憧れるはずもなかったけど。
だから、次の瞬間アサミが目の前のダガーにどう立ちはだかるかが気になって仕方なかったが、眩い光に包まれてから、それが消えたときアサミは驚いてしまった。まさかのビキニアーマーだったからだ! そんな格好で凶暴化したダガーに対抗できるの?
その時、慌てていたので忘れていたけど、アサミにはキュリットロスの胴衣という切り札があったんだ! それで、アサミはキュリットロスを心の中で呼び出した。
「キュリットロスさん、わたしを胴衣姿にして! でも、あれって裸になってからじゃないと着れないんじゃないの? そんなこと今のこの状況で出来るわけないよねえ」
アサミは気が付いた、だしかシフォンヌに胴衣姿になるために一度身につけているものを全て脱がないといけないということを言われていた事を! でも、こんな状況で服を脱ぐなんて出来ないし、しかも男達の前で・・・ストリッパーかなにかではないのに。
「アサミ、服を脱がなくても私を装着できるわ! でも、そうなると・・・今着ている服はボロボロになるわよ。でも、いまの状況ならしかたないわ、あなたも憑依蛾の餌食になる前に!」
そういってキュリットロスはアサミの意思に関係なく、発動した。
キュリットロスの胴衣はアサミの尻尾のリボンの中に封じ込められていた。そのリボンは一種の亜空間へのゲートになっていて・・・まあ、細かい仕組みは明らかになっていないので判らないけど・・・まあ。アサミの身体を覆う胴衣へと変化する事が出来るわけである。
その瞬間、アサミは自分がどんな姿になるのか判らなかった。シフォンヌの話によれば、キュリットロスの胴衣はわりと気まぐれで、自分の意思とは関係なく変身するということだった。だから肌の露出が多かったり逆に金属製の人形みたいな姿になったりするとのことだった。
この時、アサミは変身と聞いて、それって魔法少女なんとかみたいになるという事かと思っていた。まだ大学生だった頃、従姉妹のお姉さんが小さい娘を連れて永川家に遊びに来たとき、見せられた幼児向けのアニメに出てきたキャラクターだ。
そのキャラクターはフリフリしたドレス姿になるものであったが、どう考えても格闘戦に不向きの衣装だったことを思い出した。まあ、それがタクヤが今着ているような剣道の防具もどきのものだったら、女の子が憧れるはずもなかったけど。
だから、次の瞬間アサミが目の前のダガーにどう立ちはだかるかが気になって仕方なかったが、眩い光に包まれてから、それが消えたときアサミは驚いてしまった。まさかのビキニアーマーだったからだ! そんな格好で凶暴化したダガーに対抗できるの?
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