21 / 27
ノックは壁をぶち破る
6-2 魔王
しおりを挟む
そこは言うなれば地獄、永年人間のみならず生きとし生けるものに死を与え続け、様々な生物から恐れられた存在がいる場所。
「魔王様、準備が整ったようです。」
魔王と呼ばれた人物はとても人間という存在から離れた見た目だった。肌の色は赤く、角が二本頭のサイドから生えていた。それは、東にあるという島国に古くから伝わる魔物の一種『鬼』と呼ばれる者にとても酷似していた。
魔王に語りかけた人物もまた、人間とは全く違う、その横に並ぶ魔王の従者達も。彼らは魔王が召喚した悪魔達だ、右から《怠惰》《強欲》《暴食》《嫉妬》《憤怒》《色欲》《傲慢》と別れており、人間のそれぞれ日常的に表す感情でこの悪魔達はその名がついた大罪をそれぞれ背負っている。
「どれ、見てみるか。」
大袈裟にマントを翻らせ、長テーブルに用意された水晶を覗き込む、するとその水晶に人間の武装した集団を見た。
これらは全て、今起こっている事を映像にしてこの水晶に浮かび上がらせているだけだ。
人間とエルフが全面戦争をするという事なので少し覗くことにしたのだ。
「それにしても人種は本当に無駄なことが好きなようだな。」
水晶を覗き込みながら言うと並んでいた従者の一人が表情を動かしたのがわかった。
「どうした?なにかあったか?」
「はい、なにやら、眷属が高速でこちらに接近する人影を捉えたようです。」
「ほう、人か…これはまた珍しいな。」
人が来るなど何ヶ月ぶりだろうか、確か前回来た冒険者は従者に一撃で骨も残らず消されていた。
今回はもっと強い奴なのか…
魔王はハッキリ言うと戦闘狂であった、これは従者達も重々承知で、侵入者や魔王という地位を獲得するため、少し知能のある魔物が挑戦しに来た事が度々あり、その度に魔王が相手をしようとしたが、従者達にそれでは我々の存在意義がないと毎回獲物をとられてしまうので侵入者、特に強そうな奴にはとても興味があった。
「魔王様、人間と思われる者が一人、毒の沼に入りました。」
「そうか、強そうか?」
「いえ、装備は初級冒険者のグローブと安物の兜です。」
この発言には少々がっかりしたが、なにか違和感もある。
何故初期装備の冒険者と思われるそいつはこの生存帰還率0パーセントの魔王の元へ来たのか。
しかし、魔王が求めているものではないだろう。
並んでいた従者の一人が魔王に言い放つ。
「俺が掃除してきましょう。」
「あぁ、良いぞ。くれてやる、暴食。」
暴食と呼ばれた悪魔は山のように盛り上がった筋肉を持ち、身長もなかなかありまさに大がつく男だった。
水晶を眺めている魔王に一礼すると暴食はその部屋を後にした。そして、侵入者を殺害するカウントが始まった。
◆◇◆
「お待たせしました。皆さん」
「ゼフノ殿、それですか?」
「ええ、この水晶の中に封じておりますので、今出します。」
ゼフノは手に持っていた水晶を自分の頭より少し上にあげ、もう片方の手に持った透き通るような透明色の長めの杖を水晶にかざしながら呼び出すための言葉を口にする。
「出でよ、魔の者に仕えし使い魔よ、そして我のためにその力を振るえ。」
水晶が弾け飛ぶと、刹那周りに雷撃がほとばしり、数人の騎士達に直撃しながら電流をそのまま鳥の形にしたモンスターが現れた。
キエェェェェェエエエ!!という鳴き声が草原に谺響する。
「おお!これがかつての邪神に仕えていたという使い魔か!」
「しかし、これを一体どうするのです?結界は攻撃では破壊できないのでしょう?」
ゼフノは不敵な笑みを浮かべるとこう述べた。
「ええ、ですが結界というのは魔力がそのまま具現化し、魔力を剥き出しにしているも同然です。なのでその魔力を吸ってしまえば再生することなく幕は破られるでしょう。幸い、この使い魔にスキルとして相手の魔力を吸うというものがありますので。」
「おお!素晴らしいぞ!ゼフノ殿!」
「さあ、蹂躙を始めますぞ。」
◆◇◆
ドタバタと魔王のもとに忙しい足音が聞こえてきた。
数秒後、案の定自分の配下の魔物が部屋に入ってきた。
「お忙しい中申し訳ありません!至急お耳に入れたいことが!!」
「なんだ?」
「暴食様の事で──」
「侵入者を逃がしてしまったとかか?」
「いえ、その…」
「なんだ、言ってみろ。」
配下がなんと言おうと別に暴食を責める気は全くなかった、彼ならば失敗した穴埋めくらい自分で出来るからだと判断していたからだ。
しかし、配下の口から出た言葉は魔王の期待を大きく裏切る。
「暴食様が──殺されました。」
この一言の理由が魔王の脳に届くまでかなりの時間が掛かった。一瞬よりも長く、その配下の言うことは信じられなかった。そして、それは後ろに控えていた従者達も同じ。やがて配下の言葉が谺響して魔王の頭に戻ってきた。
「なに?!暴食が殺された?!!それは事実か!!」
まさか、自分を騙しているのかという程の衝撃だった。
「はい、確かです…」
玉座に座っている自分の身体が身震いしたのがわかった。恐怖ではない、緊張でもない、わくわくした事による武者震い。何年ぶりかの強者、明らかに胸が高鳴っていた。
「その者は今どこにいる?」
「分かりかねます、暴食様の戦闘後城の中を徘徊している模様です。」
「撤退ではなく?」
「はい。」
苦戦した戦いのあとは必ず撤退して、万全の状態にしてからまた戻るというのが一般的だ。
という事は考えられるのは一つ。
「苦戦ではなかったのか…」
ますます、震えが止まらなくなってしまった。
「その者を早く見つけろ!位置を特定す──」
魔王が言い終わる前に言伝を聞く配下が死んだ、理由は簡単。この広い広い玉座の間の大理石でできたとても厚い壁が紙を破り捨てるように破壊され、その下敷きになってしまったから。
「見つける必要はなかったか…」
埃が舞い上がり、破壊された壁の向こうがよく見えない、だがその破壊した本人はゆっくりとこちらに歩いてきた。
「魔王さーん。いらっしゃいますかー?」
そこに居たのは今まで来たどんな冒険者や魔物よりも軽装の男。顔は兜をしているので伺えない。
「お前か…侵入者というのは…」
どうやら本人はやっと魔王達がいることに気付いたらしく魔王達を見ると笑顔を向けてきた。
「お、あんたがひょっとして魔王?《鑑定》」
─────────────────
名前:
年齢:1204
種族:鬼人
属性:無
Lv:999/999
《ステータス》
HP:3,965,000
MP:2,644,000
ATK:1,569,080
DEF:1,254,100
《サブステータス》
敏捷:16,070
知力:8,596
幸運:3,560
《ユニークスキル》
・限界突破
・高速治癒
・物理耐性
・暴走
《装備スキル》
・体力補正
・暴走抑止
─────────────────
「(やっぱり、あいつら連れてこなくて正解だったな。)」
「いかにも。お前は?」
「俺はシンってもんだ。」
「冒険者か?」
「いや、違う。」
「冒険者ではないのか?では一体…」
「ここに来た理由はあんたとお友達になろうと思ってね。」
「何?」
「一緒に世界征服しないか?」
「ふん、貴様の素性も実力もまだ分からないでか?」
魔王がパチンと指を鳴らす、すると後ろに控えていた六人の従者が全員消え、目の前に迫ると、
まず二人が真の顔面目掛けて左右から拳を繰り出すとそれを両手で受け止め、手を持ったまま引っ張る、力に逆らえない悪魔二名はお互いに協力な勢いでぶつかると風船を割ったように身体が破裂した。
次は右上から飛び蹴りをしようとするも、足首を捕まれてそのまま下に叩き落とされ、床にベチャッと液体なった、その光景はトマトを叩き落とされた時に似ていた。
あとの3人は真正面から殴るなり蹴るなりをしようとするが当たる前に全員一発ずつくらうと身体を弾き飛ばして原型を留めなくなった。
「十分か?」
「くくくく、凄い、凄いぞ!まだ人の世にこの様な化物が潜んでいたとは!」
「さあ、返事は?こっちも急いでるんでな。」
「無理だな」
「理由を聞いても?」
「私はお前と闘いたいからだ!!」
「ちっ、ただの戦闘狂かよ。」
次の瞬間二人の姿は──消えた。
正確に言うなら、常人では見切れることの出来ないスピードでの激しい攻防が繰り広げられる。
二人の戦いは城の中だけに収まらず遂に城の外に飛びだし、あちらこちらへ飛び回っている。
下からは魔物達が二人の戦闘に巻き込まれ、何が起きたか理解できないまま散り散りになっていく。その配下達の姿を見た魔王は、一度動きを止めた。
「場所を変えたいのだが良いか?」
「好きにしろ。」
魔王は右手を前へ出すと先程まで玉座の間で見ていた水晶が出現する。
「この水晶はマジックアイテムでな、空間を飛び越えて場所を見る事ができ、その場所へ行くことも出来る。」
突然水晶から、眩い光が発生し消えると同時に背景が変わった。
「魔王様、準備が整ったようです。」
魔王と呼ばれた人物はとても人間という存在から離れた見た目だった。肌の色は赤く、角が二本頭のサイドから生えていた。それは、東にあるという島国に古くから伝わる魔物の一種『鬼』と呼ばれる者にとても酷似していた。
魔王に語りかけた人物もまた、人間とは全く違う、その横に並ぶ魔王の従者達も。彼らは魔王が召喚した悪魔達だ、右から《怠惰》《強欲》《暴食》《嫉妬》《憤怒》《色欲》《傲慢》と別れており、人間のそれぞれ日常的に表す感情でこの悪魔達はその名がついた大罪をそれぞれ背負っている。
「どれ、見てみるか。」
大袈裟にマントを翻らせ、長テーブルに用意された水晶を覗き込む、するとその水晶に人間の武装した集団を見た。
これらは全て、今起こっている事を映像にしてこの水晶に浮かび上がらせているだけだ。
人間とエルフが全面戦争をするという事なので少し覗くことにしたのだ。
「それにしても人種は本当に無駄なことが好きなようだな。」
水晶を覗き込みながら言うと並んでいた従者の一人が表情を動かしたのがわかった。
「どうした?なにかあったか?」
「はい、なにやら、眷属が高速でこちらに接近する人影を捉えたようです。」
「ほう、人か…これはまた珍しいな。」
人が来るなど何ヶ月ぶりだろうか、確か前回来た冒険者は従者に一撃で骨も残らず消されていた。
今回はもっと強い奴なのか…
魔王はハッキリ言うと戦闘狂であった、これは従者達も重々承知で、侵入者や魔王という地位を獲得するため、少し知能のある魔物が挑戦しに来た事が度々あり、その度に魔王が相手をしようとしたが、従者達にそれでは我々の存在意義がないと毎回獲物をとられてしまうので侵入者、特に強そうな奴にはとても興味があった。
「魔王様、人間と思われる者が一人、毒の沼に入りました。」
「そうか、強そうか?」
「いえ、装備は初級冒険者のグローブと安物の兜です。」
この発言には少々がっかりしたが、なにか違和感もある。
何故初期装備の冒険者と思われるそいつはこの生存帰還率0パーセントの魔王の元へ来たのか。
しかし、魔王が求めているものではないだろう。
並んでいた従者の一人が魔王に言い放つ。
「俺が掃除してきましょう。」
「あぁ、良いぞ。くれてやる、暴食。」
暴食と呼ばれた悪魔は山のように盛り上がった筋肉を持ち、身長もなかなかありまさに大がつく男だった。
水晶を眺めている魔王に一礼すると暴食はその部屋を後にした。そして、侵入者を殺害するカウントが始まった。
◆◇◆
「お待たせしました。皆さん」
「ゼフノ殿、それですか?」
「ええ、この水晶の中に封じておりますので、今出します。」
ゼフノは手に持っていた水晶を自分の頭より少し上にあげ、もう片方の手に持った透き通るような透明色の長めの杖を水晶にかざしながら呼び出すための言葉を口にする。
「出でよ、魔の者に仕えし使い魔よ、そして我のためにその力を振るえ。」
水晶が弾け飛ぶと、刹那周りに雷撃がほとばしり、数人の騎士達に直撃しながら電流をそのまま鳥の形にしたモンスターが現れた。
キエェェェェェエエエ!!という鳴き声が草原に谺響する。
「おお!これがかつての邪神に仕えていたという使い魔か!」
「しかし、これを一体どうするのです?結界は攻撃では破壊できないのでしょう?」
ゼフノは不敵な笑みを浮かべるとこう述べた。
「ええ、ですが結界というのは魔力がそのまま具現化し、魔力を剥き出しにしているも同然です。なのでその魔力を吸ってしまえば再生することなく幕は破られるでしょう。幸い、この使い魔にスキルとして相手の魔力を吸うというものがありますので。」
「おお!素晴らしいぞ!ゼフノ殿!」
「さあ、蹂躙を始めますぞ。」
◆◇◆
ドタバタと魔王のもとに忙しい足音が聞こえてきた。
数秒後、案の定自分の配下の魔物が部屋に入ってきた。
「お忙しい中申し訳ありません!至急お耳に入れたいことが!!」
「なんだ?」
「暴食様の事で──」
「侵入者を逃がしてしまったとかか?」
「いえ、その…」
「なんだ、言ってみろ。」
配下がなんと言おうと別に暴食を責める気は全くなかった、彼ならば失敗した穴埋めくらい自分で出来るからだと判断していたからだ。
しかし、配下の口から出た言葉は魔王の期待を大きく裏切る。
「暴食様が──殺されました。」
この一言の理由が魔王の脳に届くまでかなりの時間が掛かった。一瞬よりも長く、その配下の言うことは信じられなかった。そして、それは後ろに控えていた従者達も同じ。やがて配下の言葉が谺響して魔王の頭に戻ってきた。
「なに?!暴食が殺された?!!それは事実か!!」
まさか、自分を騙しているのかという程の衝撃だった。
「はい、確かです…」
玉座に座っている自分の身体が身震いしたのがわかった。恐怖ではない、緊張でもない、わくわくした事による武者震い。何年ぶりかの強者、明らかに胸が高鳴っていた。
「その者は今どこにいる?」
「分かりかねます、暴食様の戦闘後城の中を徘徊している模様です。」
「撤退ではなく?」
「はい。」
苦戦した戦いのあとは必ず撤退して、万全の状態にしてからまた戻るというのが一般的だ。
という事は考えられるのは一つ。
「苦戦ではなかったのか…」
ますます、震えが止まらなくなってしまった。
「その者を早く見つけろ!位置を特定す──」
魔王が言い終わる前に言伝を聞く配下が死んだ、理由は簡単。この広い広い玉座の間の大理石でできたとても厚い壁が紙を破り捨てるように破壊され、その下敷きになってしまったから。
「見つける必要はなかったか…」
埃が舞い上がり、破壊された壁の向こうがよく見えない、だがその破壊した本人はゆっくりとこちらに歩いてきた。
「魔王さーん。いらっしゃいますかー?」
そこに居たのは今まで来たどんな冒険者や魔物よりも軽装の男。顔は兜をしているので伺えない。
「お前か…侵入者というのは…」
どうやら本人はやっと魔王達がいることに気付いたらしく魔王達を見ると笑顔を向けてきた。
「お、あんたがひょっとして魔王?《鑑定》」
─────────────────
名前:
年齢:1204
種族:鬼人
属性:無
Lv:999/999
《ステータス》
HP:3,965,000
MP:2,644,000
ATK:1,569,080
DEF:1,254,100
《サブステータス》
敏捷:16,070
知力:8,596
幸運:3,560
《ユニークスキル》
・限界突破
・高速治癒
・物理耐性
・暴走
《装備スキル》
・体力補正
・暴走抑止
─────────────────
「(やっぱり、あいつら連れてこなくて正解だったな。)」
「いかにも。お前は?」
「俺はシンってもんだ。」
「冒険者か?」
「いや、違う。」
「冒険者ではないのか?では一体…」
「ここに来た理由はあんたとお友達になろうと思ってね。」
「何?」
「一緒に世界征服しないか?」
「ふん、貴様の素性も実力もまだ分からないでか?」
魔王がパチンと指を鳴らす、すると後ろに控えていた六人の従者が全員消え、目の前に迫ると、
まず二人が真の顔面目掛けて左右から拳を繰り出すとそれを両手で受け止め、手を持ったまま引っ張る、力に逆らえない悪魔二名はお互いに協力な勢いでぶつかると風船を割ったように身体が破裂した。
次は右上から飛び蹴りをしようとするも、足首を捕まれてそのまま下に叩き落とされ、床にベチャッと液体なった、その光景はトマトを叩き落とされた時に似ていた。
あとの3人は真正面から殴るなり蹴るなりをしようとするが当たる前に全員一発ずつくらうと身体を弾き飛ばして原型を留めなくなった。
「十分か?」
「くくくく、凄い、凄いぞ!まだ人の世にこの様な化物が潜んでいたとは!」
「さあ、返事は?こっちも急いでるんでな。」
「無理だな」
「理由を聞いても?」
「私はお前と闘いたいからだ!!」
「ちっ、ただの戦闘狂かよ。」
次の瞬間二人の姿は──消えた。
正確に言うなら、常人では見切れることの出来ないスピードでの激しい攻防が繰り広げられる。
二人の戦いは城の中だけに収まらず遂に城の外に飛びだし、あちらこちらへ飛び回っている。
下からは魔物達が二人の戦闘に巻き込まれ、何が起きたか理解できないまま散り散りになっていく。その配下達の姿を見た魔王は、一度動きを止めた。
「場所を変えたいのだが良いか?」
「好きにしろ。」
魔王は右手を前へ出すと先程まで玉座の間で見ていた水晶が出現する。
「この水晶はマジックアイテムでな、空間を飛び越えて場所を見る事ができ、その場所へ行くことも出来る。」
突然水晶から、眩い光が発生し消えると同時に背景が変わった。
0
あなたにおすすめの小説
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました
小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。
しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!?
助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、
「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。
幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。
ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく!
ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
『辺境伯一家の領地繁栄記』スキル育成記~最強双子、成長中~
鈴白理人
ファンタジー
ラザナキア王国の国民は【スキルツリー】という女神の加護を持つ。
そんな国の北に住むアクアオッジ辺境伯一家も例外ではなく、父は【掴みスキル】母は【育成スキル】の持ち主。
母のスキルのせいか、一家の子供たちは生まれたころから、派生スキルがポコポコ枝分かれし、スキルレベルもぐんぐん上がっていった。
双子で生まれた末っ子、兄のウィルフレッドの【精霊スキル】、妹のメリルの【魔法スキル】も例外なくレベルアップし、十五歳となった今、学園入学の秒読み段階を迎えていた──
前作→『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる