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しおりを挟む腹の奥まで挿入ったものは、その手と同じくひんやりと冷たかった。
「さ、動くぜぇ」
歌うように言った後、少年は腰をやり始めた。
ゆっくり、じっくり、味わうように。
ぬぷり、ぬぷりと出し挿れされる。
「あ~、すっげぇ絡みついてくる。イイ体してンなぁ、おい」
「やっ、あ。あ、あぁ、はぁあッ」
ヤだ。
気持ちいい。
いや、ダメだ。
僕は今、得体のしれない男に犯されてるんだ。
悦がり声なんか出したら、相手を調子づかせるだけだ。
「い、イヤだ。あぁ、ダメッ。うぅッ!」
「イヤだ、って言ってるわりには、いい声だな」
じゃあ、これでどうよ、と少年は一転して速く激しく動き出した。
硬い先端が、内壁のいいところに当たる。
長いペニスが、精嚢まで届けとばかりに貫いてくる。
「あ、ヤあぁ! はあ、はッ、あぁあ!」
叩きつけられる少年の腰も、やはりひんやりと冷たい。
だが伸は、どんどん熱く果てまで駆け上がっていった。
「あぁあ、ダメッ! い、イくうぅッ!」
伸は、温かな精を勢いよく放った。
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