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第3章 新しい試み
1話
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プリンは妖精達全員、気に入ったようだ。
クリームが食べれなかったリンとイトも、美味しそうに食べているのを見て安心した。
夕飯は予定通り貰ってきたフライヤーを使って、揚げ物に。
玉ねぎやナス、ピーマンといった野菜のフライは、油で揚げたカツに比べればかなりヘルシーだ。例のレシピを見てみても明らかだった。
朝は、ふとザ・和食が食べたくなり、ご飯に味噌汁(どちらも昨夜の残り)、焼き魚(鮭)と少し甘めの卵焼きにした。納豆も欲しかったけれど、手元に無いので諦めた。
片付けを終えて1度タブレットを確認する。
昨日までとは違う表示が目に付いた。
「ん?何だろ、このマーク」
表示されているのは畑の全体図。
ピコンピコンと、あちこちで何かが点滅している。
その点滅しているのがそれぞれそこに植えた野菜だと気がつくのに、時間はかからなかった。
そして何故点滅しているのか、理由も思い至る。
「やっぱり、もう収穫出来るのか」
それは昨日も気が付いていたが、やはり成長早すぎる。
有名な牧場を経営するゲームでも、野菜が育つのには最速で4日だったが、それを超えたんじゃ無いだろうか。
まぁとりあえず、収穫できるまでになったのだから見に行こうと、妖精達と一緒に畑へ向かった。
…残念ながら、イチゴにはまだマークは付いていなかった…。
「わー、色々成ってるねー」
ナスにピーマン、レタス、カブその他にも。
土の中にあるのは採ってからでないとわからないけれど、それなりの種類が育っているようだ。
「ココローこれなーにー?」
「これはー?」
妖精達に問われて、1つ1つ答えていく。
収穫可能な野菜に法則は見当たらない。それに、1つの野菜が一斉に育ち切ったわけでもなさそうだ。
ナスの実があるその隣の株では、未だに蕾も無いぐらいの小さな株があったりしている。
野菜ごと、株ごとに、成長速度に違いがあるようだ。
生産者としては一度に取れて一度に出荷できた方ご良いという事は、親の実家がどっちも農家だから知っている。
しかしここでは、出荷する為ではなく食べるために作っているので、バラバラに収穫できる方が断然有り難いという話だ。
一気に出来てしまったらどうしようかと、考えなかったなんてことは決して無いが。
それでは早速収穫…と、行きたいところだが、実はまだ2回目に買い出しに行った時に買ってきた野菜が冷凍庫で眠っている。
冷凍してあるとはいえ、あちらから先に使うべきだろう。
早めに使って畑の野菜を使い始めないと、駄目にしてしまう可能性が出てきた。
無計画?いや、野菜がこんなに早く育つと、誰が想像できようか。
「チート能力、舐めちゃいけないな」
ふと、そんな事を思った。
だがしかし、使いたいときに使いたいのがないと言う状態は避けられるのだから。野菜(と果実)に限っては、だけれど。
つまり、動物性の食材は、随時買いに行く必要があると言う事だ。
「流石に卵や肉の出来る植物なんてないしねー」
時々見かけた異世界ファンタジー作品ではあり得なくない話ではあるが。
木に玉子や肉が成ってたらむしろ嫌だ。そんなチートなくて良かったと心から思った。
しかしふと、そこで気がついてしまった。
卵や牛乳を買いに行かなくても済む方法を。
「まさか、あそこって…」
思い出したのは一昨日、東側の土地で見つけた何かの跡。
明らかに人の手が加わった、今思えばその建物跡。
そして東の国・イーストカントリアは、酪農や狩り、漁を司っている国。
それから導かれる答えは、1つだった。
「動物小屋、かな?」
大きさの違う2つの跡。
おそらく小さい方が鶏小屋、大きいほうが家畜小屋になるのだろう。
そこを使えば、新鮮な卵や牛乳が手に入る。
そう思いついてしまえば、最早やる事は1つだ。
「ココロ、なおすのー?」
「うん。一昨日見つけた、ここの2つをお願い」
タブレットで場所を示せば、わかった!と言ってディが例の土地へ飛んでいき、他の妖精も、杉の木の元へ飛んでいった。
テレビで見た、本格的な建物は勿論いらない。
鶏小屋は5羽ぐらい入ればいいし、家畜小屋も、せいぜい乳牛が2、3頭ぐらいで充分だと思う。
なにせ野菜が少し多くし過ぎたのだから、少なめに見積もっておく方が良いだろう。
しばらくすると、マップに鶏と動物の小屋が出来たのか、例の土地にそれぞれに鶏と牛のマークが表示された。
と思えば、マップ画面からステータス画面に切り替わり、そこからスキル画面が表示される。
ん?と思いながら確認すると、スキルが1つ、追加されていた。
「自動畜産…」
…うん、予想していなかったと言えば嘘になる。期待半分予想半分と言ったところか。
場所があるのだから、卵や牛乳のために動物を、とは思ったが、当然やった事はない。
農業をメインにしたテーマパークに、学校等の行事で行った事はある。けれどしたのは小動物と触れ合いをした程度で、後は見学が精々だ。
じゃあやるなと思われなくも無いが、スキルも発生したことだし、問題はないだろう。
念の為、スキルでできる事を確認しておく。
「えーっと、餌やり、畜舎の清掃、生産物の回収、任意加工、永久保存、堆肥作成、世代交代…」
まぁ、色々ある。それだけ動物の世話は大変なんだろうな、と納得した。
その中で、いくつか首を傾げるものがあった。
回収はまではいい。世話の基本だ。
『任意』加工は、例えば牛乳をヨーグルトやバター、チーズに加工したい時にしてくれるのだろう。その時になったら試してみるのが早い。
堆肥作成は有り難い以外の言葉はない。
残り2つ。『永久保存』と『世代交代』。文字の意味としてなら、勿論分かるけれど、どういう効果があるのかと、首を傾げた。
クリームが食べれなかったリンとイトも、美味しそうに食べているのを見て安心した。
夕飯は予定通り貰ってきたフライヤーを使って、揚げ物に。
玉ねぎやナス、ピーマンといった野菜のフライは、油で揚げたカツに比べればかなりヘルシーだ。例のレシピを見てみても明らかだった。
朝は、ふとザ・和食が食べたくなり、ご飯に味噌汁(どちらも昨夜の残り)、焼き魚(鮭)と少し甘めの卵焼きにした。納豆も欲しかったけれど、手元に無いので諦めた。
片付けを終えて1度タブレットを確認する。
昨日までとは違う表示が目に付いた。
「ん?何だろ、このマーク」
表示されているのは畑の全体図。
ピコンピコンと、あちこちで何かが点滅している。
その点滅しているのがそれぞれそこに植えた野菜だと気がつくのに、時間はかからなかった。
そして何故点滅しているのか、理由も思い至る。
「やっぱり、もう収穫出来るのか」
それは昨日も気が付いていたが、やはり成長早すぎる。
有名な牧場を経営するゲームでも、野菜が育つのには最速で4日だったが、それを超えたんじゃ無いだろうか。
まぁとりあえず、収穫できるまでになったのだから見に行こうと、妖精達と一緒に畑へ向かった。
…残念ながら、イチゴにはまだマークは付いていなかった…。
「わー、色々成ってるねー」
ナスにピーマン、レタス、カブその他にも。
土の中にあるのは採ってからでないとわからないけれど、それなりの種類が育っているようだ。
「ココローこれなーにー?」
「これはー?」
妖精達に問われて、1つ1つ答えていく。
収穫可能な野菜に法則は見当たらない。それに、1つの野菜が一斉に育ち切ったわけでもなさそうだ。
ナスの実があるその隣の株では、未だに蕾も無いぐらいの小さな株があったりしている。
野菜ごと、株ごとに、成長速度に違いがあるようだ。
生産者としては一度に取れて一度に出荷できた方ご良いという事は、親の実家がどっちも農家だから知っている。
しかしここでは、出荷する為ではなく食べるために作っているので、バラバラに収穫できる方が断然有り難いという話だ。
一気に出来てしまったらどうしようかと、考えなかったなんてことは決して無いが。
それでは早速収穫…と、行きたいところだが、実はまだ2回目に買い出しに行った時に買ってきた野菜が冷凍庫で眠っている。
冷凍してあるとはいえ、あちらから先に使うべきだろう。
早めに使って畑の野菜を使い始めないと、駄目にしてしまう可能性が出てきた。
無計画?いや、野菜がこんなに早く育つと、誰が想像できようか。
「チート能力、舐めちゃいけないな」
ふと、そんな事を思った。
だがしかし、使いたいときに使いたいのがないと言う状態は避けられるのだから。野菜(と果実)に限っては、だけれど。
つまり、動物性の食材は、随時買いに行く必要があると言う事だ。
「流石に卵や肉の出来る植物なんてないしねー」
時々見かけた異世界ファンタジー作品ではあり得なくない話ではあるが。
木に玉子や肉が成ってたらむしろ嫌だ。そんなチートなくて良かったと心から思った。
しかしふと、そこで気がついてしまった。
卵や牛乳を買いに行かなくても済む方法を。
「まさか、あそこって…」
思い出したのは一昨日、東側の土地で見つけた何かの跡。
明らかに人の手が加わった、今思えばその建物跡。
そして東の国・イーストカントリアは、酪農や狩り、漁を司っている国。
それから導かれる答えは、1つだった。
「動物小屋、かな?」
大きさの違う2つの跡。
おそらく小さい方が鶏小屋、大きいほうが家畜小屋になるのだろう。
そこを使えば、新鮮な卵や牛乳が手に入る。
そう思いついてしまえば、最早やる事は1つだ。
「ココロ、なおすのー?」
「うん。一昨日見つけた、ここの2つをお願い」
タブレットで場所を示せば、わかった!と言ってディが例の土地へ飛んでいき、他の妖精も、杉の木の元へ飛んでいった。
テレビで見た、本格的な建物は勿論いらない。
鶏小屋は5羽ぐらい入ればいいし、家畜小屋も、せいぜい乳牛が2、3頭ぐらいで充分だと思う。
なにせ野菜が少し多くし過ぎたのだから、少なめに見積もっておく方が良いだろう。
しばらくすると、マップに鶏と動物の小屋が出来たのか、例の土地にそれぞれに鶏と牛のマークが表示された。
と思えば、マップ画面からステータス画面に切り替わり、そこからスキル画面が表示される。
ん?と思いながら確認すると、スキルが1つ、追加されていた。
「自動畜産…」
…うん、予想していなかったと言えば嘘になる。期待半分予想半分と言ったところか。
場所があるのだから、卵や牛乳のために動物を、とは思ったが、当然やった事はない。
農業をメインにしたテーマパークに、学校等の行事で行った事はある。けれどしたのは小動物と触れ合いをした程度で、後は見学が精々だ。
じゃあやるなと思われなくも無いが、スキルも発生したことだし、問題はないだろう。
念の為、スキルでできる事を確認しておく。
「えーっと、餌やり、畜舎の清掃、生産物の回収、任意加工、永久保存、堆肥作成、世代交代…」
まぁ、色々ある。それだけ動物の世話は大変なんだろうな、と納得した。
その中で、いくつか首を傾げるものがあった。
回収はまではいい。世話の基本だ。
『任意』加工は、例えば牛乳をヨーグルトやバター、チーズに加工したい時にしてくれるのだろう。その時になったら試してみるのが早い。
堆肥作成は有り難い以外の言葉はない。
残り2つ。『永久保存』と『世代交代』。文字の意味としてなら、勿論分かるけれど、どういう効果があるのかと、首を傾げた。
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