死んだと思ったら異世界に

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「我々に気づくとは…貴様ただ者ではないな」

黒い装束を纏っている男女が…6人林の中から出てきた。

鑑定を使用して1人1人の情報を鑑定してみた。

フロリーナ

暗殺者

名前と職業しか表情されない…これはゲームの時より弱体化されているか?いや、元々鑑定はアイテムに使うスキルだからアイテムの方はちゃんと表示してくれると思う。

「暗殺者か、何故俺を狙っている?」

そう俺が尋ねると1人の男が俺の質問に答える。

「第二王女を守ってる騎士達なんぞ寝てる間に簡単に殺すことができる、だが、いきなり現れた貴様は違う」

まぁ黒騎士って弱い奴が付けていたとしても強く見えるからな。

それにこの黒騎士セットには敵対する者には相手が強者に見える黒いオーラが発せられている為、嘗められる心配もない。

まぁコイツらの気配を感じていたから1人になって声を掛けた訳だが、コイツらは見事に引っ掛かってくれた訳だ。

相手は複数人で攻めれば勝てると思っているのだろう。

実際に数とは力だ。

現実でどんなに強い英雄でも360度から放たれる攻撃を全て避けたり出来るわけでは無いからな。

だが、それはゲームでは関係ない、どれだけ人数の差が出来ようと俺のDEFを突破できる攻撃力がなければ俺にダメージを与えることは出来ないからな。

そんなわけで俺が言いたい事と言うと…居場所の割れている暗殺者程、雑魚い敵は居ないよなって事だ。

俺は一瞬で間合いを詰める。

「なっ!」

そしてまた首とんをして意識を落とす。

首とん大活躍だな、殺さずに相手を無効化出来るし。

その後、全員の意識を首とんで一瞬で落とし、1人1人を縄で縛った。

そして現在俺は暗殺者達を縛っている場所からすこし離れた所に1人を移動させている所だ。

「う~ん、ッン!ンム~!」

どうやら途中で起きてしまった様だ、だが暴れても俺はびくともしない。

結局抵抗も虚しく俺に連れていかれた暗殺者Aであるフロリーナさんだ。

「ン~ンッ…プハァ貴様いきなり攻撃してくるとは卑怯だぞ」

暗殺者が卑怯とは如何に?まぁ相手がどう考えようとも関係ないのだが。

「さて、話して貰おうか、何故クリスを狙っていたかを」

「ふん!そんな事を言われて素直に答える奴が居るわけ無いだろう、貴様の頭にはケーキでも詰まっているのか」

「ほぅ、これを見てもそんな事を言えるのかね」

ここで俺はフロリーナにとある魔法を掛ける。

この魔法はこの黒騎士セットを装備する事で使えるようになる魔法だ…というより使う機会が無いので黒騎士セットに付与しただけなんだが。

俺が今から使うのは闇魔法の精神操作だ。

この精神操作は基本的に使う事は無いが、相手のMND値を大幅に上回るINTを持っているならば相手に幻覚を見せたりする事が出来るという物だ。

ゲーム時代だとモンスターに掛けて同士討ちをさせたり位しか使い道が無かったが、ゲームの制限が無くなった今、やろうと思えばヤバいことも出来る。

例えばヤヨイの話しでこの世界の人間達は一般のプレイヤーと比べても雑魚といっても良いレベルらしいので、国の上層部に精神操作を使い、国自体を乗っ取る事すら出来るという事になる。

俺はゲーム時代のステータスをそのままという強大な力を手に入れてしまったという訳で力の使いどころや使い道について良く考えていかなければいけないという訳だ。

そして今からこの精神操作を使って何をするかというと…一緒に行動していた部隊の死体をフロリーナに見せてかつ、脅す感じで相手を精神的に追い詰める様に幻覚を見せる。

「やめ…やめろぉ」

どうやらあちらの俺は良い感じにやってるみたいだな。

フロリーナが過呼吸気味になったのでここで精神操作を終了させる。

「さて、話す気になったかね」

こうして俺の初めての尋問?は終了した。
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