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「兄ちゃん達、もう少しで公国に着くぞ」
俺は男性の声を聞いて馬車から身を乗り出す。
馬車の前を確認すると、其処には巨大な壁が見えている。
馬車の護衛が始まってから3日経ち、4日目、やっと馬車は公国に着くらしい。
馬車は街道を進むと目の前にある列に並び始める。
どうやら商人の列には大量の馬車が並んでいるが、一般枠の列には殆ど人が並んでいない。
「やっぱり戦争の噂が有るからか人は並んで無いな」
「そうですね、逆に戦争が起こるかもと武器商人達は公国と教国に集まっているのでしょう」
戦争が起こるならば武器や食料は勿論、防具の素材となるモンスターの素材や回復薬、毒等様々な物を高値で売ることが出来るからな。
商人にとっては今が稼ぎ時と言うことなのだろう。
「目の前の馬車たちはこの馬車の様に戦争の道具を作るための素材を積んだ物ばっかだってことだな」
二日前に知り合った男性の冒険者、ブラットは憎々しそうにそう呟く。
「これだけ商人が集まってるんだ、戦争が始まるのも近い筈だ、戦争が始まるとなれば公国から出ることすら出来なくなるかも知れない」
冒険者は国に縛られないとはいえ、国の内情を知っているかも知れない者を外に出せるわけがない。
敵国に自国の情報をリークされたらヤバいなんてものじゃないからな。
「依頼を終えたら速やかに公国から離れた方が良いか?」
だが、それだと邪神の力を消滅させるという目的が達成する事が出来ない。
それに、戦争が始まってしまえば多くの人が不幸になってしまう…戦争自体をどうにか出来れば良いんだが、一個人で戦争を止めるなんて簡単な事じゃ無い。
「そうですね…戦争が始まる前に公国を発った方が良いと思います」
ヤヨイは戦争が始まる前に王国なり他の国に行った方が良いと言っている。
「まぁいつ戦争が始まるかは分からないんだ、他の国に行くとしても、何で戦争が起きるかとかの情報は集めておきたい」
もし、公国と教国が下らない事で戦争を起こそうとしているなら…
俺は浮かんだ考えを止める。
「そうですね、戦争の理由が分かれば対処できるかも知れないですから…」
「戦争がもうすぐ起こるって時に俺たちが出来ることなんてそうそう無ぇ、さっさと公国から離れるのが良いと思うぜ」
ヤヨイの言葉を聞いたブラットはヤヨイに向けてそう言う。
「皆さん、公国に入りますよ」
俺たちが話をしていると御者の男性が馬車のなかに声を掛ける。
「まぁまぁ長かったが、どうやら審査が終わったみたいだな…」
馬車は門を通り、公国の中に入っていく。
そして公国の中に入ったという事は今回の依頼が達成したという事だ。
俺たちは依頼主であるエドワードから依頼達成の木片を貰う。
「それでは、これで依頼は終了、皆さんは自由に行動してください」
エドワードは最後にそう言ってどこかに行ってしまった。
俺たちはエドワードに貰った木片を手に公国にある冒険者ギルドに向かい、依頼の達成を報告する。
「さて、依頼も完了した事だし、俺は彼女の元に行くとするぜ、兄ちゃん達はどうする?」
依頼が終了し、冒険者ギルドに達成の報告が終わった所でブラットはそう俺たちに言った。
「そうですね…ここまできて直ぐに帰るという訳にはいきませんし、戦争が起こる原因も知りたいです…それに、私たちには目的が有りますから」
「そうだな、俺たちは少し情報を集めてみる事にするよ、そっちは彼女さんによろしく言っておいてくれ」
情報収集をする事をブラットに伝える。
「おう!お前さんたちも戦争が始まる前にこの国を出るんだぞ、折角知り合ったのに死んでほしくねぇからな」
「ああ、気をつけて帰れよ」
「ええ、お気をつけて」
俺達はブラットに返事をする。
返事を聞いたブラットは手を振りながら走っていく。
「マスター、それでは早速ここら辺に居る人に事情を聞くことにしましょう」
ブラットの姿を見送ったヤヨイは俺に声を掛ける。
「ああ、行くか」
俺はヤヨイに返事をして、俺たちは情報収集を始めた。
俺は男性の声を聞いて馬車から身を乗り出す。
馬車の前を確認すると、其処には巨大な壁が見えている。
馬車の護衛が始まってから3日経ち、4日目、やっと馬車は公国に着くらしい。
馬車は街道を進むと目の前にある列に並び始める。
どうやら商人の列には大量の馬車が並んでいるが、一般枠の列には殆ど人が並んでいない。
「やっぱり戦争の噂が有るからか人は並んで無いな」
「そうですね、逆に戦争が起こるかもと武器商人達は公国と教国に集まっているのでしょう」
戦争が起こるならば武器や食料は勿論、防具の素材となるモンスターの素材や回復薬、毒等様々な物を高値で売ることが出来るからな。
商人にとっては今が稼ぎ時と言うことなのだろう。
「目の前の馬車たちはこの馬車の様に戦争の道具を作るための素材を積んだ物ばっかだってことだな」
二日前に知り合った男性の冒険者、ブラットは憎々しそうにそう呟く。
「これだけ商人が集まってるんだ、戦争が始まるのも近い筈だ、戦争が始まるとなれば公国から出ることすら出来なくなるかも知れない」
冒険者は国に縛られないとはいえ、国の内情を知っているかも知れない者を外に出せるわけがない。
敵国に自国の情報をリークされたらヤバいなんてものじゃないからな。
「依頼を終えたら速やかに公国から離れた方が良いか?」
だが、それだと邪神の力を消滅させるという目的が達成する事が出来ない。
それに、戦争が始まってしまえば多くの人が不幸になってしまう…戦争自体をどうにか出来れば良いんだが、一個人で戦争を止めるなんて簡単な事じゃ無い。
「そうですね…戦争が始まる前に公国を発った方が良いと思います」
ヤヨイは戦争が始まる前に王国なり他の国に行った方が良いと言っている。
「まぁいつ戦争が始まるかは分からないんだ、他の国に行くとしても、何で戦争が起きるかとかの情報は集めておきたい」
もし、公国と教国が下らない事で戦争を起こそうとしているなら…
俺は浮かんだ考えを止める。
「そうですね、戦争の理由が分かれば対処できるかも知れないですから…」
「戦争がもうすぐ起こるって時に俺たちが出来ることなんてそうそう無ぇ、さっさと公国から離れるのが良いと思うぜ」
ヤヨイの言葉を聞いたブラットはヤヨイに向けてそう言う。
「皆さん、公国に入りますよ」
俺たちが話をしていると御者の男性が馬車のなかに声を掛ける。
「まぁまぁ長かったが、どうやら審査が終わったみたいだな…」
馬車は門を通り、公国の中に入っていく。
そして公国の中に入ったという事は今回の依頼が達成したという事だ。
俺たちは依頼主であるエドワードから依頼達成の木片を貰う。
「それでは、これで依頼は終了、皆さんは自由に行動してください」
エドワードは最後にそう言ってどこかに行ってしまった。
俺たちはエドワードに貰った木片を手に公国にある冒険者ギルドに向かい、依頼の達成を報告する。
「さて、依頼も完了した事だし、俺は彼女の元に行くとするぜ、兄ちゃん達はどうする?」
依頼が終了し、冒険者ギルドに達成の報告が終わった所でブラットはそう俺たちに言った。
「そうですね…ここまできて直ぐに帰るという訳にはいきませんし、戦争が起こる原因も知りたいです…それに、私たちには目的が有りますから」
「そうだな、俺たちは少し情報を集めてみる事にするよ、そっちは彼女さんによろしく言っておいてくれ」
情報収集をする事をブラットに伝える。
「おう!お前さんたちも戦争が始まる前にこの国を出るんだぞ、折角知り合ったのに死んでほしくねぇからな」
「ああ、気をつけて帰れよ」
「ええ、お気をつけて」
俺達はブラットに返事をする。
返事を聞いたブラットは手を振りながら走っていく。
「マスター、それでは早速ここら辺に居る人に事情を聞くことにしましょう」
ブラットの姿を見送ったヤヨイは俺に声を掛ける。
「ああ、行くか」
俺はヤヨイに返事をして、俺たちは情報収集を始めた。
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