151 / 280
151
しおりを挟む
「っと…そうだった、今はヤヨイを探さないと」
いつの間にか連絡用の道具を用意するという方に集中してしまっていた俺だが、本来の目的であるヤヨイを探すというものを思い出した。
危ない危ない、いつの間にか思考がずれてい様だ。
俺は考え事をしていると、いつの間にか別の事を考えてしまう癖が有るみたいだ。
まぁ別段これで困るという事は無いのだが、やるべき事を放って考え事をしてしまうのは直した方がいいのかも知れない。
さて、連絡用の魔道具の事はおいおい考えるとして、現状は避難所に居るかもしれないヤヨイを見つけるのが先決だな。
ヤヨイはこの避難所、又はブラットさんの所に居るはずだ。
どちらか一方を探してももう片方にヤヨイが居たら見つからない可能性があるという事だな。
とはいえヤヨイがいる可能性がある場所は2つだけ、これならそこまで苦労しなくても探す事は可能だ。
俺は一度避難所の入り口から離れ、人目のつかない場所に移動する。
「よし、ここなら良いか…」
周りに人の気配がしないのを確認した俺はとあるスキルを発動させる。
俺が発動させたスキルは分身だ。
このスキルは自分の分身をつくる事が出来るというスキルで、分身を作る事で通常一人でやらないといけない作業でも効率よくする事が出来る。
そのかわりに作った分身の数だけステータスが等分されるが、今回は戦闘ではなくヤヨイの捜索だ、人数は多ければ多いほど良いだろう。
今回俺が作った分身は9体。
一人は朝にブラットさんが居た酒場に向かわせてヤヨイがブラットさんの元に行ったのかを確認、その他の分身と俺は避難所の中にヤヨイがいるかの確認をする事にする。
「よし、じゃあ頼んだぞ」
俺が分身たちにそういうと分身たちは頷いてから各自与えられたミッションに向けて行動を始めた。
勿論同じ人間が何人も居たら可笑しいから俺以外の分身は光魔法と気配遮断を使用させて誰にも気づかれない様にしている。
「よし、じゃあ俺もヤヨイを探しに行きますか」
俺は再度避難所の入り口に戻ってからヤヨイの捜索を始めることにする。
するとちょうど良い感じに目の前を通った人が居たので声をかけることにする。
「すいません、少しお話を聞いても良いですか?」
分身たちは姿を消している為、人に聞く事ができない。
だからオリジナルである俺は避難所に居る人達にヤヨイを見たか聞く事にした。
「ええ、良いですけど…」
俺が声を掛けた女性はいきなり声を掛けられたからか少し戸惑いながらも俺にそう言ってくれた。
「ありがとうございます、知り合いを探しているんですけど、白いワンピースを着たエルフの女性って見かけませんでした?」
ヤヨイの着ている服と特徴を女性に話し、ヤヨイを見てないかを尋ねる。
「ああ!あの美人のエルフさんですか?」
俺の話を聞いた女性はどうやら心当たりがあるらしい。
「多分その人だと思います!…それで、どこら辺で見かけましたか?実は一緒に行動してたんですけど逸れてしまいまして…」
「ああ、この避難所は広いですからね…確か私が見たのはここから真っ直ぐ進んで2つ目の部屋です」
「ありがとうございます!」
俺は教えてくれた女性にお礼を言う。
「いえいえ…でも、私が見たのは30分以上前ですから、今は移動していると思いますよ?」
30分以上前か…となるとヤヨイはまだフィオレさんを探している可能性が出てきたな。
まぁヤヨイと言えど一人でこの避難所にいる大勢の人の中から特定の人物を見つけるのは難しいか。
「そうなんですか、まぁその部屋に居なかったらまた人に尋ねます」
「それが良いわ、それでは私は用があるのでこれで…見つかると良いですね」
「そうですね…本当にありがとうございました」
俺は最後に女性にお礼を言ってから女性の言っていた部屋に向かうことにした。
いつの間にか連絡用の道具を用意するという方に集中してしまっていた俺だが、本来の目的であるヤヨイを探すというものを思い出した。
危ない危ない、いつの間にか思考がずれてい様だ。
俺は考え事をしていると、いつの間にか別の事を考えてしまう癖が有るみたいだ。
まぁ別段これで困るという事は無いのだが、やるべき事を放って考え事をしてしまうのは直した方がいいのかも知れない。
さて、連絡用の魔道具の事はおいおい考えるとして、現状は避難所に居るかもしれないヤヨイを見つけるのが先決だな。
ヤヨイはこの避難所、又はブラットさんの所に居るはずだ。
どちらか一方を探してももう片方にヤヨイが居たら見つからない可能性があるという事だな。
とはいえヤヨイがいる可能性がある場所は2つだけ、これならそこまで苦労しなくても探す事は可能だ。
俺は一度避難所の入り口から離れ、人目のつかない場所に移動する。
「よし、ここなら良いか…」
周りに人の気配がしないのを確認した俺はとあるスキルを発動させる。
俺が発動させたスキルは分身だ。
このスキルは自分の分身をつくる事が出来るというスキルで、分身を作る事で通常一人でやらないといけない作業でも効率よくする事が出来る。
そのかわりに作った分身の数だけステータスが等分されるが、今回は戦闘ではなくヤヨイの捜索だ、人数は多ければ多いほど良いだろう。
今回俺が作った分身は9体。
一人は朝にブラットさんが居た酒場に向かわせてヤヨイがブラットさんの元に行ったのかを確認、その他の分身と俺は避難所の中にヤヨイがいるかの確認をする事にする。
「よし、じゃあ頼んだぞ」
俺が分身たちにそういうと分身たちは頷いてから各自与えられたミッションに向けて行動を始めた。
勿論同じ人間が何人も居たら可笑しいから俺以外の分身は光魔法と気配遮断を使用させて誰にも気づかれない様にしている。
「よし、じゃあ俺もヤヨイを探しに行きますか」
俺は再度避難所の入り口に戻ってからヤヨイの捜索を始めることにする。
するとちょうど良い感じに目の前を通った人が居たので声をかけることにする。
「すいません、少しお話を聞いても良いですか?」
分身たちは姿を消している為、人に聞く事ができない。
だからオリジナルである俺は避難所に居る人達にヤヨイを見たか聞く事にした。
「ええ、良いですけど…」
俺が声を掛けた女性はいきなり声を掛けられたからか少し戸惑いながらも俺にそう言ってくれた。
「ありがとうございます、知り合いを探しているんですけど、白いワンピースを着たエルフの女性って見かけませんでした?」
ヤヨイの着ている服と特徴を女性に話し、ヤヨイを見てないかを尋ねる。
「ああ!あの美人のエルフさんですか?」
俺の話を聞いた女性はどうやら心当たりがあるらしい。
「多分その人だと思います!…それで、どこら辺で見かけましたか?実は一緒に行動してたんですけど逸れてしまいまして…」
「ああ、この避難所は広いですからね…確か私が見たのはここから真っ直ぐ進んで2つ目の部屋です」
「ありがとうございます!」
俺は教えてくれた女性にお礼を言う。
「いえいえ…でも、私が見たのは30分以上前ですから、今は移動していると思いますよ?」
30分以上前か…となるとヤヨイはまだフィオレさんを探している可能性が出てきたな。
まぁヤヨイと言えど一人でこの避難所にいる大勢の人の中から特定の人物を見つけるのは難しいか。
「そうなんですか、まぁその部屋に居なかったらまた人に尋ねます」
「それが良いわ、それでは私は用があるのでこれで…見つかると良いですね」
「そうですね…本当にありがとうございました」
俺は最後に女性にお礼を言ってから女性の言っていた部屋に向かうことにした。
0
あなたにおすすめの小説
男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜
タナん
ファンタジー
オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。
その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。
モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。
温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。
それでも戦わなければならない。
それがこの世界における男だからだ。
湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。
そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。
挿絵:夢路ぽに様
https://www.pixiv.net/users/14840570
※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
スライムに転生した俺はユニークスキル【強奪】で全てを奪う
シャルねる
ファンタジー
主人公は気がつくと、目も鼻も口も、体までもが無くなっていた。
当然そのことに気がついた主人公に言葉には言い表せない恐怖と絶望が襲うが、涙すら出ることは無かった。
そうして恐怖と絶望に頭がおかしくなりそうだったが、主人公は感覚的に自分の体に何かが当たったことに気がついた。
その瞬間、謎の声が頭の中に鳴り響いた。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる