愛玩性具より愛を込めて~オ○ホに転生した私~

キョクトウシラニチ

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25、二人の記念日2※

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 ヘインリヒはここ最近、ずっとムラムラしていた。

 魔法警備兵の仕事を終えて自分の家に帰ると可愛い恋人がいて、一緒に過ごせている。キスや軽いハグなら勇気を出して出来るものの、それ以上の接触はどう切り出したら良いかわからない。
 彼女いない歴=年齢のヘインリヒはスマートな誘い方を知らなかったのだ。

 魔力暴走を恐れて仕事をし過ぎ過労になった時は、リコが自分から「抱いてください」と言ってくれたので、その一歩前までは出来た。だけどドルトン博士が復活して、ヘインリヒの手元には新しい魔術具オナニーホールが届いたのだ。
 それで魔力量のコントロールができるようになると、ふと、ヘインリヒは思った。

『リコとセックスしたいけど、どうやって誘えば良いんだ?!!』と。

 前にセックスをしたいと言えたのは、魔力過多である事の言い訳があった。だけど今は無かった。
 ヘインリヒとリコは今や恋人同士だと思うし、キスやハグはリコも許してくれる。

 でも、でも、大丈夫だろうか?何かおかしくないか?早すぎるか?こうしたら、強引だろうか?ごにょごにょと色んな事を考えて震える手を抑える毎日。

 女性と付き合った事が無かったヘインリヒは勇気が持てなかったのだ。

 丁度園遊会に参加する一ヶ月前にリコに言われたのだ。

「……ご主人様、セックスしないんですか?」
 彼女にそう言わせてしまった不甲斐なさにヘインリヒは落ち込んだ。
 そして、リコをベッドに誘えなかった訳を吐露して、自分の女性への嫌悪感の事や恋人がいなかった事等も話した。彼女は全く馬鹿にせず、真剣に話を聞いてくれた。そこでリコに「普通の恋人なら一ヶ月位でベッドインする」と教えて貰い、彼女の価値観に合わせてヘインリヒは我慢した。本当は今すぐにでも飛びつきたかったのだが。

 抑えて、我慢して、……一ヶ月。

 ヘインリヒは朝からおしゃれして園遊会の準備をしたリコの姿を隠れ見て、静かに一度自室に戻り新しいオナニーホールのお世話になった。今回のオナホは尻の形をしている小さなもので、簡単に使いやすいのだ。その代わり『リコ』の様に抱き心地やおっぱい、喘ぎ声等の沢山の機能は実装されていない。

 魅惑の黒い髪を美しく結って、ヘインリヒの瞳の赤茶色に似たドレスを着たリコは、天使。いや、女神を超えていた。
 ヘインリヒの色を纏った可愛すぎる恋人を前にすると、一度出しているというのに息子がムズムズしてしまう。
 着飾った彼女を心のままに称賛していると、リコはまた口を尖らせて怒った顔で照れていた。可愛い……その唇に吸い付いて舐めまわして、その可愛い俺色のドレスを着た状態で彼女の瞳には俺しか映らないようにずっと翻弄して、グチャグチャに濡らして、……早くしたい……

 そんな妄想が漏れていたのか、リコは涙目になりながら「なんか、怖いです……ジッと見ないで」と拗ねたように目を逸らして言った。
 つれない態度に見えるけれど、彼女の火照った頬は悪い感情を見せない。本当に可愛い。どうしてやろうか。


 そして今、園遊会から帰宅して、ヘインリヒはもう我慢の限界を迎えた。

 壁に追い詰めたリコに有無を言わせずキスして、彼女の体を弄る。
 彼女はかなり小柄なので、壊してしまわないか心配だった。夢に出てきた時からずっと思い描いていた願望を前にして、ヘインリヒは暴走しそうになる自分を落ち着かせるのに必死だ。
 彼女の吐息一つ、見逃したくなくてリコを焼ける程見つめる。
 いつもは冷静なリコの目には涙の膜が張っていて、また己の下半身に熱が集まってしまう。

 夢に出てきた可愛い女神はいきなり現実に現れた。
 外見が好みであることは当たり前だけど、夢では知り得ない彼女の内面を知る程、ヘインリヒはもっとリコを好きになった。
 彼女の性格は、冷静で控え目ではあるがしっかりと芯が通っている。恥ずかしがり屋で不愛想だけど、とても優しい人。思いやりがあって家庭的で可愛らしい女性なのだ。
 ヘインリヒは目の前の愛おしい恋人の服を脱がさず、今日も彼女の乱れた格好を楽しむ。一分の隙も無く綺麗に整えられていた彼女を少しずつ乱していくのが堪らなくヘインリヒを興奮させるのだ。
 リコは衣装が汚れたり皺になるのが嫌だと言っていたが、そんなものは何枚でも買ってやる。これはヘインリヒの大事な楽しみなのだ。しっかりとリコの可愛く妖艶な姿を心のファイルに収めておかなければ。

「や……ご主人様っ……、そこ、カリカリ……やぁっ」
 ビクビクとリコが恥ずかしそうに体を揺らしている。服越しにリコのたわわな双丘の頂を引っ掻くとリコは腰をビクつかせていた。服越しだと直接ではないから少し強めに爪で刺激しても気持ち良いだけなのだろう。リコをベッドに引き入れ、体を撫でて彼女を淫靡に躍らせるのに大興奮している。当たり前だけど魔術具の時と違って反応が有るのが嬉しいのだ。
 魔術具の時から大きめな彼女の胸は確かな質量があり、しかも人間になってから、生きた彼女の感触と感度の良さに驚いた。少し触れただけでも頂上がピンッと立ち上がって、リコの快感を教えてくれるのだ。
 揺れるリコの腰は相変わらず細くて頼りないのに、くねくねと快感で揺らめいている。本当に可愛い。
 極めつけはリコの女性器。
 オナホの時は付いていなかったものが色々と増えているのだ。
 クリトリスが無かったはずなのに、足の小指の爪よりも小さな小さなリコの愛らしい突起を見つけてヘインリヒは凄く感動したのだ。それを優しく揺さぶるとリコは嬉しそうな嬌声を上げてくれるから、楽しくて堪らない。
 それよりも凶悪なのはリコの陰毛だった。
 この間、途中までリコの体を触った時にそれを見つけて、ヘインリヒはそのいじらしい黒色の飾りを目視した瞬間、自分自身を触ってもいないのに果てた。
 パンティをずらして出てきたその黒い茂みは、リコの淫裂を全く隠せておらず、まるで恥丘を彩る美しい装飾だった。リコに内緒で今度一本頂こうと思っている。
 今日は初めて指を中に挿入する。
 ヌルリと切なく濡れたリコの中は異次元というか、熱く溶けて淫猥にヘインリヒを誘っていた。
 元々のリコの感触と似ているものの、本物になった今、中がうねりピクピクと動いていて、指を中に入れているだけで、ヘインリヒの口内に生唾が湧く。
 彼女の良い場所を探り、気持ちよさそうな声にヘインリヒの分身がガチガチに反応してしまう。リコの嬌声はすすり泣くような甘く切ない声だ。どこまでも自分のツボを突いてくるのはなんなのか。
 指で中の気持ちよさそうな所を撫でながら、唇では可愛らしい肉粒を弄る。リコは背中を反らして無言で絶頂した。俺の指を肉壁が食む感触を感じて、もう我慢が出来そうにない。

「愛している、リコ。入れるね?」

 この瞬間が嬉しくて半分泣きそうになりながら笑いかけると、リコは散々弄られて蕩けた眼差しをヘインリヒに向けてコクリと頷いた。可愛い。

「あっ……ぅ!」
 リコが口を開けて、挿入の衝撃に驚いていた。
「うっ……」
 奥歯を噛みしめて我慢しないと、挿入しただけで気持ち良くて果てそうだった。暴発してばかりの前の失敗を何度も繰り返さないように、なんとか意識を『リコが痛くないか』に切り替える。あの失敗をまたしたら、まともにセックス出来ない早漏だと思われるかもしれない。
 丁度彼女の口を見ていたので、リコと唇を合わせる。
 下も上も彼女と繋がっている事に、充足感を感じていると、ギュンギュンとリコの中が蠢き始めた。
「んっ……っ」
 動かしていないのにヘインリヒの肉棒に刺激を与えるリコの中に耐えていると、汗がじんわりとヘインリヒの背中を伝った。
「ご主人様……」
 声、可愛い、やばい。出そう。
 一度中からヘインリヒ自身を引き抜いて、再びリコの体を弄る事に注力する。
 大きな柔らかいマシュマロのような胸を弄り、頂を舌で優しく舐る。もう一度彼女の中に指を入れて優しく抜き差しすると、リコは簡単に絶頂した。
「んんんっ……!」
 リコの鼻に抜けるような絶頂の声とオナホには無かった内壁の動きに興奮で頭の中が弾けそうだった。
 彼女の痙攣が治まると、怒張した肉棒を彼女の中に挿入し、ヘインリヒはもう一度勝負を挑んだ。

 ―――――

 一度挿入したのに、ヘインリヒさんが何故かおちんちんを抜いてしまって、また私の体を探り始めてしまいました。少しだけ体の中が寂しい。
 ちょ、ちょっ……わぁぁ……
 いままでオナホで遊んでいただけの癖に、私の気持ち良い場所を上手に見つけ出すヘインリヒさんはエッチの天才でしょうか?
 あっという間に胸と指の出し入れだけでヘインリヒさんにまた絶頂させられてしまいました。

 私の体幹部は人工皮膚が伸びたものや人口骨と脂肪でできている場所なので、もしかしたら気持ち良くならないのかなとか思っていましたけど、逆だったんです。
 凄く気持ち良くて……
 前世の私の体が感じ難かったのか、元彼の触り方が十分ではなかったのか、ヘインリヒさんが凄く上手いのか、それとも今の私の体が特別なのかは分かりません。とにかくヘインリヒさんに撫でられると幸せな気持ち良さが走って、快感になって子宮あたりが重くなります。服の上でも気持ち良いのですから、私が感じ過ぎなのでしょうか。これが元オナホのポテンシャルという事でしょうか。

 電気に感電したみたいな強烈な絶頂をさせられて、私は息を荒げて呆然としていました。

 ヘインリヒさんの三つ編みが私の目の前に垂れて揺れたと思った瞬間。

「ひんっ!」

 ズンッと中を穿った大きな質量に、気持ち良さがまた絶頂前まで戻って来てしまいました。

「愛してる愛してる。俺のお嫁さんになって。ずっと一緒にいてくれ、リコ」
 腰を動かしながらヘインリヒさんは私に愛を囁き始めました。
 その言葉の熱量に、私は軽く目の前が光るような錯覚が起きる様な絶頂感を感じました。
 私が「ひっゃ……あっ」と返事にもならない声を漏らす事しか出来ないでいると、今度は唇を重ねて、重たいピストンが始まってしまいました。
 奥を揺さぶるような強烈な快感に、痙攣が止まらなくて怖くなります。
 体の奥深くをヘインリヒさんの激しい愛で叩かれているみたい。
 ああ、……気持ち良すぎて、変になっちゃう。戻れなくて馬鹿になっちゃうかも。
 呂律が回らなくてそんな意味不明の事を言ったのに、ヘインリヒさんは「リコ、リコ、好き」と律動を止めてくれません。
 指を絡ませてベッドに押さえつける様にして、脚を上げられて、上から叩きつけるような猛攻に、本当にAV女優みたいな嬌声が止まらないのです。

 こんなのこわい、どっか行っちゃう、どうなっちゃうの?ヘインリヒさん。ヘインリヒさん。ヘインリヒさん……
 未知の快感に戸惑った私はヘインリヒさんに涙が溢れた目で助けを求めました。
 すると凄く大事にするみたいに、彼が私を抱きしめてくれました。
 二人でなら大丈夫かな。ヘインリヒさんがいる、から。
 ああ、そうか、とっても気持ち良いのは相手がヘインリヒさんだからだ。
 そう思えた瞬間体から力が抜けて、次に凄い絶頂が来ました。

 ーー!!!
「ぅぐっ!」
 唸り声を漏らすと、ヘインリヒさんは私の一番奥に情熱を迸らせました。

 私とヘインリヒさんの荒い息しか聞こえない真っ白の世界で思考も飛んでいました。

 ……

 彼がくれる優しいキスで少しずつ現実に戻されます。
 気怠い気分と、ヘインリヒさんの汗の匂いと、彼の暖かい体温しか感じません。わぁ……幸せ……

 セックス……凄い……。そっか、前の世界ではあんまり気持ち良くなかったんだな私……。

 そんなとりとめのない事を思いながら、私は自分の身体の中で『魔力無効化』の魔術が展開されるのを感じてクスリと笑いました。
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