幼女監督☆あと猫背おっさんコーチと怠惰の才能を持つ野球大好きな僕☆異世界転生?!

まよいねこかねこ

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第3話 夢の余地?

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相手監督
「練習試合お引き受けありがとうございます。今日はよろしくお願いします。」
と鈴木に挨拶

鈴木
「…こちらこそよろしくお願いします。」

相手監督は少ししゃがみ子供に声をかけるように
「今日はよろしくね」
と田中に挨拶した

田中はニッコリ笑顔で
「はい!よろしくお願いします!」
と最敬礼

鈴木は相手監督に
「それでは後ほど…」

田中は踵を返し歩き出しポケットから棒付きの飴を取り出しタバコのように咥えた

———

相手高のベンチ内

相手監督は困惑気味に
「え…?あの子、監督だったの?」

———

ベンチ内

田中は鈴木からメモ帳を左手で受け取り
「ん、あんがと…」
メモ帳を開き目を通す

田中はメモ見ながら
「良い仕事しなさいよ~」
と声をかけた

———

マウンドには加護

相手選手
「アイツ、マウンド上がるとより背高く見えんな…」
「オイオイ…ストレート早くね?」
「アップの時点で身体柔らかすぎるなーと思ってたが、しなりヤベェな…」

———

ベンチ内

田中は腕を組み加護の投球をから目を離さず淡々とした口調で
「鈴木~、僕のメモ帳ちょうだい~‥」

鈴木は苺のシールがベタベタ貼られているピンクのメモ帳を田中へ手渡しし
「…どうぞ、あの子、やはりアレですね…」

田中はメモ帳に書き込みながら
「ああ…初見の時、スラリとした高身長で異常なぐらい柔らかすぎるからピンときたんだ
…関節の動きが正常範囲を超えて過剰になっている状態…やはり過可動だな…」

鈴木は加護に視線を移し
「…ですね…高身長と過可動であのしなりからなる速球…そして物心つく前から特にトレーニングをした訳でもないのに身体が柔らかかったと言ってましたし…決まりですね…」

田中は静かに頬杖をつき
「だな…」

二人は深く息をし、加護を見つめた

———



———

白い背景から黒い背景へ

———

深い深い黒

———



———

神藤
「加護は女子だから公式戦でれないのになんで野球やってるんだよ?」

加護
「楽しいからです。それ以外に何かありますか?神藤さんは違うんですか?」

神藤
「オレはお前よりも身体が柔らかく身体もデカいのになんで…なんでお前よりも劣ってるんだ!」

———

鈴木
「ゆ、許してくれ…どうにもならなかったんだ…」

———

田中
「守れなくてごめんね…」

———

佐藤
「やりたい事やってもいいんだ!頑張ってもいいんだ!」

———

医師
「…これ以上は…」

———

SNSを見た人達
「あれ?この人って…人を操る魔法を使う魔女セッター…万里愛じゃん!幼女監督って書かれてんぞ!」
「バレーボールじゃなくて野球の監督やってんの?相手も味方も意のままのように操られ常勝築き上げたことから魔女とも呼ばれてたな….」
「全く読めないからブロック全然できんかったよ…まるで魔法にかかったようだった…ミスディレクションも凄かったな…」
「本物の魔法だ!ともバカな事言われてて本人悩んでたよ…現実にそんなことないのにって嘆いてたよ…バカげた評価だと…」

———



———

審判
「ボール!」

佐藤が汗を拭う

佐藤
(山田…またそれか…次こそは要求通りそこに投げたい…)

佐藤はうなづく

山田はキャッチャーミットをインハイに構えた

佐藤はセットポジションから投げる

ボールはアウトローへ

審判
「ボール!フォアボール!」

山田
(いつもブルペンでバッター立ってない時はコントロールもよいのに…バッター立つと別人のように調子悪くなっちゃうな…)

佐藤は更に帽子を深く被りロジンバックを遠慮気味に触り指先が滑らないようにする。

山田
(加護ちゃんはバッター立つとより一層良くなるんだけどなー…)

山田は再度キャッチャーミットをインハイに構えた

佐藤
(うぅ…あそこにどーやって投げるんだ??求められているそこに今度こそ良い球投げなきゃ…でも頭に当たっててしまったらどうしよう…当たらないでくれよ…)

そこに投げようとしたその時
〈子供の泣き声〉

佐藤の放った球は大きく逸れてしまいランナーは進塁

佐藤は俯く

———

ベンチ内

田中はドッシリと腰掛けている

パキィーン!

痛烈な打球音

田中はイチゴメモに書き込む

田中はパンッ!と膝に手を置き
「よっこいしょー…」
と立つ

田中は腰を逸らしストレッチしながら
「鈴木ー、山田と佐藤スイッチねー、キャッチャー佐藤、ピッチャー山田ー…僕はちょっくらブルペン見てくるわー」

田中は肩を揉みながらブルペンを見に行く

———

ブルペン

田中は腕を組み、加護よりも更に背が高く本格派を醸し出している神藤の投球練習を見ている

田中
「おー、神藤くぅ~ん…そろそろ出撃じゃ!次行くぞー」

———

ベンチ内

田中が戻る

田中
「んー。やっぱピッチャー山田もいいねぇ」

鈴木
「佐藤の配球いつも面白いですよ。」

———

続く
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