クールな幼なじみの許嫁になったら、甘い溺愛がはじまりました

藤永ゆいか

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第4章

そーちゃんとデート?①

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翌朝。今日はこの前頼まれた、そーちゃんの買い物に付き合う日。

朝食を食べて、後片付けをして。そのまま陽向の家で、私が身支度をしていると。

「星奈。オシャレなんかして、どこか出かけるのか?」

洗面所にやって来た陽向に尋ねられ、ドキリとする。

私は今日、天音ちゃんに言われるがまま支度をしてみた。

『デートなら、絶対にスカートの一択だよ! あと、髪も巻いたら想良くん絶対に喜ぶ!』って言われたから。

ストレートの髪を、軽く巻いて。
リボン付きの半袖の白ブラウスに、淡いピンクのフレアスカートを合わせて。
そして、普段メイクなんてしないけど、薄いピンクの色つきリップもつけてみた。

デートじゃないのにと思っているわりには、ちょっと気合いが入りすぎちゃったかな?

「えっと。今日はこれから……とっ、友達とショッピングに出かけるの」

そーちゃんは、友達に変わりないから。嘘はついていないはず。

「ふーん」

陽向が、じっと私のことを見てくる。もしかして……。

「変、かな?」
「いや……可愛いんじゃね?」

ええ!?

「ほっ、ほんとに!?」
「ああ。すげー可愛いよ」

まさか、陽向がそんなふうに言ってくれるなんて……嬉しすぎる!

「ありがとう」
「ていうか、早く行かないと遅刻するんじゃねえの?」
「あっ! いけない」

時計を見ると、もう家を出る時間になっていた。
私はバッグを持つと、急いで玄関に向かう。

「陽向。お邪魔しました」
「気をつけて。走って、転ぶんじゃねえぞ?」
「だっ、大丈夫だよ。それじゃあ」
「ああ。行ってらっしゃい」

小さく笑う陽向に頷くと、私は駅へと向かった。


最寄り駅からしばらく電車に揺られて、私が待ち合わせ場所に着くと、すでにそーちゃんは来ていた。

「そーちゃん!」

私がそーちゃんの元へ駆け寄ると、そーちゃんは目を大きく見開く。

「ワオ! キミは、せーちゃん!?」
「イ、イエス!」

そーちゃんが、あまりにも驚くから。つられて私も英語で答えちゃった。

「オーッ、ソーキュート!」

そしてそーちゃんは、私を下から眺めるように目線を動かす。

「そーちゃん。そんなにじっと見られたら、恥ずかしいよ」
「ソーリー。せーちゃんが、あまりにも可愛かったから」
「あっ、ありがと」

そーちゃんってほんと、どんなこともストレートに言ってくれるから。照れちゃうよ。

「今日は来てくれてありがとう。それじゃあ、さっそく行こうか」

私とそーちゃんは、駅の近くの大型ショッピングモールへと向かった。
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