プルートーの胤裔

ゆさひろみ

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太古のファイル

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 岸本は、熱々のシュークルートを二つの皿に盛って、わたくしたちの前に置いた。フランクフルト、クナック、モンベリアールソーセージを、皿の外側にごろごろと乗せて、中央には、ローリエを加えた塩漬けの豚肉や、彩りの香味野菜などが、じっくりと煮込まれてあった。香辛料を含んだ沢山の湯気が、わたくしたちの顔を包んだ。
「塩で乳酸発酵させた生のシュークルートだ。魚やガチョウは使用していないから、グルメの連中は喜ぶんだ」
 わたくしと美咲は同時に岸本を見上げた。
「これで、もう十分だろう?」
 岸本はコック帽を指で回した。
「ああ、ありがとう。ここまでしてもらって、天道の死の真相が分からず終いでは、俺たちはただ飯を食った事になるな」
 美咲は社交的な笑顔を作って、頭を深く下げた。空になった美咲の皿を見て、岸本は鼻歌交じりで厨房へ引き返して行った。その大きな背中を見送って、
「君が晦冥会の信者だったって、本当? もしかして、そう言って俺を驚かせようとしているんじゃないの?」
 寝起きにあずさから冗談を言われてからかわれた件もあって、わたくしは何事にもスケプティックな方向へ考えるようになっていた。
「冗談じゃありません。わたしはS市のF支部精舎を訪れて、七紋帰依の誓願式を受けて、七紋功得の六箇条と、お経が収められた心月正法書を授与され、晴れて晦冥会の信者となったんです」
 わたくしは、背凭れまで背中を引いて、まじまじと美咲の食事姿を眺めた。
「本当に?」
「はい。S県でも比較的都市部にある、近代的なその施設でわたしは、大勢の信者たちと一緒になって、心月正法書の読経、瞑目、合掌などの修行に参加していました。もちろん、敬虔な信者に成り済ましての、晦冥会内部の潜入調査として、修行をしていたに過ぎませんけど」
 パセリが乗った塩茹でのジャガイモを、美咲はナイフで一口大に切り分けて、それを口に運んだ。
「敷島探偵事務所の社員って、そこまでするの? 潜入調査とは言え、暗殺者がいる危ない宗教団体に入信するだなんて、命掛けの仕事じゃない。それも、敷島の命令だったの?」
 わたくしが驚きの余り目を剥くと、美咲はフォークの手を休めて、微かに首を傾げた。
「ああ、勘違いしないで下さい。わたしはSТGに入社してから、まだ一年も経っていません。つまり、その当時のわたしは、全くのプライベートと言いますか、個人的に晦冥会へ入信したんです」
 美咲は、シュークルートの細切りをフォークで絡め取り、それを口に入れて、発酵キャベツと薫製の香りの絶妙な調和に目を閉じた。
「個人的に君はなぜそこまでして晦冥会の闇を暴こうとしたんだ? 俺には、晦冥会の危険に匹敵する程の動機が、君の中にあったとは思えない」
 わたくしは、粒マスタードの山をフォークで掬って、モンベリアールの上に延ばした。
「分かりませんか?」
 美咲は料理から目を上げた。
「なぜわたしが、晦冥会の潜入調査という、正に命掛けの方法で、敵の懐へ飛び込んで行ったのか」
 その理由を考えようとしてわたくしは、上下左右に荒れ狂う吹雪の窓に目を向けた。それはわたくしの頭の中に、真っ赤なウェアを着たスキーヤーが、板を綺麗に揃えて止まる光景を思い出させた。
『それにしても美咲ちゃん、よくこのゲレンデに戻って来てくれたね』
 貝沼という女性インストラクターが、美咲の肩を叩いた。
『二年振りでしょう? それにしてもあれから全く連絡が取れなくて、本当に心配したんだよ』
 美咲には、婚約者の行方不明から、二年間の空白の期間があった。貝沼が美咲と連絡が取れなくなっていた時期は、美咲が晦冥会の信者だった期間なのだろうか。
『腕利きだった、て話さ』
 吹雪の中を振り返ると、今度は羽深の背中が現れて、救護室の待合に座るわたくしに、太古秀勝の思い出話をした。
『今に大手柄をあげて、警視庁捜査一課に推薦されるんだって、酒の席で拳を振り上げていたよ』
 美咲の婚約者は、腕利きの刑事だった。
「今に大手柄か。それって、まさか」
 わたくしはフォークを持つ手をテーブルに置いた。
「まさか君は、婚約者の行方を追って、晦冥会へ?」
 吹雪が窓に吹き付けて、ガラス一面真っ白になった。
「彼の行方を追う、と言うのは、正直正確な言い方ではないかも知れません。なぜなら、山岳警備隊や山岳救助隊による彼の捜索活動が、ヘリコプターによる上空からの捜索でさえ難航を極め、県警による限られた捜索の期間が過ぎて、救助隊が止む無く雪山から立ち去った事により、秀勝の生存の可能性の殆どゼロに等しい現実を、わたしは突きつけられていた頃でしたから。
 彼は、二年前の表層雪崩に遭って、負傷し動けないわたしをその場に残して、日没の下山の途中で、そのまま行方不明になった。もしかしたら、何らかしらの奇跡的な幸運があって、彼が一命を取り留めたとして、しかしその後に婚約者に一度も連絡を寄越さないなんて、先ず一般的に考えられませんし、それに、隣接する四県の病院の救急搬送、外来受診の記録を、片端から調べて回ったわたしが、最後の病院を後にした時には、雪崩に巻き込まれたと思われる被害の患者は、誰一人も存在しない事が明らかになっていました。
 ですからわたしは、それよりも彼があの日没の下山の後、どうにかして雪の上で力尽きてしまった、その亡骸の行方と、そうなるに至った彼の死の経緯が知りたい、そう願う思いが、日に日に強くなっていきました。
 そんな居ても立っても居られない状態のわたしの元へ、秀勝の実家の母親から、行方不明の息子の部屋の整理をしていたら、わたしの私物が出て来たから、落ち着いたら引き取りに来て欲しいと、突然連絡がありました。わたしは、着る物も選ばずにすぐに車を走らせて、ちょうどこのM市内の麓にある、N区のA市を分かつ橋のたもとに位置する、彼の実家の風除室の戸を引いていました。お互い挨拶もそこそこに、母親は、玄関の床に直置きされた、二人で写っている写真、泊まり込んだ時のわたしの衣類や化粧品、わたしの名入りの封筒など、それら全てをわたしの前に移動させました。更に、他にも何か私物がないかどうか、家へ上がって確認して欲しいと頼まれて、わたしは物音一つない二階の彼の部屋へ通されました。その時の居間にいるのにいつになっても顔を出さない彼の父親の仕打ちに、わたしの心は強い動揺を覚えました。もしかしたら彼の父は、わたしのせいで息子が遭難をしたと思い込んでいるのかも知れないのでした。
 わたしは、彼との思い出の沢山詰まった部屋の中央に立って、その場でボロボロと涙を突き落としていました。八畳のこの小さな畳の上で、これから結婚を控えた二人は、掛け替えのない大切な時を過ごしていたのでした。同じ一枚の毛布に包まって、夜更けのテレビ番組をだらだら見ていたり、窓の夜空を二人で見上げて、子供は何人欲しいかと話をしたり、時には約束を破った彼とひどい口喧嘩をしたり、そんな思い出を振り返っていると、いつの間にかわたしは、彼の布団に倒れて泣きながら寝入ってしまっていました」
 わたくしはこの時、美咲とその婚約者との睦まじい関係を、ありがたく思っていない自分を強く意識した。
「パッと部屋の電気が点いて、心配をした母親が部屋に入って来たので、わたしは起こされました。わたしは涙の跡を隠して、もう帰りますと布団を直して立ち上がると、壁際の書棚から黄色いファイルが落ちて来て、反動で中が開くと同時に、彼の手書きの地図が一枚、わたしの足元の畳に滑って来ました。わたしはそのファイルと地図を手に取って、そこにある写真と内容を確認すると、ハッと目を大きくして、頭の中が真っ白になってしまいました。それもそのはずです、そのファイルに綴じられていた資料とは」
 わたくしは溜め息を吐いて、静かに目を閉じた。
「晦冥会」
「その通りです。秀勝がファイルに収拾していた資料は、晦冥会に関するありとあらゆる調査記録だったのです。そして、もう一枚の手書きの地図は、地名こそ記されてはいませんでしたが、ゲレンデの配置と特徴的な山の地形から、わたしと秀勝が雪崩に遭った場所の、登山地図を手書きで写したものと見て間違いありませんでした」
 わたくしは、堪らずに右腕をテーブルの上に置いて、身を一つ乗り出した。
「ちょ、ちょっと待ってくれ。それって一体どういう事だ? 君の婚約者は刑事で、その刑事は石動刑事と同じように、晦冥会についてあれこれ調べを進めていた? そういう事なのか? そして、手書きの登山地図を事前に作成していて、もしかしてそこに晦冥会の何かがあると突き止め、君とその場所へ行って、雪崩に遭った?」
 美咲はクナックを齧って、パキッという独特な音を立てた。
「そう考えるに十分な資料が、彼の部屋のファイルから出て来たのです。わたしは、彼の私物の一部を預かる事の了承を得て、もう荷物を纏めて車に乗り込んでいました。晦冥会という大規模な宗教団体には、どうやら秀勝が暴こうとしていた大きな秘密があって、彼はその秘密に手を出してしまったが故に、予測不可能なトラブルに巻き込まれ、そのまま行方不明となってしまった。そう推測したわたしは、自ら晦冥会の中に飛び込んで行って、その秘密を調べる為に潜入調査を開始したのです。もしかしたら、秀勝の死の原因を知っている人にも出会えるかも知れないという、一縷の希望を抱いて」
 美咲の左手薬指の婚約指輪に目が行った。
「それは、君の婚約者が行方不明になってから、どれくらい経過していた時の話?」
「三ヶ月後の春の初めです。そう考えると、わたしの晦冥会の信者だった期間は、せいぜい九ヶ月程度です」
 中皿の料理だったとは言え、美咲の皿は既に細切れのベーコンを残すのみとなった。
「じゃあ、その潜入調査で君は」
 美咲の話の歯切れが急に悪くなった。
「S市F支部精舎の中でわたしは、毎日心月正法書を開いて読経に明け暮れるばかりで、秀勝の行方について、何ら有力な情報もつかめずに、或る意味平穏な月日が流れて行きました。それでも何とか、晦冥会にはどこからも死角になっている秘密の部分があって、それは幹部以上の人間にしか知る事ができないと言う話を、風の噂で聞くようになりました。そもそも幹部たちは、他の信者たちとは一線を引くような関係にあり、雰囲気というものがわたしたちとまるで違って見えました。今にして思えば彼らは、大きな顔をして信者たちの頭の上を歩いてはいましたが、その実どこかの物陰にでも怯えているような、不安の色を浮かべて笑顔さえ見せないのでした。それは、幹部以上の人間が退会、脱会した暁には、間違いなく暗殺者が始末しに来るというのですから、一般的な信者とは覚悟の意味合いが別ものだったと思います」
「確かに」
「その幹部たちが、命を掛けて守る晦冥会の秘密、それは一般的な信者としての立場上、わたしは中々調べが進まず、手を揉んでいる内に、あっという間に月日だけが流れてしまいました。
 しかしそんな或る日暮れのこと、いつも隣りで読経をしていた中年の男が、誰もいない廊下を見計らって、丸柱の物陰からわたしを手招きして、わたしの耳元で自分も潜入捜査をしている者だと打ち明けて来たんです。彼は週刊誌の記者だと名乗って、名刺を渡して来たかと思うと、彼の調べてきた晦冥会の情報を、事細かくわたしに披露しました。それらの話は、支部精舎の施設の詳しい構造やら、突然見なくなった幹部の名前、統主である不破一族の裏事情など、とても一般信者では知り得ない玄人じみた話ばかりでした。
 そして、晦冥会の闇の部分が隠された、施設の地下に存在する鉄扉の向こう側に、どうかして忍び込む方法を彼は教えてくれたのです」
「何だって?」
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