勘違いとすれ違い

夢兎

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勘違いと

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「いるよ」
彼女から聞いたその言葉に僕は少しだけ自信があった
正直今までの態度だったり話を聞いてくれたり好きじゃないならおかしいと
周りが言うくらいの対応をしてくれていた彼女
僕のことなんじゃないかそう思って息を呑む・・・
「最近いい人がいてね、会社の人じゃないんだけど・・」
あ・・違うんだ
僕の気持ちはやってしまったと思った。
僕がいい人いるのって聞かなければもしかしたら気持ちい気持ちで帰れたかもしれないのに
そこを自分で崩してしまった後悔と、まぁ自分の恋に玉砕してしまったことへのやってしまったの気持ち
時間は短いように思えたけど僕の中の時間はとても長く感じた。
それからは僕は彼女の気になる人の話を熱心に聞き込んだ
話を聞くたびに僕に勝ち目はなかったと感じた。
それから２時間程度話した後、彼女は予定があったから家の近くまで送って解散した
告白する予定だった・・・
でもできるはずがない、振られるのがわかっていても成功するのはドラマだけだ
でも伝えずにはいれなかった。
その夜、僕はメールで思いたけを彼女に伝えた。
もちろん答えはNO
わかってはいたがやっぱりきつい
その後彼女とは友達という関係で続いている。
今でも僕の相談や色々聞いてもらっている
こうして僕の勘違いの恋は幕を落とした
思いの丈を手伝えられたことに僕はスッキリしている
伝えたことによってますます仲良くなれたのだから
僕にとって彼女は
勘違いの意味を教えてくれたのだと思う。
気持ちのすれ違い、この人もしかしてと思いながら生活するのと
気持ちを伝えないでモヤモヤした状態で過ごすのとでいったら
スッキリした人生が僕は好きだ
人生一度きりといろんな人がいう
そんなの僕の人生なんだから伝えるか伝えなかなんて僕が決めるし
そう思っていたけど僕は伝えることに意味を感じた
言わないとわからないことだってある
それを教えてくれたのは彼女だった。
伝えるか迷ってる人、ちゃんと気持ちは伝えた方がいいよ
これは僕からのアドバイス
僕と同じ考えの人もいると思う
伝えるかは僕の自由だと
全然それでいいと思う
もし共感してくれる人がいるのならまず身近な人から感謝の気持ちとかを伝えてみよう
人間最初の一歩が肝心だ、僕はこれからたくさん伝えていこうと思う

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