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サルブ村救出戦
瘴気に覆われた村サルブ⑧
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「散り散りになるなぁ!固まって戦え!」
リザードマン隊長は隊員達に指示を飛ばす。
押し寄せるアンデッド達の波を彼と同じ前衛のカエル戦士と受け止め、その隙をリス弓兵が素早い射撃で援護する。
前衛達が持ち堪えている隙にミミックウィザードとスライムプリーストが火と光の魔法でアンデッド達を殲滅していくがアンデッド達の数は圧倒的に多く徐々に押されていく…。
「隊長!この数では…我々は持ち堪えられません!」
「まだだ!女神様が神殿を復天させ瘴気を払うまでなんとしてもこの教会を死守するのだ!」
リザードマンは両手に持った剣で次々と斬り刻み、カエル戦士は盾でアンデッドの攻撃を防ぎハンドアックスで斬り返す。
「敵の魔法がきます!みんなを守って!ホーリーフィールド!」
スライムプリーストの防御魔法がアンデッドの闇魔法からリザードマン小隊を守る。
アンデッド達が攻撃を弾かれ隙だらけになっている所をリス弓兵が的確に射抜きアンデッド達を倒していくがこの射撃で矢が尽きてしまった様だ…
「隊長!矢が尽きてしまいました!」
「よくぞ今まで戦ってくれた!下がるのだ!俺が魔法を使う!スライムプリースト!援護を頼む!」
リザードマンは風の魔法で敵を切り裂き、ミミックウィザードは炎魔法でアンデッド達を焼き払い、スライムプリーストの聖なる祈りがアンデッド達を浄化する。
リザードマン達の必死の抵抗しているがアンデッド達は次から次へと湧き出てくる。
「みんなを見捨てて引くなんてできないよ!」
リス弓兵は短剣を取り出し右手に持った短剣と左手に持った弓でアンデッドを叩いていく。リス弓兵は小柄な体を活かした身軽な動きでアンデッドの攻撃を避けながら反撃をする。
「やあっ!!」
しかし相手は武器を持つアンデッドだ……接近が苦手なリス弓兵の戦闘力ではアンデッド一体すら仕留める事すら難しかった。
「うっ!」
遂にアンデッドの攻撃を受けてしまうリス弓兵。スライムプリーストが回復魔法を唱える。
「かの者を癒せ!ヒール!!」
癒しの光がリス弓兵を包み込む。
回復魔法による治癒で傷が塞がり戦線を維持できているがこれもいつまで続くのやら……。
「リス弓兵無理はするな!お主には後退してもらった方がいいかもしれん……!」
「ごめんなさい隊長……矢が尽きてしまったばかりに…」
「気にする事は無い!いつもお前の射撃には助けられている!我々に任せて後方へ下がるのだ!」
リス弓兵は目をつむり涙を拭い笑顔を見せる。リザードマン小隊全員で協力し合えばどんな困難も乗り越えられるという自信に満ち溢れているように見える。だが状況は悪い方に向かっている。
アンデッド達の攻勢はさらに激しくなりリザードマン隊長達はついに追い詰められてしまったのである。
「このままでは…」
アンデッドの濁流がリザードマン小隊を飲み込もうとしたまさにその時――
ザシン!と鋭い音と共にアンデッドが崩れ落ちた!
「貴方は…酒呑童子!!」
「間に合ってようだな!はぁ!」
酒呑童子の放った斬撃がゾンビの群れに直撃しゾンビ達を胴体から真っ二つに切り裂いた。
あまりの斬撃の速さにゾンビ達は悲鳴をあげる暇もなく腐血を撒き散らした!
「切り刻め、風の刃よ!ウィンドカッター!」
シオンの放った風魔法がスケルトン達に襲いかかる。盾で防御するも無慈悲な風は盾ごとスケルトン達を切り裂いた!
ズシャア!と派手に切り刻まれていくスケルトン達。
「シオンさんまで来てくれるとは…九死に一生を得えた気分です!」
「皆さん無事ですか?」
「シオンさ~ん♪私達は無事です~!来てくれてよかった~♡」
スライムプリーストは嬉しそうに振るえている。
「酒呑童子、ルル様達が神殿を奪還し復天の儀を行えばアンデッド達は消滅するでしょうが…」
「ああ、私も同じ事を考えていた…それでは主の前で格好がつかないからな、殲滅してしまうとしようか…」
シオンが魔法の詠唱に酒呑童子が刀を構えた瞬間、瘴気が消え、日の光が辺りを照らし出す。アンデッド達は悲痛な叫びを上げながら崩れ落ち消滅していった。
「どうやら…ルル様達は神殿を奪還した様ですね」
「ああ、我らの出番は終わりの様だ」
酒呑童子は刀を鞘に戻す。
「シオン、教会の中で休むとしよう、まだお前の傷は癒えてない。」
「わかりました、ルル様達がお戻りになるまでお言葉に甘えさせて頂きます…」
リザードマン隊の勝ち鬨を聞きながら、シオンは酒呑童子に連れられ教会に入っていくのであった。
リザードマン隊長は隊員達に指示を飛ばす。
押し寄せるアンデッド達の波を彼と同じ前衛のカエル戦士と受け止め、その隙をリス弓兵が素早い射撃で援護する。
前衛達が持ち堪えている隙にミミックウィザードとスライムプリーストが火と光の魔法でアンデッド達を殲滅していくがアンデッド達の数は圧倒的に多く徐々に押されていく…。
「隊長!この数では…我々は持ち堪えられません!」
「まだだ!女神様が神殿を復天させ瘴気を払うまでなんとしてもこの教会を死守するのだ!」
リザードマンは両手に持った剣で次々と斬り刻み、カエル戦士は盾でアンデッドの攻撃を防ぎハンドアックスで斬り返す。
「敵の魔法がきます!みんなを守って!ホーリーフィールド!」
スライムプリーストの防御魔法がアンデッドの闇魔法からリザードマン小隊を守る。
アンデッド達が攻撃を弾かれ隙だらけになっている所をリス弓兵が的確に射抜きアンデッド達を倒していくがこの射撃で矢が尽きてしまった様だ…
「隊長!矢が尽きてしまいました!」
「よくぞ今まで戦ってくれた!下がるのだ!俺が魔法を使う!スライムプリースト!援護を頼む!」
リザードマンは風の魔法で敵を切り裂き、ミミックウィザードは炎魔法でアンデッド達を焼き払い、スライムプリーストの聖なる祈りがアンデッド達を浄化する。
リザードマン達の必死の抵抗しているがアンデッド達は次から次へと湧き出てくる。
「みんなを見捨てて引くなんてできないよ!」
リス弓兵は短剣を取り出し右手に持った短剣と左手に持った弓でアンデッドを叩いていく。リス弓兵は小柄な体を活かした身軽な動きでアンデッドの攻撃を避けながら反撃をする。
「やあっ!!」
しかし相手は武器を持つアンデッドだ……接近が苦手なリス弓兵の戦闘力ではアンデッド一体すら仕留める事すら難しかった。
「うっ!」
遂にアンデッドの攻撃を受けてしまうリス弓兵。スライムプリーストが回復魔法を唱える。
「かの者を癒せ!ヒール!!」
癒しの光がリス弓兵を包み込む。
回復魔法による治癒で傷が塞がり戦線を維持できているがこれもいつまで続くのやら……。
「リス弓兵無理はするな!お主には後退してもらった方がいいかもしれん……!」
「ごめんなさい隊長……矢が尽きてしまったばかりに…」
「気にする事は無い!いつもお前の射撃には助けられている!我々に任せて後方へ下がるのだ!」
リス弓兵は目をつむり涙を拭い笑顔を見せる。リザードマン小隊全員で協力し合えばどんな困難も乗り越えられるという自信に満ち溢れているように見える。だが状況は悪い方に向かっている。
アンデッド達の攻勢はさらに激しくなりリザードマン隊長達はついに追い詰められてしまったのである。
「このままでは…」
アンデッドの濁流がリザードマン小隊を飲み込もうとしたまさにその時――
ザシン!と鋭い音と共にアンデッドが崩れ落ちた!
「貴方は…酒呑童子!!」
「間に合ってようだな!はぁ!」
酒呑童子の放った斬撃がゾンビの群れに直撃しゾンビ達を胴体から真っ二つに切り裂いた。
あまりの斬撃の速さにゾンビ達は悲鳴をあげる暇もなく腐血を撒き散らした!
「切り刻め、風の刃よ!ウィンドカッター!」
シオンの放った風魔法がスケルトン達に襲いかかる。盾で防御するも無慈悲な風は盾ごとスケルトン達を切り裂いた!
ズシャア!と派手に切り刻まれていくスケルトン達。
「シオンさんまで来てくれるとは…九死に一生を得えた気分です!」
「皆さん無事ですか?」
「シオンさ~ん♪私達は無事です~!来てくれてよかった~♡」
スライムプリーストは嬉しそうに振るえている。
「酒呑童子、ルル様達が神殿を奪還し復天の儀を行えばアンデッド達は消滅するでしょうが…」
「ああ、私も同じ事を考えていた…それでは主の前で格好がつかないからな、殲滅してしまうとしようか…」
シオンが魔法の詠唱に酒呑童子が刀を構えた瞬間、瘴気が消え、日の光が辺りを照らし出す。アンデッド達は悲痛な叫びを上げながら崩れ落ち消滅していった。
「どうやら…ルル様達は神殿を奪還した様ですね」
「ああ、我らの出番は終わりの様だ」
酒呑童子は刀を鞘に戻す。
「シオン、教会の中で休むとしよう、まだお前の傷は癒えてない。」
「わかりました、ルル様達がお戻りになるまでお言葉に甘えさせて頂きます…」
リザードマン隊の勝ち鬨を聞きながら、シオンは酒呑童子に連れられ教会に入っていくのであった。
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