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師匠見参
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王都でルイス殿下から話を聞いてから、すぐに戦に行くと思いきや、あれから連絡はない。
ダラムに戻ったジャンは、領地の仕事に追われる日々が続き、何もない俺は退屈していた。
(なぁ、なぁ、ジャン。めちゃくちゃ退屈なんだけど。戦争するんじゃなかったのかよ)
「戦争って言ったって、準備時間とお金がかかるんだ。そんなすぐに出来ないよ」
(言ってる事は分かるんだけどさ~。それにしたって暇なんだよ俺は)
「まあでも、そろそろユウタの退屈を解消してくれる人がダラムに来ると思うんだよね」
(なんだよそれ! 初めて聞いたぞ俺。早く紹介してくれよ)
「それは来てからのお楽しみって事で!」
コンコンコンッ。部屋のドアがノックされた。
「入ってきていいよ」
「ジャン様失礼します。ジャン様にお客様がお見えになっています」
「分かった今行く」
「噂をすればってやつじゃないかな?」
玄関に向かい、屋敷の玄関のドアを開けると、そこにはヨボヨボのおじいさんと、若い青年の二人が立っていた。
「初めましてジャン様、私はマルコと申します。隣にいるのが祖父のダンと言います」
「待っていましたよ。どうぞ中へと入ってください」
屋敷の中へと招き入れる。
こいつらは一体なんなんだ?
最初の印象はそんな感じだった。
部屋に案内しソファに座ってもらう。ベイルが飲み物を出してくれて一息つく。
「こちらがレベッタからの紹介状になります」
マルコは紋章の入った手紙をジャンに渡す。
ジャンがその手紙の内容を読んでいく。俺にはこの世界の字が分からないので読めない。
「確かにこれはレベッタ先生からの紹介状ですね」
「私達を雇ってもらえるとの事ですが、本当ですか?」
「ええ、勿論ですよ。ただ最低限実力は確かめさせてもらいますけどね」
「ダンじいちゃん聞いたかよ! やったな。俺達生きられるぞ。あ! ジャン様の前ですみません。つい嬉しくて……今日生きられるかどうかという生活をしていたものですから」
(それで? こいつら一体何者なんだ?)
(え? あ~、この人達はさ――)
バタンッ!
「失礼します主様!」
「リリア……何回も言ってるけど、返事があってから入ってきてよ」
「申し訳ありません主様!」
「うひょーーー! ピチピチなおなごがいるではないか!」
いつの間にかリリアの脚をスリスリと触っているダンの姿が。
「!?!?!?!?」
リリアが剣を抜いて斬りかかった。
ダンが真っ二つになったかと思ったが、ダンには一切傷はない。
「勇ましいの~。素晴らしい脚じゃ」
そう言いながらリリアの脚を擦っている。
「もうダンじいちゃんやめてくれよ!!」
マルコがダンの服を引っ張って、リリカから剥がそうとするが、リリアの太もものにしがみついてダンは離れようとしなかった。
「せっかく寝床と食事を用意してくれる仕事が見つかったのに、じいちゃんのせいでまた追い出されちゃうよ!!」
「うるさいマルコ!」
「この仕事が駄目になったら俺達餓死しちゃうよーー!」
「わしは餓死よりおなごを選ぶ! 目の前におなごが居れば、触れずはいられんじゃろ」
「勘弁してくれよーーー!」
「貴様らは誰だ! 離せ、離せ!」
部屋中が大騒ぎになった。
(それで誰なの??)
(アウル軍の剣の指導者とユウタの戦闘相手だよ)
(マジで!?)
ダンはマルコによってロープでグルグル巻きにされ、同時に口も動かせないようにされていた。
「お恥ずかしい所をすいません」
「いえいえ、今まではどういった仕事をしてきたんですか?」
「貴族の家で指南役をしていたんです。でもうちのじいちゃんはあんな感じなので……実力はともかく屋敷に勤めている女性から苦情があまりにも多くて、すぐ追い出されちゃうんです。貴族の家を転々としていたんですが、悪い噂が広まりとうとう雇ってもらえる場所もなくなり、路頭に迷っている所にレベッタから接触があったんです」
(レベッタ先生と知り合いなのか?)
(レベッタ先生の師匠がダンなんだそうだよ)
(えっ!? このクソジジイが!?)
「実力者を探している貴族が居て、住み込みで働かないかと。勿論飛びついて今に至るという所です……じいちゃんの事は私がどうにかして止めますから、お願いします雇って下さい」
「主様、私は反対です! 雇う? お金の無駄です!」
「まあまあリリア、ダンのあのような女性に対する行動は、マルコが責任持って見てくれるって約束でいいよね?」
「勿論です。じいちゃんの好きにはさせません!」
「マルコとダンはアウル軍の剣術や武術の指南役と、ダンには僕の戦闘訓練の相手になってもらうつもりなんだ」
「主様それは本気なのですか!? こやつらが指南役ですか!?」
「僕もまだ実力を見たわけじゃない。ちょうどいいからリリア、マルコの相手してくれない? マルコもいいよね? リリアはこう見えて実力者なんだ。その後に僕がダンの相手をするよ」
「分かりましたジャン様。期待に応えられる実力を見せましょう」
「主様、やっつけてしまってもよろしいですよね?」
「勿論いいよ。リリアが勝ったら雇うのをやめるよ」
こうして全員で訓練場に赴いた。
リリアとマルコが木剣を手に取り、向かい合って構える。
「怪我をさせないようにね? では始め」
合図を聞いた途端、リリアはマルコとの距離を瞬時に縮め斬りかかった。
速い……。
マルコはそんなリリアの攻撃を全て受け流していた。
独特な動きと脱力で、リリアの猛攻を捌き続けるマルコ。
その両者には、圧倒的な技術の開きがあった。
(ユウタどう思う?)
(強い……というより圧倒的に上手い。見ろよ、マルコ一歩も動いてないぜ)
試合が始まってから激しい攻防が繰り広げられているが、マルコは一歩も動いていなかったのだ。
リリアもマルコの実力には気付いたはずだ。
距離を取り直し、リリアは攻撃のパターンとバリエーションを変えた。
それでもなお、マルコの足を動かす事さえ出来ずにいた。
リリアの息が荒くなってきた。
無理もない、休みなくずっと攻撃を繰り出しているのだから。
リリアが再び剣を振りかぶった瞬間、マルコの姿が消えた。
と思ったらリリアの背後にマルコの姿が。そして両手には木剣を持っている。
一瞬にしてリリアの木剣を取り上げていた。
「ジャン様、これでいかがでしょうか?」
「マルコの勝利!」
リリアは固まったまま動かない。
「リリア、マルコはどうだった!?」
「あ、え、主様すいませんでした。私の力不足で……」
リリアの腕は正直弱くない。むしろ強いと言っていい。
マルコの剣術があまりにも圧倒的だったのだ。
どこにでも居そうな顔と体格をしているに、とんでもない実力を隠していた。
「気にしなくていい。じゃあ次は僕の番だね!」
(ユウタ頼んだよ)
「やっと俺の出番かよ!」
俺はダガーと同じサイズの木剣を二本手に取ると、ジャグリングした。
「お主がレベッタの弟子か?」
ダンにそう尋ねられた。
「弟子じゃねえよじじい。レベッタ先生の生徒だよ」
「なんじゃ!? レベッタは教師なんかやっとるのか」
「というかじじい。武器持たなくていいのかよ? そんな余裕かましてていいのか? 殺しちまうぞ?」
「ハッハッハ! レベッタに一撃入れられないような小僧がわしに勝てる訳がなかろう」
「死んでも後悔するなよ」
「では、両者始め!!」
俺は小手調べに全速力でダンに近づき一撃繰り出した。
最近は成長期なのかどんどん身長が高くなる。それに伴ってスピードとパワーが上がっていくのを実感していた。
そう感じるようになってからまだ全力を出したことがなかった。
いや、出せる相手がいなかった。
今この瞬間、初めて全力を出す。
そんな俺の強烈な一撃を、ダンは素手でいとも簡単に受け流した。
(マジかよ。そんな簡単に捌ける攻撃じゃないぞ今の)
俺はとにかく、攻撃。攻撃。攻撃。攻撃を繰り返した。
ダンは俺の動きを全て読んでいるかのように攻撃をゆるりと躱す。
動きが特別速い訳でもない。力がある訳でもない。だが当たらない。
リリアとマルコの時と同様に、俺はダンを一歩も動かせていなかった。
目にも留まらぬ攻防を繰り広げている最中、空中で体の向きを変えようとした瞬間に、俺は耳を引っ張られそのまま地面に叩きつけられ背中を打った。
見上げる形でダンの姿が目に入る。両腕は踏まれて動かせない……親指で喉を狙われた。
ヤバい……。
「これでどうじゃ!? 合格かな?」
「クソジジイ……。合格だよ」
「やったぞマルコよ!」
「じいちゃんやったな! ウェーイ!」
二人はハイタッチして喜んでいた。
「とんでもねぇ化け物がまだ世の中にいるんだなジャン」
(全く手も足も出なかったけど……そんなに強かった?)
「強いね……ジャン、最高の暇潰しを連れてきたな」
ダラムに戻ったジャンは、領地の仕事に追われる日々が続き、何もない俺は退屈していた。
(なぁ、なぁ、ジャン。めちゃくちゃ退屈なんだけど。戦争するんじゃなかったのかよ)
「戦争って言ったって、準備時間とお金がかかるんだ。そんなすぐに出来ないよ」
(言ってる事は分かるんだけどさ~。それにしたって暇なんだよ俺は)
「まあでも、そろそろユウタの退屈を解消してくれる人がダラムに来ると思うんだよね」
(なんだよそれ! 初めて聞いたぞ俺。早く紹介してくれよ)
「それは来てからのお楽しみって事で!」
コンコンコンッ。部屋のドアがノックされた。
「入ってきていいよ」
「ジャン様失礼します。ジャン様にお客様がお見えになっています」
「分かった今行く」
「噂をすればってやつじゃないかな?」
玄関に向かい、屋敷の玄関のドアを開けると、そこにはヨボヨボのおじいさんと、若い青年の二人が立っていた。
「初めましてジャン様、私はマルコと申します。隣にいるのが祖父のダンと言います」
「待っていましたよ。どうぞ中へと入ってください」
屋敷の中へと招き入れる。
こいつらは一体なんなんだ?
最初の印象はそんな感じだった。
部屋に案内しソファに座ってもらう。ベイルが飲み物を出してくれて一息つく。
「こちらがレベッタからの紹介状になります」
マルコは紋章の入った手紙をジャンに渡す。
ジャンがその手紙の内容を読んでいく。俺にはこの世界の字が分からないので読めない。
「確かにこれはレベッタ先生からの紹介状ですね」
「私達を雇ってもらえるとの事ですが、本当ですか?」
「ええ、勿論ですよ。ただ最低限実力は確かめさせてもらいますけどね」
「ダンじいちゃん聞いたかよ! やったな。俺達生きられるぞ。あ! ジャン様の前ですみません。つい嬉しくて……今日生きられるかどうかという生活をしていたものですから」
(それで? こいつら一体何者なんだ?)
(え? あ~、この人達はさ――)
バタンッ!
「失礼します主様!」
「リリア……何回も言ってるけど、返事があってから入ってきてよ」
「申し訳ありません主様!」
「うひょーーー! ピチピチなおなごがいるではないか!」
いつの間にかリリアの脚をスリスリと触っているダンの姿が。
「!?!?!?!?」
リリアが剣を抜いて斬りかかった。
ダンが真っ二つになったかと思ったが、ダンには一切傷はない。
「勇ましいの~。素晴らしい脚じゃ」
そう言いながらリリアの脚を擦っている。
「もうダンじいちゃんやめてくれよ!!」
マルコがダンの服を引っ張って、リリカから剥がそうとするが、リリアの太もものにしがみついてダンは離れようとしなかった。
「せっかく寝床と食事を用意してくれる仕事が見つかったのに、じいちゃんのせいでまた追い出されちゃうよ!!」
「うるさいマルコ!」
「この仕事が駄目になったら俺達餓死しちゃうよーー!」
「わしは餓死よりおなごを選ぶ! 目の前におなごが居れば、触れずはいられんじゃろ」
「勘弁してくれよーーー!」
「貴様らは誰だ! 離せ、離せ!」
部屋中が大騒ぎになった。
(それで誰なの??)
(アウル軍の剣の指導者とユウタの戦闘相手だよ)
(マジで!?)
ダンはマルコによってロープでグルグル巻きにされ、同時に口も動かせないようにされていた。
「お恥ずかしい所をすいません」
「いえいえ、今まではどういった仕事をしてきたんですか?」
「貴族の家で指南役をしていたんです。でもうちのじいちゃんはあんな感じなので……実力はともかく屋敷に勤めている女性から苦情があまりにも多くて、すぐ追い出されちゃうんです。貴族の家を転々としていたんですが、悪い噂が広まりとうとう雇ってもらえる場所もなくなり、路頭に迷っている所にレベッタから接触があったんです」
(レベッタ先生と知り合いなのか?)
(レベッタ先生の師匠がダンなんだそうだよ)
(えっ!? このクソジジイが!?)
「実力者を探している貴族が居て、住み込みで働かないかと。勿論飛びついて今に至るという所です……じいちゃんの事は私がどうにかして止めますから、お願いします雇って下さい」
「主様、私は反対です! 雇う? お金の無駄です!」
「まあまあリリア、ダンのあのような女性に対する行動は、マルコが責任持って見てくれるって約束でいいよね?」
「勿論です。じいちゃんの好きにはさせません!」
「マルコとダンはアウル軍の剣術や武術の指南役と、ダンには僕の戦闘訓練の相手になってもらうつもりなんだ」
「主様それは本気なのですか!? こやつらが指南役ですか!?」
「僕もまだ実力を見たわけじゃない。ちょうどいいからリリア、マルコの相手してくれない? マルコもいいよね? リリアはこう見えて実力者なんだ。その後に僕がダンの相手をするよ」
「分かりましたジャン様。期待に応えられる実力を見せましょう」
「主様、やっつけてしまってもよろしいですよね?」
「勿論いいよ。リリアが勝ったら雇うのをやめるよ」
こうして全員で訓練場に赴いた。
リリアとマルコが木剣を手に取り、向かい合って構える。
「怪我をさせないようにね? では始め」
合図を聞いた途端、リリアはマルコとの距離を瞬時に縮め斬りかかった。
速い……。
マルコはそんなリリアの攻撃を全て受け流していた。
独特な動きと脱力で、リリアの猛攻を捌き続けるマルコ。
その両者には、圧倒的な技術の開きがあった。
(ユウタどう思う?)
(強い……というより圧倒的に上手い。見ろよ、マルコ一歩も動いてないぜ)
試合が始まってから激しい攻防が繰り広げられているが、マルコは一歩も動いていなかったのだ。
リリアもマルコの実力には気付いたはずだ。
距離を取り直し、リリアは攻撃のパターンとバリエーションを変えた。
それでもなお、マルコの足を動かす事さえ出来ずにいた。
リリアの息が荒くなってきた。
無理もない、休みなくずっと攻撃を繰り出しているのだから。
リリアが再び剣を振りかぶった瞬間、マルコの姿が消えた。
と思ったらリリアの背後にマルコの姿が。そして両手には木剣を持っている。
一瞬にしてリリアの木剣を取り上げていた。
「ジャン様、これでいかがでしょうか?」
「マルコの勝利!」
リリアは固まったまま動かない。
「リリア、マルコはどうだった!?」
「あ、え、主様すいませんでした。私の力不足で……」
リリアの腕は正直弱くない。むしろ強いと言っていい。
マルコの剣術があまりにも圧倒的だったのだ。
どこにでも居そうな顔と体格をしているに、とんでもない実力を隠していた。
「気にしなくていい。じゃあ次は僕の番だね!」
(ユウタ頼んだよ)
「やっと俺の出番かよ!」
俺はダガーと同じサイズの木剣を二本手に取ると、ジャグリングした。
「お主がレベッタの弟子か?」
ダンにそう尋ねられた。
「弟子じゃねえよじじい。レベッタ先生の生徒だよ」
「なんじゃ!? レベッタは教師なんかやっとるのか」
「というかじじい。武器持たなくていいのかよ? そんな余裕かましてていいのか? 殺しちまうぞ?」
「ハッハッハ! レベッタに一撃入れられないような小僧がわしに勝てる訳がなかろう」
「死んでも後悔するなよ」
「では、両者始め!!」
俺は小手調べに全速力でダンに近づき一撃繰り出した。
最近は成長期なのかどんどん身長が高くなる。それに伴ってスピードとパワーが上がっていくのを実感していた。
そう感じるようになってからまだ全力を出したことがなかった。
いや、出せる相手がいなかった。
今この瞬間、初めて全力を出す。
そんな俺の強烈な一撃を、ダンは素手でいとも簡単に受け流した。
(マジかよ。そんな簡単に捌ける攻撃じゃないぞ今の)
俺はとにかく、攻撃。攻撃。攻撃。攻撃を繰り返した。
ダンは俺の動きを全て読んでいるかのように攻撃をゆるりと躱す。
動きが特別速い訳でもない。力がある訳でもない。だが当たらない。
リリアとマルコの時と同様に、俺はダンを一歩も動かせていなかった。
目にも留まらぬ攻防を繰り広げている最中、空中で体の向きを変えようとした瞬間に、俺は耳を引っ張られそのまま地面に叩きつけられ背中を打った。
見上げる形でダンの姿が目に入る。両腕は踏まれて動かせない……親指で喉を狙われた。
ヤバい……。
「これでどうじゃ!? 合格かな?」
「クソジジイ……。合格だよ」
「やったぞマルコよ!」
「じいちゃんやったな! ウェーイ!」
二人はハイタッチして喜んでいた。
「とんでもねぇ化け物がまだ世の中にいるんだなジャン」
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