37 / 49
三十七 王太子様到着
しおりを挟む
ガブちゃんと話していて、いつの間にか私が悪役令嬢的な立場になっていたことに気が付いた。避けようとしていたのに別のライバルになるなんて。それも王太子様を巡ってのライバル候補ですって? 笑い事じゃないわ。
そもそも私は『ゆるハー』時代からユリアン派なの。この世界でだって小さい頃にお母様についていったお茶会で、初めて会ったときにユリアン様の天使のような容貌に一目惚れなの。最初はお菓子を探して私に手渡してくれたのよ。ユリアン様は優しかったわ。今でもそうだと思う。冷たいと思われていたのは全て贈り物や手紙を握り潰していたルークお兄様のせいだと判明したんだからね。
「ねえねえ、テープカットのとき私も見学させて貰えないかな? 開港式なんて初めてだし」
「あら、ガブちゃんならミーシャ商会の代表で参加すれば良いんじゃないの。そうよ。王太子様の横でなんてどう?」
「うは。どんだけ嫌なの。アーシア……様も考えたわね」
「私もガブちゃんと呼んでいるからアーシアでいいわよ」
「アーシア、そうね。そう呼ばせてもらおうかな。でもやだ。ドレスとか用意して無いかった」
「あ、それならガブちゃんが持ってきてくれたドレスはどう?」
「冗談。あれは虹色のドレスだから着る人をとても選ぶじゃん。それもクールビューティな人しか合わないの。サイズだって私に合わう筈無い。アーシアは中身はどうあれ、見た目は超絶美人だものねぇ。羨ましい。スタイルもしゅっとしてて、いいよね」
「虹色ドレスってまた、お兄様も凄いのを用意してくれたものね。そんなものまで……」
「ルーク様はやり手だもん。今や大臣に一番近い男として思われているし」
「何でガブちゃんがそんなとこまで知ってるの」
「当たり前でしょ。うちは商工ギルドの長なんだから、いろいろと情報は耳に入るの」
「ガブちゃんって、逆ハーしか狙ってないように見えてたんだけど」
「ま、まあそれは今でも狙ってるけど。そう言えばあなたジルまで攻略してたのよ。どうなってるのよ?」
「狙ってるんだ……。ジル? 騎士団長の息子よね。私の知ってるテンプレ騎士団長愚息タイプじゃなかったけど。そういやなんだか言いがかりをつけてこられたのを跳ね飛ばしたのよね」
「私の知ってる『ゆるハー』じゃあ、父親に似て無くてコンプレックスを持っているという設定よ。よくあるパターン。だから、見た目を気にしない人に一気に好感度が傾くというやつ」
「はあ。そんな迷惑な設定だったの。私ってばやらかしたかもね」
翌日からはテープカットに伴う開港式などの流れなどの説明をお兄様受けた。立ち位置や挨拶の仕方などをすることになった。一緒にガブちゃんも聞いてくれている。ドレスの件を話すと私の小さくなったドレスを手直しして着ることになった。淡いグリーンの素敵なシフォンのドレスだ。
「ガブちゃんも可愛い。似合ってる」
「そう言うアーシアこそ虹色のドレスを持ってきた甲斐があったわね。良く似合っているというか、神レベル?」
お互いに自然と褒め言葉が出るので顔を見合わせてふふと笑ってしまった。虹色のドレスは見た目は黒いかいこのような虫から取れる虹色に光る繊維で出来ていた。その生地はとても貴重なもので王族の着る第一級クラスの織物なの。但し見た目に反して結構重量があるのがちょっと難点かな。
「でも、動きやすいのは男性用よね。今度軍服ぽいのも着てみたいかも」
「何またそんな楽しいことを言ってるのよ。でも似合いそうね。某歌劇団は私も嫌いじゃないし。寧ろ好きだし。いいかもね。ちょっと商会の手持ちで良いのが無いか探してこようかな」
お兄様はここ数日大忙しで、寝る暇もなさそうだったわ。でも、王子様のお出迎えをするといって出かけてしまった。今夜は後、お父様はおいでにならないけれどお母様はいらしてくれるようになっていた。それにジョーゼットやユリアン様も式典を見にきてくれるというお手紙を頂いたわ。
それから私達はガブちゃんが手に入れてきてくれた品々を見てきゃっきゃうふふと楽しい時間を過ごしていた。
「これ見てよ」
ガブちゃんが用意してくれたのはモールのついた白い軍服風の衣装。某有名な男装女性の衣装に似ていた。
「また凄いのを用意してくれたわよね。ごてごてして動きにくいのじゃあないの? とかいいつつ着てみるわ」
着んかいというガブちゃんの関西風のノリを聞きながら一人でも着られた。
「意外と着やすいわね」
「そうでしょ。ふふん。うちの腕の良いお抱えお針子にアレンジを頼んでみたんだ」
黒い髪は括らずストレートのまま背中に流してみる。
「おお、本当に白バラの騎士とかの表現が似合いそう。本当にあなた見た目は超絶良いよね」
「見た目だけって……」
「気にしない。気にしない。じゃ、次これ着てみて」
そんなやり取りの中、館が急に騒がしくなった。王太子様が到着したのかと慌ててしまった。だって、私はお出迎え用のドレスじゃないのよ。今はあの騎士風のヤツよ。それに迎えるために先触れがある筈なのにどうしたのしら?
怪訝に思いながら私は玄関の様子を窺いに向かった。うちの執事が叫び声を上げていた。執事長は実家の差配を頼んでいるので次のクラスだからそんな取り乱すようなことは無いのに。私は我慢しきれず顔を覗かせた。そこには王太子様に支えられるルークお兄様の姿だった。
「来る途中賊に襲われて、一部は捕えてあるが、ルークが負傷した」
私は慌てて駆け寄ると王太子様は私に気が付いてくれた。
「お兄様!」
「君はアーシアだね。ルークの治療の手筈を頼む」
私は騒然となっている使用人達に指示を与えた。治療師の手配、王太子様を迎える準備。そして、襲われた状況を詳しく訊ねる。だって、今度はこの屋敷だって狙われるわ。警備の強化もしないとね。私は震える体に鞭を打って頑張ったわ。本当のムチじゃないわよ。気持ちね。気持ち。
「王太子様のお怪我や被害の状況はどうなのですか?」
「私の方はルークが盾となってくれたから幸い怪我は無い」
「そうですか」
私はほっとしつつ、ルークお兄様を寝室に寝かしつける。ガブちゃんも館の騒ぎに様子を見に来てくれた。
「一体何があったと……。やだ、ルーク様が重傷じゃない」
「このぐらいどうという……」
そう言うお兄様の顔色はかなり悪かった。
「ルーク。大人しく治療を受けるんだ」
「うちの方からも治療師の手配をいたしますわ」
「……君は?」
「王太子様にはお初にお目にかかり光栄の極み。私はミーシャ商会が娘ガブリエラと申します。どうぞお見知りおきを」
「おお、あのミーシャ商会の……。それはそれは、ルークも顔が広いな」
王太子様がガブちゃんをしげしげと見てルークお兄様を褒めた。ルークお兄様は微かに微笑んだけれど意識が混濁してしまった。ガブちゃんの協力もあって治療師も幾人か直ぐに来てくれて手当をしたが、かなりな深手で安静にと申し渡された。ここ二、三日が危険だと言われた。
「明日は開港式に海のお祭りなのに……。お兄様がこんなことに……」
今からでは都にいるお父様を呼び寄せるには時間が足りなかった。延期にするしか……。それよりお兄様の命が危ないなんて。だから、王太子妃など権力に近付いてはいけなかったのに。私は唇を噛み締めていた。
「そうね。中止か延期? でも、このままやられたままでいいの? 誰だか分からないけどこんなの気に入らない。私、何でも手伝うわよ? アーシア」
「ガブちゃん……」
「ほお、ミーシャ商会の……。中々性根が座っているな。気に入った」
「王太子様まで……」
「確かにこのままやられっぱなしと言うのは気に入らんな。それも私の出るイベントを狙ってというのがな」
「ルークお兄様でしょうか? やはり私が王太子様の……その候補など畏れ多いことでしたから……」
「さあ、どちらも恨まれてもおかしくない立場だ。だが、このまま中止にするのも癪に触る」
王太子さまとガブちゃんと私でいろいろと話し合った。私の知らなかったことに新たに貿易港として開港することにでルークお兄様が更に力を得ることを危惧した一部の貴族達がいること、そして、王太子様も現王の王弟派からの攻撃も受けていることを教えられた。
そして、考えたくないけれど私が王太子妃候補となる噂からの襲撃だったとしたら……。
そもそも私は『ゆるハー』時代からユリアン派なの。この世界でだって小さい頃にお母様についていったお茶会で、初めて会ったときにユリアン様の天使のような容貌に一目惚れなの。最初はお菓子を探して私に手渡してくれたのよ。ユリアン様は優しかったわ。今でもそうだと思う。冷たいと思われていたのは全て贈り物や手紙を握り潰していたルークお兄様のせいだと判明したんだからね。
「ねえねえ、テープカットのとき私も見学させて貰えないかな? 開港式なんて初めてだし」
「あら、ガブちゃんならミーシャ商会の代表で参加すれば良いんじゃないの。そうよ。王太子様の横でなんてどう?」
「うは。どんだけ嫌なの。アーシア……様も考えたわね」
「私もガブちゃんと呼んでいるからアーシアでいいわよ」
「アーシア、そうね。そう呼ばせてもらおうかな。でもやだ。ドレスとか用意して無いかった」
「あ、それならガブちゃんが持ってきてくれたドレスはどう?」
「冗談。あれは虹色のドレスだから着る人をとても選ぶじゃん。それもクールビューティな人しか合わないの。サイズだって私に合わう筈無い。アーシアは中身はどうあれ、見た目は超絶美人だものねぇ。羨ましい。スタイルもしゅっとしてて、いいよね」
「虹色ドレスってまた、お兄様も凄いのを用意してくれたものね。そんなものまで……」
「ルーク様はやり手だもん。今や大臣に一番近い男として思われているし」
「何でガブちゃんがそんなとこまで知ってるの」
「当たり前でしょ。うちは商工ギルドの長なんだから、いろいろと情報は耳に入るの」
「ガブちゃんって、逆ハーしか狙ってないように見えてたんだけど」
「ま、まあそれは今でも狙ってるけど。そう言えばあなたジルまで攻略してたのよ。どうなってるのよ?」
「狙ってるんだ……。ジル? 騎士団長の息子よね。私の知ってるテンプレ騎士団長愚息タイプじゃなかったけど。そういやなんだか言いがかりをつけてこられたのを跳ね飛ばしたのよね」
「私の知ってる『ゆるハー』じゃあ、父親に似て無くてコンプレックスを持っているという設定よ。よくあるパターン。だから、見た目を気にしない人に一気に好感度が傾くというやつ」
「はあ。そんな迷惑な設定だったの。私ってばやらかしたかもね」
翌日からはテープカットに伴う開港式などの流れなどの説明をお兄様受けた。立ち位置や挨拶の仕方などをすることになった。一緒にガブちゃんも聞いてくれている。ドレスの件を話すと私の小さくなったドレスを手直しして着ることになった。淡いグリーンの素敵なシフォンのドレスだ。
「ガブちゃんも可愛い。似合ってる」
「そう言うアーシアこそ虹色のドレスを持ってきた甲斐があったわね。良く似合っているというか、神レベル?」
お互いに自然と褒め言葉が出るので顔を見合わせてふふと笑ってしまった。虹色のドレスは見た目は黒いかいこのような虫から取れる虹色に光る繊維で出来ていた。その生地はとても貴重なもので王族の着る第一級クラスの織物なの。但し見た目に反して結構重量があるのがちょっと難点かな。
「でも、動きやすいのは男性用よね。今度軍服ぽいのも着てみたいかも」
「何またそんな楽しいことを言ってるのよ。でも似合いそうね。某歌劇団は私も嫌いじゃないし。寧ろ好きだし。いいかもね。ちょっと商会の手持ちで良いのが無いか探してこようかな」
お兄様はここ数日大忙しで、寝る暇もなさそうだったわ。でも、王子様のお出迎えをするといって出かけてしまった。今夜は後、お父様はおいでにならないけれどお母様はいらしてくれるようになっていた。それにジョーゼットやユリアン様も式典を見にきてくれるというお手紙を頂いたわ。
それから私達はガブちゃんが手に入れてきてくれた品々を見てきゃっきゃうふふと楽しい時間を過ごしていた。
「これ見てよ」
ガブちゃんが用意してくれたのはモールのついた白い軍服風の衣装。某有名な男装女性の衣装に似ていた。
「また凄いのを用意してくれたわよね。ごてごてして動きにくいのじゃあないの? とかいいつつ着てみるわ」
着んかいというガブちゃんの関西風のノリを聞きながら一人でも着られた。
「意外と着やすいわね」
「そうでしょ。ふふん。うちの腕の良いお抱えお針子にアレンジを頼んでみたんだ」
黒い髪は括らずストレートのまま背中に流してみる。
「おお、本当に白バラの騎士とかの表現が似合いそう。本当にあなた見た目は超絶良いよね」
「見た目だけって……」
「気にしない。気にしない。じゃ、次これ着てみて」
そんなやり取りの中、館が急に騒がしくなった。王太子様が到着したのかと慌ててしまった。だって、私はお出迎え用のドレスじゃないのよ。今はあの騎士風のヤツよ。それに迎えるために先触れがある筈なのにどうしたのしら?
怪訝に思いながら私は玄関の様子を窺いに向かった。うちの執事が叫び声を上げていた。執事長は実家の差配を頼んでいるので次のクラスだからそんな取り乱すようなことは無いのに。私は我慢しきれず顔を覗かせた。そこには王太子様に支えられるルークお兄様の姿だった。
「来る途中賊に襲われて、一部は捕えてあるが、ルークが負傷した」
私は慌てて駆け寄ると王太子様は私に気が付いてくれた。
「お兄様!」
「君はアーシアだね。ルークの治療の手筈を頼む」
私は騒然となっている使用人達に指示を与えた。治療師の手配、王太子様を迎える準備。そして、襲われた状況を詳しく訊ねる。だって、今度はこの屋敷だって狙われるわ。警備の強化もしないとね。私は震える体に鞭を打って頑張ったわ。本当のムチじゃないわよ。気持ちね。気持ち。
「王太子様のお怪我や被害の状況はどうなのですか?」
「私の方はルークが盾となってくれたから幸い怪我は無い」
「そうですか」
私はほっとしつつ、ルークお兄様を寝室に寝かしつける。ガブちゃんも館の騒ぎに様子を見に来てくれた。
「一体何があったと……。やだ、ルーク様が重傷じゃない」
「このぐらいどうという……」
そう言うお兄様の顔色はかなり悪かった。
「ルーク。大人しく治療を受けるんだ」
「うちの方からも治療師の手配をいたしますわ」
「……君は?」
「王太子様にはお初にお目にかかり光栄の極み。私はミーシャ商会が娘ガブリエラと申します。どうぞお見知りおきを」
「おお、あのミーシャ商会の……。それはそれは、ルークも顔が広いな」
王太子様がガブちゃんをしげしげと見てルークお兄様を褒めた。ルークお兄様は微かに微笑んだけれど意識が混濁してしまった。ガブちゃんの協力もあって治療師も幾人か直ぐに来てくれて手当をしたが、かなりな深手で安静にと申し渡された。ここ二、三日が危険だと言われた。
「明日は開港式に海のお祭りなのに……。お兄様がこんなことに……」
今からでは都にいるお父様を呼び寄せるには時間が足りなかった。延期にするしか……。それよりお兄様の命が危ないなんて。だから、王太子妃など権力に近付いてはいけなかったのに。私は唇を噛み締めていた。
「そうね。中止か延期? でも、このままやられたままでいいの? 誰だか分からないけどこんなの気に入らない。私、何でも手伝うわよ? アーシア」
「ガブちゃん……」
「ほお、ミーシャ商会の……。中々性根が座っているな。気に入った」
「王太子様まで……」
「確かにこのままやられっぱなしと言うのは気に入らんな。それも私の出るイベントを狙ってというのがな」
「ルークお兄様でしょうか? やはり私が王太子様の……その候補など畏れ多いことでしたから……」
「さあ、どちらも恨まれてもおかしくない立場だ。だが、このまま中止にするのも癪に触る」
王太子さまとガブちゃんと私でいろいろと話し合った。私の知らなかったことに新たに貿易港として開港することにでルークお兄様が更に力を得ることを危惧した一部の貴族達がいること、そして、王太子様も現王の王弟派からの攻撃も受けていることを教えられた。
そして、考えたくないけれど私が王太子妃候補となる噂からの襲撃だったとしたら……。
10
あなたにおすすめの小説
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
【完結済】破棄とか面倒じゃないですか、ですので婚約拒否でお願いします
紫
恋愛
水不足に喘ぐ貧困侯爵家の次女エリルシアは、父親からの手紙で王都に向かう。
王子の婚約者選定に関して、白羽の矢が立ったのだが、どうやらその王子には恋人がいる…らしい?
つまりエリルシアが悪役令嬢ポジなのか!?
そんな役どころなんて御免被りたいが、王サマからの提案が魅力的過ぎて、王宮滞在を了承してしまう。
報酬に目が眩んだエリルシアだが、無事王宮を脱出出来るのか。
王子サマと恋人(もしかしてヒロイン?)の未来はどうなるのか。
2025年10月06日、初HOTランキング入りです! 本当にありがとうございます!!(2位だなんて……いやいや、ありえないと言うか…本気で夢でも見ているのではないでしょーか……)
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。
※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。
※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。
偽聖女と追放された私は、辺境で定食屋をはじめます~こっそり生活魔法で味付けしていたら、氷の騎士団長様が毎日通ってくるんですけど!?~
咲月ねむと
恋愛
【アルファポリス女性向けHOTランキング1位達成作品!!】
あらすじ
「役立たずの偽聖女め、この国から出て行け!」
聖女として召喚されたものの、地味な【生活魔法】しか使えず「ハズレ」の烙印を押されたエリーナ。
彼女は婚約者である王太子に婚約破棄され、真の聖女と呼ばれる義妹の陰謀によって国外追放されてしまう。
しかし、エリーナはめげなかった。
実は彼女の【生活魔法】は、一瞬で廃墟を新築に変え、どんな食材も極上の味に変えるチートスキルだったのだ!
北の辺境の地へ辿り着いたエリーナは、念願だった自分の定食屋『陽だまり亭』をオープンする。
すると、そこへ「氷の騎士団長」と恐れられる冷徹な美形騎士・クラウスがやってきて――。
「……味がする。お前の料理だけが、俺の呪いを解いてくれるんだ」
とある呪いで味覚を失っていた彼は、エリーナの料理にだけ味を感じると判明。
以来、彼は毎日のように店に通い詰め、高額な代金を置いていったり、邪魔する敵を排除したりと、エリーナを過保護なまでに溺愛し始める。
最強の騎士団長と騎士たちに胃袋を掴んで守られながら、エリーナは辺境で幸せなスローライフを満喫中?
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
婚約破棄された悪役令嬢の心の声が面白かったので求婚してみた
夕景あき
恋愛
人の心の声が聞こえるカイルは、孤独の闇に閉じこもっていた。唯一の救いは、心の声まで真摯で温かい異母兄、第一王子の存在だけだった。
そんなカイルが、外交(婚約者探し)という名目で三国交流会へ向かうと、目の前で隣国の第二王子による公開婚約破棄が発生する。
婚約破棄された令嬢グレースは、表情一つ変えない高潔な令嬢。しかし、カイルがその心の声を聞き取ると、思いも寄らない内容が聞こえてきたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる