60 / 73
糖度13*彼氏の実家にお邪魔しました
1
6月、女性には憧れのJUNEブライド。
企画開発部の先輩、佐藤さんの挙式がホテルで盛大に行われた。
約束のウェルカムボードを作成し、挙式前、事前に行われた職場でのお祝いパーティの写真をまとめたアルバムもプレゼントした。
赤ちゃんが産まれるのもあって、新婚旅行は行かないらしい。
二次会の帰り、受け取ったブーケを握りしめて綾美が呟く。
「このブーケが私の元に来たって事は私が次な訳!仕事なんかしたくなーいっ!」
バイヤーになるか否か、まだ決断出来ていない綾美は高橋さんとケンカしてしまったらしく、荒れている。
「高橋さん、綾美は飲み過ぎですよ。フラフラしてる…」
「困りました、どうしましょう…」
「お前が蒔いた種なんだから、自分で何とかしろよ」
困り果てている高橋さんに対して、日下部さんは見捨てるように切り捨てる。
「そーゆー言い方はないでしょ!日下部さんだって関係あるでしょ!日下部さんが企画した新店舗の件なんだからっ!」
「…自分が呼ばれないからって卑屈になってんの?」
「そ、そんなんじゃないもんっ!」
日下部さんは勝ち誇ったかの様に微笑んでいるが、話がややこしくなってきた。
綾美は仕事上での夢と結婚生活とか、色んなものを天秤にかけては、どれも選ぶ事が出来ずにいた。
「…要するに企業内の保育園があればもっと働き安くなる訳ですよね?杉野さんがバイヤーになって家を空ける日があっても、企業内の保育園なら高橋さんの負担も減ると思うし…」
「そうだよ、王子。女性も働く時代なんだから、企業がもっと努力しないと…辞めちゃうぞ?」
黙って話を聞いていた有澄が思いついた様に話を振ると、綾美はブーケで有澄の肩を叩き物申した。
「精進します…」と有澄が言った傍で、日下部さんが高橋さんに「結婚する事にしたのか?」と聞いた。
「いずれは…」としか答えなかった高橋さんを綾美は睨みつけて、「その煮え切らない態度が嫌なの!いずれは!じゃなくて、私は今すぐにでもしたいのに!」とブーケを高橋さんの胸に突きつけて騒ぐ。
綾美の目がうるうるとしていて、今にも涙がこぼれそうだった。
ホテル内のロビーは二次会帰りの人やチェックイン待ちの人達で賑わっていたので、周りには気づかれていないかもしれないが、私達には一大事なのだ。
高橋さん、どうするの?
「分かりました。俺は綾美さんの仕事が落ち着いてからと思ってましたが…サポート出来るなら、バイヤーになる前に結婚しましょう。せっかくの夢を叶えるチャンスなんですから、お断りしないで下さい。
それが結婚する条件です」
「うん、分かった…そうする」
高橋さんは綾美の両手を握りしめて、ゆっくりと伝えた。
自分で決断出来なかった綾美は、高橋さんに決断して欲しかっただけかもしれない。
一時はどうなる事かと心配したが、案外あっさりと解決してしまい、拍子抜けした感じもあった。
「高橋のくせに先に結婚するとは生意気な…!」
「そうだ、日下部さん、仲人お願いします」
「調子乗るな、誰がやるかって!」
日下部さんと高橋さんのやり取りにより、おめでたさが半減したけれど・・・本当に良かった。
「綾美、おめでとう!」
「ゆかりぃっ、大好きっ。海外に仕入れに行く時はゆかりにだけは沢山お土産買って来るからね!…お昼は一緒に食べようね。私が居なくても…浮気しないでね?」
「う、うん。しないよ、綾美は頑張って。私も寂しくなるけど頑張るよ」
綾美は私に抱きついて、嗚咽を漏らして泣いていた。
「どっちが彼氏か分からないな、高橋」と日下部さんの声が聞こえて、「綾美さんにとって秋葉さんは特別ですから勝てませんよ」と言って笑ってるのが聞こえた。
私達はホテルを出て、それぞれの帰路に別れた。
社長も佐藤さんの結婚式に出席して、夕方からは御在宅との事で、着替えをしてから有澄の実家に御挨拶に行く事になっている。
「ゆかり、疲れてない?大丈夫?別に日にちを遅らせてもいいんだよ?」
「疲れてないよ。御両親がお忙しい中、お時間作って下さったんだから、変更はしちゃダメだよ!」
有澄のアパートに着くと休む暇もなく、着替えをする。
御挨拶に行く為に新調したオフホワイトのワンピース、有澄にクリスマスプレゼントで貰ったネックレスに髪型は挙式の時のままなふわふわウェーブ。
「ゆかり、可愛い!実家に行かないでどこかに出かけたい気分…」
「ダメだよ。ほら、行こっ」
有澄が背後から抱きついて来たけど、ゆっくりと振り払って、玄関先まで誘導する。
6月だが、まだ梅雨入りはしていないので、外は蒸し蒸しして暑い。
「有澄の誕生日、もうすぐだね。どこかに行こっか?有澄の好きな所でいいよ」
駅まで手を繋ぎながら歩く。
来月の7月1日は有澄の誕生日だ。
初めて一緒に過ごす誕生日だから、今からとても楽しみにしている。
「俺はゆかりと居られたらどこでもいいよ」
「それはダメなのっ!考えといてね」
「じゃあ、ゆかりが決めといて」
もうっ、自分の事になると適当なんだからっ。
そんな事を話ながらの駅までの道のりは、あっという間。
乗り換えをして渋谷駅で電車から降りた。
段々と近付いて来る有澄の実家に、緊張し過ぎて足取りが重くなる。
「どうしたの?」
緊張感からいつの間にか手を強く握り締めていた私に気付き、問いかける。
企画開発部の先輩、佐藤さんの挙式がホテルで盛大に行われた。
約束のウェルカムボードを作成し、挙式前、事前に行われた職場でのお祝いパーティの写真をまとめたアルバムもプレゼントした。
赤ちゃんが産まれるのもあって、新婚旅行は行かないらしい。
二次会の帰り、受け取ったブーケを握りしめて綾美が呟く。
「このブーケが私の元に来たって事は私が次な訳!仕事なんかしたくなーいっ!」
バイヤーになるか否か、まだ決断出来ていない綾美は高橋さんとケンカしてしまったらしく、荒れている。
「高橋さん、綾美は飲み過ぎですよ。フラフラしてる…」
「困りました、どうしましょう…」
「お前が蒔いた種なんだから、自分で何とかしろよ」
困り果てている高橋さんに対して、日下部さんは見捨てるように切り捨てる。
「そーゆー言い方はないでしょ!日下部さんだって関係あるでしょ!日下部さんが企画した新店舗の件なんだからっ!」
「…自分が呼ばれないからって卑屈になってんの?」
「そ、そんなんじゃないもんっ!」
日下部さんは勝ち誇ったかの様に微笑んでいるが、話がややこしくなってきた。
綾美は仕事上での夢と結婚生活とか、色んなものを天秤にかけては、どれも選ぶ事が出来ずにいた。
「…要するに企業内の保育園があればもっと働き安くなる訳ですよね?杉野さんがバイヤーになって家を空ける日があっても、企業内の保育園なら高橋さんの負担も減ると思うし…」
「そうだよ、王子。女性も働く時代なんだから、企業がもっと努力しないと…辞めちゃうぞ?」
黙って話を聞いていた有澄が思いついた様に話を振ると、綾美はブーケで有澄の肩を叩き物申した。
「精進します…」と有澄が言った傍で、日下部さんが高橋さんに「結婚する事にしたのか?」と聞いた。
「いずれは…」としか答えなかった高橋さんを綾美は睨みつけて、「その煮え切らない態度が嫌なの!いずれは!じゃなくて、私は今すぐにでもしたいのに!」とブーケを高橋さんの胸に突きつけて騒ぐ。
綾美の目がうるうるとしていて、今にも涙がこぼれそうだった。
ホテル内のロビーは二次会帰りの人やチェックイン待ちの人達で賑わっていたので、周りには気づかれていないかもしれないが、私達には一大事なのだ。
高橋さん、どうするの?
「分かりました。俺は綾美さんの仕事が落ち着いてからと思ってましたが…サポート出来るなら、バイヤーになる前に結婚しましょう。せっかくの夢を叶えるチャンスなんですから、お断りしないで下さい。
それが結婚する条件です」
「うん、分かった…そうする」
高橋さんは綾美の両手を握りしめて、ゆっくりと伝えた。
自分で決断出来なかった綾美は、高橋さんに決断して欲しかっただけかもしれない。
一時はどうなる事かと心配したが、案外あっさりと解決してしまい、拍子抜けした感じもあった。
「高橋のくせに先に結婚するとは生意気な…!」
「そうだ、日下部さん、仲人お願いします」
「調子乗るな、誰がやるかって!」
日下部さんと高橋さんのやり取りにより、おめでたさが半減したけれど・・・本当に良かった。
「綾美、おめでとう!」
「ゆかりぃっ、大好きっ。海外に仕入れに行く時はゆかりにだけは沢山お土産買って来るからね!…お昼は一緒に食べようね。私が居なくても…浮気しないでね?」
「う、うん。しないよ、綾美は頑張って。私も寂しくなるけど頑張るよ」
綾美は私に抱きついて、嗚咽を漏らして泣いていた。
「どっちが彼氏か分からないな、高橋」と日下部さんの声が聞こえて、「綾美さんにとって秋葉さんは特別ですから勝てませんよ」と言って笑ってるのが聞こえた。
私達はホテルを出て、それぞれの帰路に別れた。
社長も佐藤さんの結婚式に出席して、夕方からは御在宅との事で、着替えをしてから有澄の実家に御挨拶に行く事になっている。
「ゆかり、疲れてない?大丈夫?別に日にちを遅らせてもいいんだよ?」
「疲れてないよ。御両親がお忙しい中、お時間作って下さったんだから、変更はしちゃダメだよ!」
有澄のアパートに着くと休む暇もなく、着替えをする。
御挨拶に行く為に新調したオフホワイトのワンピース、有澄にクリスマスプレゼントで貰ったネックレスに髪型は挙式の時のままなふわふわウェーブ。
「ゆかり、可愛い!実家に行かないでどこかに出かけたい気分…」
「ダメだよ。ほら、行こっ」
有澄が背後から抱きついて来たけど、ゆっくりと振り払って、玄関先まで誘導する。
6月だが、まだ梅雨入りはしていないので、外は蒸し蒸しして暑い。
「有澄の誕生日、もうすぐだね。どこかに行こっか?有澄の好きな所でいいよ」
駅まで手を繋ぎながら歩く。
来月の7月1日は有澄の誕生日だ。
初めて一緒に過ごす誕生日だから、今からとても楽しみにしている。
「俺はゆかりと居られたらどこでもいいよ」
「それはダメなのっ!考えといてね」
「じゃあ、ゆかりが決めといて」
もうっ、自分の事になると適当なんだからっ。
そんな事を話ながらの駅までの道のりは、あっという間。
乗り換えをして渋谷駅で電車から降りた。
段々と近付いて来る有澄の実家に、緊張し過ぎて足取りが重くなる。
「どうしたの?」
緊張感からいつの間にか手を強く握り締めていた私に気付き、問いかける。
あなたにおすすめの小説
絶交した幼馴染と大学の合コンで再会した。
孤独な蛇
恋愛
中学生の浅野春樹は上級生と喧嘩騒動を起こしたことがあった。
その上、目つきが悪く地毛は茶髪のため不良少年のような扱いを受けて学校では孤立していた。
そんな中、幼馴染の深瀬志穂だけは春樹のことをいつも気遣ってくれていた。
同じ高校に行こうと声を掛けてくれる志穂の言葉に応えたい一心で受験勉強にも力を入れていた。
春樹にとって、学校で孤立していることは問題ではなかった。
昔から志穂が近くにいてくれるから……。
しかし、3年生なってから志穂の態度がよそよそしくなってきた。
登下校も別々になり、学校で話しかけてくることも無くなった。
志穂の心が自分から離れていってしまっている気がした春樹は焦っていた。
彼女と話がしたい。笑った顔が見たい。
志穂と一緒に帰ろうと、彼女が部活動を行っている体育館へ向かったのだが……。
そこで春樹が耳にしたのは、自分の悪口を言って部活の友達と楽しそうにしている志穂の声だった。
その瞬間、春樹の中で志穂に対する想いや信頼は……消滅した。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
会社のイケメン先輩がなぜか夜な夜な私のアパートにやって来る件について(※付き合っていません)
久留茶
恋愛
地味で陰キャでぽっちゃり体型の小森菜乃(24)は、会社の飲み会で女子一番人気のイケメン社員・五十嵐大和(26)を、ひょんなことから自分のアパートに泊めることに。
しかし五十嵐は表の顔とは別に、腹黒でひと癖もふた癖もある男だった。
「お前は俺の恋愛対象外。ヤル気も全く起きない安全地帯」
――酷い言葉に、菜乃は呆然。二度と関わるまいと決める。
なのに、それを境に彼は夜な夜な菜乃のもとへ現れるようになり……?
溺愛×性格に難ありの執着男子 × 冴えない自分から変身する健気ヒロイン。
王道と刺激が詰まったオフィスラブコメディ!
✽全28話完結
✽辛口で過激な発言あり。苦手な方はご注意ください。
✽他誌にも掲載中です。
✽2026.4/11 エブリスタ用に使用している表紙に変更しました。
→表紙はイラストをGrok タイトルをChatGPTでAI生成しています。
**俺、東大院生の実験対象にされてた。**同居している美人家庭教師のやばい秘密
まさき
恋愛
俺は今、東大院生の実験対象になっている。
ある雨の夜、アパートの前にずぶ濡れの美女が立っていた。
「家庭教師です。住まわせてください」
突然すぎる申し出に困惑しながらも、なぜか断れなかった。
桐島咲楽、東大大学院生。成績は天才、料理は壊滅的、距離感はおかしい。毎日転ぶ、焦がす、なぜか距離が近い。そのくせ授業は鬼のように丁寧で、俺のことを誰よりもよく見ていた。
偏差値42だった俺の成績は、気づけば上がっていた。でも、それより気になることがある。
咲楽さんが、研究ノートに何かを書いている。「被験者」という文字が、見えた気がした。
距離が近いのは、データのためか。褒めてくれるのは、実験のためか。でも、あの顔は。あの声は。
「データじゃなくて、私がそう思っています」
嘘をついているような顔じゃなかった。
偏差値42の俺に、東大院生の美女が押しかけてきた。ドタバタな毎日の中で、俺の心臓が休まる暇がない。これはドキドキなのか、心配なのか。それとも、もう恋なのか。
不器用な天才と、鈍感な高校生の、やばい同居生活。
結婚直後にとある理由で離婚を申し出ましたが、 別れてくれないどころか次期社長の同期に執着されて愛されています
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「結婚したらこっちのもんだ。
絶対に離婚届に判なんて押さないからな」
既婚マウントにキレて勢いで同期の紘希と結婚した純華。
まあ、悪い人ではないし、などと脳天気にかまえていたが。
紘希が我が社の御曹司だと知って、事態は一転!
純華の誰にも言えない事情で、紘希は絶対に結婚してはいけない相手だった。
離婚を申し出るが、紘希は取り合ってくれない。
それどころか紘希に溺愛され、惹かれていく。
このままでは紘希の弱点になる。
わかっているけれど……。
瑞木純華
みずきすみか
28
イベントデザイン部係長
姉御肌で面倒見がいいのが、長所であり弱点
おかげで、いつも多数の仕事を抱えがち
後輩女子からは慕われるが、男性とは縁がない
恋に関しては夢見がち
×
矢崎紘希
やざきひろき
28
営業部課長
一般社員に擬態してるが、会長は母方の祖父で次期社長
サバサバした爽やかくん
実体は押しが強くて粘着質
秘密を抱えたまま、あなたを好きになっていいですか……?
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。