薄幸の佳人

江馬 百合子

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第二十四話 薫の決意

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 日の落ちた部屋の中、陽子が藤泉院家に嫁ぎ、教育係の女から最初に覚えさせられた言葉がある。

「自分を持ってはならない」

 感情を安易に顔に出してはならない、ではない。それならば、実家でも度々言われていた。とはいえ、これすら守れたためしはほとんどなく、薫と共によく叱られていた。
 しかし両親も、それを個性だと受け入れてくれていた。
 だが、自分を持ってはならない。それは、人として生きることをやめろと言うのも同義だった。

「感情も、考えも、持ってはなりません。貴女様は本日この日より藤泉院家の女主人。貴女様の視線一つで千の首が手折られ、何気ない言葉一つで万の命が奪われるのでございます」
「そ、それはその通りだと思うけれど」

 女は満足げに頷くと、「それから」とまた口を開いた。

「定まった表情というものがございます。夜お眠りになられるときより他は、常にその表情で過ごしていただきます」

 これには、陽子も目をむいた。

「無理だわ、そんなの。大笑いしたいときもあれば、泣きたいときだってあるじゃない。ずっと薄ら笑いし続けるなんて、絶対にできないわよ!」
「絶対にしていただかなくてはならないのです」

 僅かに荒げられた声とその気迫に、陽子は肩を揺らし、それから一歩後ずさる。

「確かに貴女様は、まだ齢十六。未熟な部分は私とて承知しております。しかし、責務を投げ出し駄々をこねるのはこの藤泉院家への冒涜」
「この家を軽んじているのはお前ではないのか」

 突然聞こえたその声に、二人は同時に振り返った。
 陽子は開いた口が塞がらず、女はさっと青ざめる。それから、彼女は傍目に見ても明らかな程に震え始めた。
 そんな女に、清宗は無情な視線を投げかける。

「私の妻に無礼を働くということは、この家を敵に回すということだが」
「……め、滅相も……」
「こらこら、女性をそんなに怯えさせるものではないよ」

 清宗の後ろからひょっこりと顔を覗かせたその男は、陽子の手を取り、輝かんばかりの笑顔で礼をした。

「初めまして、お嬢さん。いや、若奥さんかな。式のときも思ったけれど、本当に美しいね。こいつには勿体無い。僕はこの男の友人の春乃宮はるのみや時成ときなり――そうだね、時成でもトッキーでも、好きなように呼んでくれて構わないよ。もしこの朴念仁に飽きたら、いつでも僕の屋敷に来てくれたまえ」
「……よ、よろしく」

 陽子はあまりの勢いに押され、淑女の礼も丁寧な言葉遣いさえ忘れて頷いた。

「おい」

 その咎めるような呼びかけに、びくりと肩を揺らす。しかしそれは、陽子に向けられたものではなかった。
 つかつかと二人に近づくと、清宗は時成の腕を掴み、陽子から強引に引き離す。

「お前という奴は、他人の妻を口説くな。お前もいい歳だろう。火遊びばかりしていないでさっさと――」
「あーはいはい、清宗のお小言は聞き飽きたよ」

 時成は両手を上げると清宗に背を向け、呆然としていた教育係の女の手を引いた。

「こちらの淑女には我が家で働いてもらって構わないかい? 陽子ちゃんには新しい付き人を僕が責任持って送ってあげるからね」

 清宗は拒否も肯定もせず、ただ、ため息をつき、小さく「命拾いをしたな」と呟いた。
 時成は愉快そうに笑うと、部屋の外に女を導き、それからまた、ドアの隙間から顔を出した。

「あ! 陽子ちゃん、言い忘れていたよ! 清宗は見た目ほど悪い奴じゃないからね」
「いいから早く出て行け!」

 痺れを切らした清宗に怒鳴られ、時成は笑いながら退室していった。

 しんとした薄暗い部屋に二人残され、清宗は気まずげに一つ咳払いをする。
 勢いに飲まれて茫然としていた陽子も、それが引き金となり、とうとう声を立てて笑い始めた。
 清宗は、そんな彼女をじっと見つめる。

「今更そんな目をされても、怖くもなんともないわ。時成さんも、悪い方ではないと言っていたもの」

 目尻の涙を拭いながら、そう言って微笑む。

「私、自分を殺すのはやめにしたわ。どんな世界でも、私は私のままで生きていきたい。表情も、言葉も、失いたくないの」

 気負うでもなく、まるで独り言のように、陽子はそう呟いた。

「でも、そうすると、貴方に迷惑をかけてしまうかもしれないわね」

 湖面のような瞳で陽子を見つめ返し、清宗は口を開く。

「構わない。私は、そのために其方を娶ったのだ」

 その瞬間、陽子は「そう、それよ!」と身を乗り出した。

「何故私に求婚したの? 心当たりが全くないんだもの」
「――この家のためだ」

 清宗の返答に、陽子はぽかんとする。薫であれば「口を閉じなさい」と窘めたであろうが、清宗は構わず続けた。

「其方も気づいているはずだ。この家は、異様だ。この家においては、過去も、現在も、未来も同義だ。何も変わらない。その中で、静かに生まれ、人形として生き、誰に惜しまれることもなくひっそりと息を引き取る。そうして血を継ぎ、また新たな贄が生まれる」

 陽子は、目を見開いて固まっていた。

「私は、それでも構わない。それを悲しむだけの心も持ち合わせてはいない。しかし、子が、孫が、同じ運命の元、私のように死んでいく必要はない」

 清宗は、焦点の定まらない陽子の瞳を捉えた。

「だから、其方をこの家に招いた」
「……つまり、あえて家格の高くない品のない女を選んだということ?」

 清宗は、その問いには答えなかった。無言は、きっと肯定なのだろう。
 しかしそのとき、再び廊下から底抜けに明るい声が聞こえてきた。

「嘘だよ! そいつ、陽子ちゃんが痴漢に回し蹴りする姿に見惚れてたんだから」
「時成! 貴様、まだいたのか!」
「あっははは」

 ばたばたと廊下を遠ざかっていく足音とともに、彼の笑い声も小さくなっていった。
 陽子は、一瞬迷ったのち、回し蹴りの話は聞かなかったことにした。

「貴方が、家のために私を娶ったというのは分かったわ。でも」

 陽子は、にっと笑った。清宗にも、それが照れ隠しなのだと分かる。

「私にとって、貴方はただ一人の夫なの。だから、そんな風に一人きりで死なせたりしない。死ぬときは、二人笑って一緒に死ぬのよ」

 そのとき、薄い雲が流れていき、窓から月光が差し込んだ。
 その冷たい光が清宗の瞳に映る。
 彼の表情は、変わらない。
 それなのに、漆黒の瞳にゆらゆらとした光が反射し、まるで、涙の膜のように見えた。


――――……


 翌日、陽子の元に、藤泉院家当主夫妻の訃報が届いた。言葉の見つからない陽子に、伊勢と名乗った神経質そうな男は淡々と告げる。

「一週間ほど前、事故で逝去されていたのです。式前に事を荒立てるよりは、と清宗様はお考えでした」
「そう」

 陽子はぼんやりと床を見つめる。
 昨日の彼は、とても、両親を亡くした直後の男には見えなかった。家族を亡くした悲しみも、これから家を背負って立つことに対する不安や動揺すら感じられなかった。
 何故、おかしいと思わなかったのだろう。式に参列してくださらなかったのは、ただ、この結婚を認めていないからなのだろうと思っていた。

「貴女様は先代様の背を見ることなく清宗様と共に頂きに立たれることになりました。及ばずながら私が補佐として清宗様より任じられた次第です」

 陽子は、揺れる瞳で、三十代半ば程であろう男の冷たい目を見つめた。

「それから、春乃宮時成様より、貴女様に侍女が送られております」
「ちょっと、おじさん、人を物みたいに言わないでちょうだい!」

 陽子が息を飲むのと、重厚な扉がばんっと開かれたのは同時だった。
 陽子は状況が掴めず、昨日別れを交わしたはずの友の顔を見つめる。対する薫は悪戯に笑い、膝を折った。

「本日より陽子様付きの侍女に任じられました、洋泉ようせんかおると申します」
「そんな……嘘……何故……」

 おろおろと腰の落ち着かない陽子に、薫は笑う。

「昨晩家に女顔の男が来て、貴女の侍女の枠が空いてるって聞いたから、両親を説得して来ちゃったの」
「せ、説得って、貴女、まだ十四歳なのに」
「家には兄がいるもの。私は結婚するつもりもないから、どうせあの家にいても厄介者になるだけよ」

 陽子は、空いた口が塞がらない。

「そんなことより、あの変な男は何者なの?『僕はトッキーという者だ。清宗の友人だよ』ってやたら綺麗な顔で言うんだもの。両親も慄いていたわ」
「やぁ、薫ちゃん、来ていたか!」

 再びけたたましく扉が開かれた。陽子は密かに蝶番を案じ、扉の無事を確認する。
 きらきらとした笑顔を振りまきながら何の断りもなく入室して来た時成は、右手に清宗を引きずっていた。

「痴れ者、離せ!」
「照れることはないよ清宗。僕らは親友じゃないか」

 暴れる清宗の腕を、時成はがっしりと掴んでいる。

「おや、陽子ちゃん、顔色が良くないみたいだ。昨夜はよく眠れたかい? もしやこいつが寝かせなかったのでは」
「時成!」

 陽子は、絹のような髪を乱して抵抗する夫を見て、苦笑した。

「こんにちは、時成さん」
「そう固くなることはないのに。時成か、恥ずかしければトッキーと呼んでくれると嬉しいよ」
「ねぇ、時成」

 それまで胡乱に見守っていた薫が口を開いた。
 望んでいた呼び名で呼ばれ、時成は目を輝かせる。

「何だい?」
「何の用なの?」

 時成は一瞬だけ目を瞬くと「そうだった」と呟いた。

「今日は二人に紹介したい男を連れてきたんだ。僕たちの友人、成宮国和だよ」

 そして、二人の後ろから、柔和そうな男が現れた。

「お初にお目にかかります、陽子様、薫様」
「堅い! 堅いよ、国和」

 丁寧な礼をしている男を、時成はばしばしと叩く。

「清宗様と築いていかれる将来を、私どもも微力ながらお支え致します」
「もっと他に言うことがあるだろう! こんなに可憐な女性たちを相手に!」
「私はもう三十一ですから。美しいご婦人方に浮き足立つには、若さが足りません」
「しかし君には、世にも麗しい天使のような夫人がいるではないか」

 国和は苦笑した。

「そんなことばかり言っているから、二十八にもなって未だに独身なのですよ。三つ年下の清宗様もご成婚されたのです。貴方様も早く生涯の伴侶となられる方をお探しください」
「今度は国和のお説教かい?」

 時成はげんなりと肩を落とした。すると、珍しく清宗が茶化した。

「長子誕生に浮かれているのだろう」
「あぁ! そうだったね!透くんもそろそろ一歳か。あの子は本当に可愛い! マーガレット夫人に似てね。いずれ絶世の美男子になるよ」
「恐れ入ります」

 謙遜することなく、国和は晴れやかに笑った。


――――……


「まさかあの方が春乃宮家のご当主だったなんて」

 ようやく静かになった部屋で、薫は頭を抱えた。「がっかりだわ」という呟きには、陽子も申し訳ないと思いながら、同意せざるを得ない。
 二人の家格では、直接彼らに接する機会など、ほとんどなかった。しかし年頃の娘たちにとって、春乃宮時成といえば、まさに理想の王子だったのだ。
 直系一族しか存在しない藤泉院家とは対照的に、春乃宮には傍系の親族がいる。そのため、当主は対外的な問題とともに、内憂も取り除かねばならない。甘い容貌もさることながら、そんな卓越した手腕を発揮する時成は、まさに令嬢方の憧れの的だった。

「春乃宮家の家督交代は確か三年前よね。あの方にそれが務まっているのかしら」
「どうかしら……」

 陽子としても、それは保証しかねた。

「でも、きっと悪い方じゃないわ。彼と一緒にいるとき、清宗様はすごく楽しそうだもの」

 陽子は、時成の悪ふざけに呆れたようにため息をつく、夫の姿を思い出し、くすりと笑った。
 その様子に、薫はここぞとばかりに問いかける。

「清宗様と進展があったの?」
「いいえ、まだ」

 陽子は、力強く微笑む。

「薫、私、負けないわ。この先、何があっても、私、あの方の隣で笑い続ける」

 青空を思わせるような意志の込もった瞳。それは、もはや昨日までの少女のものではなかった。自分の知らない瞳に、薫はたじろぐ。
 しかし次の瞬間、陽子は、涙を零しながら薫を抱きしめた。

「――だから、泣きたくなったら、貴女を探すわ」

 薫は驚きとともに陽子を抱き返しながら、そっとその髪を梳いた。
 この涙にはきっと、夫となった孤高の方への苦しい想いと、これから待ち受けているであろう苦難への不安、そして自惚れてもいいならば、親友との再会の喜び、安堵、それらが複雑に入り混じっているに違いない。
 思えば、ここ数週間、彼女は藤泉院家の次期女主人として、怒涛のような毎日を過ごしてきたのだ。

「探すまでもないわよ。私はこの先ずっと貴女のそばにいるんだから」

 二つ年上の友を宥めながら、薫は幸せそうに呟く。

「でも、涙を流さない人間なんていないわ。涙を見せることが悪いことだとは、私には思えないけれど」

 陽子は首を振った。

「……駄目よ。私が泣けば、彼はきっと自分を責めるわ」

 声だけは呆れたように笑いながら、その実薫は眉を顰めていた。

「……分かったわ。でも、その代わり」

 その肩を掴み、視線と視線を間近で合わせた。

「約束して。辛いことも、悲しいことも、絶対に、一人で抱え込まないで。お願い。全部、私に話して。私には、一緒に泣かせてほしいの」

 未来を憂うのは、恐らくこれが初めてだった。でも、大丈夫。二人なら、どんなものにも負けはしない。
 いや、きっと二人きりではない。恐らく、あの三人は誰より心強い味方となってくれる。
 どんな暗闇も切り裂ける剣になろう。どんな攻撃も跳ね返す盾になろう。
 そして、涙を乾かす風になろう。
 薫は、自身の胸に、初めて炎が灯るのを感じた。

 

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