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第2話:母親
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表参道の大通り沿い、築年数は経っているが手入れの行き届いた小規模なビルの2階。
そこに「下田プロモーション」がある。
かつては無名の個人事務所に過ぎなかったが、下田美沙姫という「奇跡」を輩出したことで、今や芸能界を夢見る少女たちが憧れを抱く聖地となっている。
鏡張りのレッスンスタジオは、まばゆい蛍光灯の光を跳ね返し、眩いほどの輝きに満ちている。
「美沙姫さん、ありがとうございました!」
「今の歩き方、一生忘れません!」
最後の一人が去った後も、スタジオにはモデルの卵たちが放っていた、はじけるような熱気が心地よい余韻となって漂っていた。
今日は、多忙を極め滅多に顔を出さない美沙姫が、特別に後輩たちへレッスンをつけたのだ。
彼女に憧れて門を叩いた少女たちは、その圧倒的なオーラに目を輝かせ、自分たちの未来を重ねていた。
「……お疲れ様、美沙姫さん。みんな、あんなに喜んでた。今日のレッスンは彼女たちの宝物になるよ」
マネージャーの細田が、タオルとキンキンに冷えたミネラルウォーターを差し出した。
「ふふ、みんな可愛くて。私も初心を思い出しちゃった」
美沙姫は細田にだけ見せる、屈託のない笑顔でそれを受け取った。
彼女の白い陶器のような肌、左右対称の完璧な顔立ちは、幼少期から「清純」を煮詰めて作り上げられた結晶だ。
パブリックイメージを守るため、常に黒のハイネックにロングスカートという鉄壁のガードを貫き、肌を見せることは決して許されない。
美沙姫は細田の肩をポンと叩いた。
「細田くんも、あんまり根を詰めすぎちゃダメだよ。あなたがいてくれないと、私、現場でどう振る舞えばいいか迷子になっちゃうんだから」
美沙姫はいたずらっぽく笑いながら、細田のネクタイの歪みを指先でさっと直した。
「……そんな、大げさですよ。僕はただ、美沙姫さんが一番綺麗に輝けるように、後ろからついて回っているだけですから」
「それが一番大変なことだって、私は知ってるよ。いつもありがとう、本当に」
美沙姫は細田の肩を軽く叩き、無防備な信頼を寄せる。
二人の間には、血の繋がりこそないが、幼い頃から一緒に坂道を登ってきた姉弟のような、温かな空気が流れていた。
自分を「一人の人間」として扱ってくれる細田は、彼女にとって数少ない安らぎの場だった。
しかし、その穏やかな空気は、細田がカバンから取り出した台本によって一変する。
「……これ、社長から預かっている次の仕事の台本です。御子柴監督の引退作、正式に決まりました」
美沙姫は喜びを滲ませて手に取った。
だが、読み進めるうちに彼女の指先が微かに震え始めた。
(……何、これ。……レイプ? 私の仕事は、いつだって『清らかさ』の象徴だったはずなのに。これを私が……演じるの?)
「……嘘。これ、どういうこと?」
美沙姫の声が震えている。
「細田くん……これ、内容を知っていて私に見せたの?」
美沙姫の冷たい瞳が細田を射抜く。
細田は息を呑み、台本を覗き込んだ。
「いや、僕はタイトルと主演ということしか聞いていなくて……っ、これは……!」
細田の顔からも血の気が引いていく。
御子柴という巨匠の引退作。
誰もが切望するプラチナチケットの裏側に、これほどまでの毒が仕込まれているとは。
「みんなが私の裸を見るのよ。水着にだってなったことないのに。細田くんは平気なの?」
(みんなが私の裸を見る……) 想像しただけで、胃の底から迫り上がってくるような強烈な吐き気が彼女を襲った。
「……平気なわけないよ、美沙姫さん。僕は……」
「断って。こんなの、私にはできない。お母さんだって、私のイメージを傷つけるようなことはさせないはずよ」
(お母さんは私を誰よりも大切に守ってくれた。……はずなのに。どうしてこんな台本が私の手元にあるの?)
「……それは、どうかしら」
低く、響くような声がスタジオに滑り込んできた。
入り口には、下田綾子が立っていた。
シルバーフレームの眼鏡の奥で、冷徹な瞳が二人を捉える。
「お母さん……これ、見て! こんなシーン、私には無理よ!」
美沙姫が台本を差し出すが、綾子はそれを一瞥もせず、悠然と歩み寄った。
「日本中の、いえ、世界中の映画ファンが注目する舞台。役者なら誰もが喉から手が出るほど欲しがる、最高の主演の座なのよ。これを断る選択肢なんて、この世には存在しないわ」
「でも、レイプされるなんて! これまでお母さんが守ってきた私のイメージが全部壊れてしまうわ!CMでの契約にも、そういう映画に出ないって」
「……先ほど、事務所との契約を解除してきたわ」
「……え?」
「今日からあなたは、再び私の事務所の専属。外野の雑音に惑わされる必要はないわ。これからは私の言うことだけを聞きなさい」
美沙姫は目を見開いた。
大手事務所という後ろ盾を失い、完全に母親の支配下に置かれたことを理解した。
「イメージなんて、所詮は脱ぎ捨てるための殻に過ぎないわ。私があなたをここまで育てるために、どれだけの犠牲を払ってきたか……」
綾子は言葉を切り、含みを持たせた視線をスタジオの虚空に向けた。
美沙姫が言葉を失った瞬間、隣に立つ細田の身体が強張った。
綾子の言う「犠牲」。
その言葉の裏にある生々しい記憶―プロデューサーの曽我と密室へ消えていく彼女の背中、そして車内に残ったあの生臭い匂い。
彼女がその肢体を武器にして、美沙姫のために「泥を被ってきた」事実を、彼は誰よりも知っていた。
「……社長。ですが、この内容はあまりに、美沙姫さんにとって……」
細田が勇気を振り絞って口を開きかけたが、綾子の鋭い一瞥に言葉を飲み込んだ。
「細田。あなたは余計なことを考えなくていい。私の言うことだけを聞いていればいいの。後で私の部屋に来なさい」
冷たい靴音を残して、綾子が社長室に消える。
美沙姫は力なくその場に崩れ落ちた。
「細田くん……お願い。お母さんを説得して……」
細田は美沙姫の細い肩に触れようとして、その手を止めた。
自分に何ができるというのか。
彼は逃げるように、社長室の扉を叩いた。
社長室は、厚いカーテンに閉ざされていた。
デスクの奥で、綾子は眼鏡を外し、疲れたように目を閉じていた。
「細田。明日、美沙姫を連れて御子柴監督の自宅へ行きなさい。ミーティングがあるわ」
「……はい」
「監督やプロデューサーに何を言われても、返事は一つ。『イエス』以外は認めない。美沙姫にそう徹底させなさい」
細田は拳を握りしめた。
「社長、美沙姫さんは傷ついています。あんなシーンを演じさせるのは」
綾子はゆっくりと目を開け、細田をじっと見つめた。
その唇に、残酷なまでの艶やかな笑みが浮かぶ。
「不思議ね、細田。あなた、あんなに美しい美沙姫とずっと一緒にいて、一度も手を出そうとしなかった。……なぜかしら?」
「美沙姫さんは、僕にとって本当の姉のような存在なんです。僕がこの世界で、誰よりも幸せになってほしいと願う、たった一人の身内なんです。そんな彼女に対して、やましい気持ちなんて……持つわけありません」
「嘘ね」
綾子が立ち上がり、細田の目の前まで歩み寄る。
彼女のまとう濃厚な香りが、彼の理性を掻き乱した。
「あなたは美沙姫を守りたいんじゃない。私に認められたいだけ。……私を、愛しているんでしょう?」
心臓が跳ねた。
細田の隠し続けてきた想いが、白日の下に晒される。
「言われた通りになさい、細田。美沙姫を完璧にコントロールして、私にその成果を見せて。……そうすれば」
綾子の細い指先が、細田の頬をなぞり、首筋へと滑り落ちる。
「私のすべてを、あなたに許してあげてもいいわよ」
「……っ」
綾子の顔が近づく。
抗う間もなく、冷たいはずの彼女の唇が、細田の唇を強引に奪った。
それは慈愛に満ちたものではなく、彼を共犯者へと引きずり込むための、呪いの口づけだった。
そこに「下田プロモーション」がある。
かつては無名の個人事務所に過ぎなかったが、下田美沙姫という「奇跡」を輩出したことで、今や芸能界を夢見る少女たちが憧れを抱く聖地となっている。
鏡張りのレッスンスタジオは、まばゆい蛍光灯の光を跳ね返し、眩いほどの輝きに満ちている。
「美沙姫さん、ありがとうございました!」
「今の歩き方、一生忘れません!」
最後の一人が去った後も、スタジオにはモデルの卵たちが放っていた、はじけるような熱気が心地よい余韻となって漂っていた。
今日は、多忙を極め滅多に顔を出さない美沙姫が、特別に後輩たちへレッスンをつけたのだ。
彼女に憧れて門を叩いた少女たちは、その圧倒的なオーラに目を輝かせ、自分たちの未来を重ねていた。
「……お疲れ様、美沙姫さん。みんな、あんなに喜んでた。今日のレッスンは彼女たちの宝物になるよ」
マネージャーの細田が、タオルとキンキンに冷えたミネラルウォーターを差し出した。
「ふふ、みんな可愛くて。私も初心を思い出しちゃった」
美沙姫は細田にだけ見せる、屈託のない笑顔でそれを受け取った。
彼女の白い陶器のような肌、左右対称の完璧な顔立ちは、幼少期から「清純」を煮詰めて作り上げられた結晶だ。
パブリックイメージを守るため、常に黒のハイネックにロングスカートという鉄壁のガードを貫き、肌を見せることは決して許されない。
美沙姫は細田の肩をポンと叩いた。
「細田くんも、あんまり根を詰めすぎちゃダメだよ。あなたがいてくれないと、私、現場でどう振る舞えばいいか迷子になっちゃうんだから」
美沙姫はいたずらっぽく笑いながら、細田のネクタイの歪みを指先でさっと直した。
「……そんな、大げさですよ。僕はただ、美沙姫さんが一番綺麗に輝けるように、後ろからついて回っているだけですから」
「それが一番大変なことだって、私は知ってるよ。いつもありがとう、本当に」
美沙姫は細田の肩を軽く叩き、無防備な信頼を寄せる。
二人の間には、血の繋がりこそないが、幼い頃から一緒に坂道を登ってきた姉弟のような、温かな空気が流れていた。
自分を「一人の人間」として扱ってくれる細田は、彼女にとって数少ない安らぎの場だった。
しかし、その穏やかな空気は、細田がカバンから取り出した台本によって一変する。
「……これ、社長から預かっている次の仕事の台本です。御子柴監督の引退作、正式に決まりました」
美沙姫は喜びを滲ませて手に取った。
だが、読み進めるうちに彼女の指先が微かに震え始めた。
(……何、これ。……レイプ? 私の仕事は、いつだって『清らかさ』の象徴だったはずなのに。これを私が……演じるの?)
「……嘘。これ、どういうこと?」
美沙姫の声が震えている。
「細田くん……これ、内容を知っていて私に見せたの?」
美沙姫の冷たい瞳が細田を射抜く。
細田は息を呑み、台本を覗き込んだ。
「いや、僕はタイトルと主演ということしか聞いていなくて……っ、これは……!」
細田の顔からも血の気が引いていく。
御子柴という巨匠の引退作。
誰もが切望するプラチナチケットの裏側に、これほどまでの毒が仕込まれているとは。
「みんなが私の裸を見るのよ。水着にだってなったことないのに。細田くんは平気なの?」
(みんなが私の裸を見る……) 想像しただけで、胃の底から迫り上がってくるような強烈な吐き気が彼女を襲った。
「……平気なわけないよ、美沙姫さん。僕は……」
「断って。こんなの、私にはできない。お母さんだって、私のイメージを傷つけるようなことはさせないはずよ」
(お母さんは私を誰よりも大切に守ってくれた。……はずなのに。どうしてこんな台本が私の手元にあるの?)
「……それは、どうかしら」
低く、響くような声がスタジオに滑り込んできた。
入り口には、下田綾子が立っていた。
シルバーフレームの眼鏡の奥で、冷徹な瞳が二人を捉える。
「お母さん……これ、見て! こんなシーン、私には無理よ!」
美沙姫が台本を差し出すが、綾子はそれを一瞥もせず、悠然と歩み寄った。
「日本中の、いえ、世界中の映画ファンが注目する舞台。役者なら誰もが喉から手が出るほど欲しがる、最高の主演の座なのよ。これを断る選択肢なんて、この世には存在しないわ」
「でも、レイプされるなんて! これまでお母さんが守ってきた私のイメージが全部壊れてしまうわ!CMでの契約にも、そういう映画に出ないって」
「……先ほど、事務所との契約を解除してきたわ」
「……え?」
「今日からあなたは、再び私の事務所の専属。外野の雑音に惑わされる必要はないわ。これからは私の言うことだけを聞きなさい」
美沙姫は目を見開いた。
大手事務所という後ろ盾を失い、完全に母親の支配下に置かれたことを理解した。
「イメージなんて、所詮は脱ぎ捨てるための殻に過ぎないわ。私があなたをここまで育てるために、どれだけの犠牲を払ってきたか……」
綾子は言葉を切り、含みを持たせた視線をスタジオの虚空に向けた。
美沙姫が言葉を失った瞬間、隣に立つ細田の身体が強張った。
綾子の言う「犠牲」。
その言葉の裏にある生々しい記憶―プロデューサーの曽我と密室へ消えていく彼女の背中、そして車内に残ったあの生臭い匂い。
彼女がその肢体を武器にして、美沙姫のために「泥を被ってきた」事実を、彼は誰よりも知っていた。
「……社長。ですが、この内容はあまりに、美沙姫さんにとって……」
細田が勇気を振り絞って口を開きかけたが、綾子の鋭い一瞥に言葉を飲み込んだ。
「細田。あなたは余計なことを考えなくていい。私の言うことだけを聞いていればいいの。後で私の部屋に来なさい」
冷たい靴音を残して、綾子が社長室に消える。
美沙姫は力なくその場に崩れ落ちた。
「細田くん……お願い。お母さんを説得して……」
細田は美沙姫の細い肩に触れようとして、その手を止めた。
自分に何ができるというのか。
彼は逃げるように、社長室の扉を叩いた。
社長室は、厚いカーテンに閉ざされていた。
デスクの奥で、綾子は眼鏡を外し、疲れたように目を閉じていた。
「細田。明日、美沙姫を連れて御子柴監督の自宅へ行きなさい。ミーティングがあるわ」
「……はい」
「監督やプロデューサーに何を言われても、返事は一つ。『イエス』以外は認めない。美沙姫にそう徹底させなさい」
細田は拳を握りしめた。
「社長、美沙姫さんは傷ついています。あんなシーンを演じさせるのは」
綾子はゆっくりと目を開け、細田をじっと見つめた。
その唇に、残酷なまでの艶やかな笑みが浮かぶ。
「不思議ね、細田。あなた、あんなに美しい美沙姫とずっと一緒にいて、一度も手を出そうとしなかった。……なぜかしら?」
「美沙姫さんは、僕にとって本当の姉のような存在なんです。僕がこの世界で、誰よりも幸せになってほしいと願う、たった一人の身内なんです。そんな彼女に対して、やましい気持ちなんて……持つわけありません」
「嘘ね」
綾子が立ち上がり、細田の目の前まで歩み寄る。
彼女のまとう濃厚な香りが、彼の理性を掻き乱した。
「あなたは美沙姫を守りたいんじゃない。私に認められたいだけ。……私を、愛しているんでしょう?」
心臓が跳ねた。
細田の隠し続けてきた想いが、白日の下に晒される。
「言われた通りになさい、細田。美沙姫を完璧にコントロールして、私にその成果を見せて。……そうすれば」
綾子の細い指先が、細田の頬をなぞり、首筋へと滑り落ちる。
「私のすべてを、あなたに許してあげてもいいわよ」
「……っ」
綾子の顔が近づく。
抗う間もなく、冷たいはずの彼女の唇が、細田の唇を強引に奪った。
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