134 / 453
がっこうにいこう!
105話「上級探索者」
しおりを挟む
ラビの店に新たに掲げられた額縁を見上げる。
学校イベントクリアと上級探索者の賞状だ。
「こうして並べて見ると、中々に壮観だね。」
「いつもごめんね、私が貰っちゃってばかりで・・・・・・。」
「私達の荷物だって預かって貰ってる訳だし、おあいこだよ。それに今回は”学校”を貰っちゃったし。」
「そうね、寮の部屋に飾るよりは、こちらの方が良いと思うわ。”学校”はいらないけれど。」
「えぇ~・・・・・・良い物だと思うんだけどなぁ・・・・・・。」
「貴女が使うのは勝手だけれど、間違っても私達が入らないようにして頂戴。」
「は~い。」
店の奥からラビの母が忙しそうにドタドタと足音を響かせながら出てくる。
手には山盛りの食材が積まれた籠。
「ほらほら、どいたどいた! もう店は閉めるし、アンタらはゆっくり待ってなさいな!」
「えぇ!? もうお店閉めちゃうの、お母さん?」
まだ陽も上りきっておらず、店を閉めるには随分と早い時間だ。
「そうだよ! これからお祭りの準備で忙しいんだから! 向かいなんてもう閉めちゃってるよ!」
「・・・・・・ホントだ。」
朝っぱらから酒まで飲み始めてるぞ。
「でも、お祭りって言っても食材はそんなに・・・・・・。」
宴会くらいなら足りるだろうが、お祭りとなるととてもじゃないが持ち帰った量だけでは足りない筈だ。
「アンタらがそろそろ帰ってくるってんで、三日ほど前から他の探索者が持ち込んできたんだよ・・・・・・ウチにね!」
なるほど、見覚えの無い食材まであるのはその所為か。
邪魔をしても悪いので、俺達はキシドーとメイをおばさんに預けて部屋に戻ることにした。
あの二人ならしっかり手伝ってくれることだろう。
*****
二階の部屋の窓からは未だに青い空が見えているが、そろそろ朱に染まり始める頃だ。
お祭りの準備も佳境のようで、窓の外からは穏やかな風が階下のざわめきと料理の匂いを運んで来る。
部屋には俺とリーフ、フラム、ラビの四人。
街に戻って来たのが朝方だったので、他の子たちは待ち切れずに買い食いに出てしまっている。
夜の事もあるので食べるのは控え目にしておくように言ってはおいたけど・・・・・・大丈夫だろうか?
残った俺達は、余っていた携帯食を割って昼食にしたくらいで特に問題はない。
まぁ、後の事を思うと既に胃が重く感じているのだが・・・・・・。
昼食をとってからは各々本を読んだり、昼寝をしたりして過ごしている。
たまにはこうしてゆっくりするのも悪くない。
迷宮の中では結局ヒノカたちの稽古に付き合いっぱなしだったしな。
派手な魔法をぶちかましても苦情は来ないし、片付けもしなくて良いから楽でいいんだけどね。
ラビが読んでいた本を閉じ、俺の膝でお昼寝中のフラムの頬を軽く突いた。
「フラムって本当にアリスの事が好きなんだね。」
今度は同じく本を開いていたリーフが。
「ふふっ、そうね。私も妬けちゃうくらいだわ。」
くすぐったかったのか、身じろぎするフラム。
「んぅ・・・・・・。」
「もう、フラムが起きちゃうよ、二人とも。」
フラムの頬に掛かった髪をそっと退ける。
「ごめんなさい。でも、そろそろ起こしてあげた方が良いんじゃないかしら?」
「そうだね~、人も結構集まって来てるし。」
「え・・・・・・、もう? まだ外は結構明るいけど・・・・・・。」
陽はそろそろ紅くなるだろうが、お祭りは暗くなってからのはずだ。
だが確かに、窓から聞こえてくる喧騒は大きくなっている。
ラビが窓から身を乗り出し、店の前の通りを眺望した。
「お酒飲んでる人も沢山いるよ。」
「すでに始まってる感じだね・・・・・・。」
耳を澄ませてみれば、酔ったおっさん達の会話や歌声まで聴こえてくる始末。
そしてそれを怒鳴りつけるおばさ・・・・・・お姉さま方の声。
リーフもラビの隣から窓の外へ顔を覗かせる。
「お酒・・・・・・私はもう飲まないわ。」
ボソリ、と頭痛が痛いような顔をしながらリーフが呟いた。
酔っ払ったおじさん達を見て何か思う所でもあったのだろう。
「それは残念。」
リーフがジトッと俺を睨む。
「何が残念なのよ、アリス。」
「何とは言わないけどね。」
リーフの険呑な雰囲気に、少したじろぐラビ。
「あ、あはは・・・・・・た、大変だったもんね。」
「うぅ~・・・・・・忘れて、ラビ。」
頭を抱えるリーフにラビが無自覚で無慈悲な一撃を放つ。
「で、でも・・・・・・いつもと違うリーフで可愛かったよ?」
「・・・・・・ぐふ。」
撃沈。
「何よもう・・・・・・二人して。」
「ごめんごめん。でも、私の事を好きって言ってくれて嬉しかったのは本当だから。」
「だから・・・・・・何よ・・・・・・。」
「お酒飲みたかったら、いつでも飲んでいいよ?」
「ぜ~ったい飲まないんだからっ!」
*****
蒸し暑かった夜も、お祭りが終わった途端に涼しい風が肌を撫でる様になり、熱っぽくなっていた体温を奪い去っていく。
窓から差し込む月光が、膝の上で静かに寝息を立てるリーフの顔を照らす。
まさか、本当に飲んじゃうとは・・・・・・。
別に誰かが飲ませようと思った訳でもない。
単なる事故である。
人が多くてグラスが足りなかったため、お姉さま方が普通のコップで飲んでいた果実酒を間違えて飲んでしまったのだ。
俺も少し舐めてみたが、口当たりは良かったのでジュースと間違えてしまったのも無理ない。
リーフがしな垂れる様に抱きついてきた時には、既に手遅れになっていた。
「ごめんね、フラム。今日はリーフに譲ってもらって。」
俺に少しだけ寄りかかるように身体を預けていたフラムがゆっくり首を横に振る。
「ぅ、ううん・・・・・・リ、リーフは、いつも・・・・・・我慢、してるから。」
「・・・・・・何を?」
「い、色々・・・・・・。ア、アリスの、お膝・・・・・・とか。」
「お膝って・・・・・・膝枕? いま素面に戻ったら嫌がりそうな気がするけど。」
「そ、そんなこと・・・・・・ない!」
フラムには珍しく、力の込もった言葉。
「ほ、本当に・・・・・・? どうして分かるの?」
「そ、それは・・・・・・ゎ、私がア、アリスのこと・・・・・・す、好き、だからっ・・・・・・。ア、アリスを・・・・・・す、好きな人のこと・・・・・・ゎ、分かる、から・・・・・・。」
「そ、そう・・・・・・なんだ。~~・・・・・・。」
こうして懸命に好意を伝えられると流石に照れてしまう。
普段は引っ込み思案なフラムが好き好きアピールできるのは、ひとえにミアの指導による賜物だ。
「だ、だから・・・・・・リーフ、にも・・・・・・もっと優しくして、あげて?」
「リーフには優しくないかな・・・・・・私?」
「ち、違う・・・・・・の! そうじゃ、なくて・・・・・・違う、くて・・・・・・うぅ~、その・・・・・・うぅ・・・・・・ご、ごめんなさい・・・・・・。」
「謝らないでいいよ。上手く言葉に出来ないんだよね? 私も考えてみるよ。」
頭を撫でると、それを素直に受け入れるフラム。
リーフならきっと怒るな。
まぁ、リーフから見れば俺の方が年下なんだし、生意気だと思われても仕方のないことだろう。
年上であるのはフラムも同じだが、その辺りは別段気にした風もない。
同年代や年下の子たちと触れ合う機会が少なかったのかもしれないな。
後日、試しにリーフの頭を撫でて「膝枕しようか?」と聞いてみたら怒られた。
学校イベントクリアと上級探索者の賞状だ。
「こうして並べて見ると、中々に壮観だね。」
「いつもごめんね、私が貰っちゃってばかりで・・・・・・。」
「私達の荷物だって預かって貰ってる訳だし、おあいこだよ。それに今回は”学校”を貰っちゃったし。」
「そうね、寮の部屋に飾るよりは、こちらの方が良いと思うわ。”学校”はいらないけれど。」
「えぇ~・・・・・・良い物だと思うんだけどなぁ・・・・・・。」
「貴女が使うのは勝手だけれど、間違っても私達が入らないようにして頂戴。」
「は~い。」
店の奥からラビの母が忙しそうにドタドタと足音を響かせながら出てくる。
手には山盛りの食材が積まれた籠。
「ほらほら、どいたどいた! もう店は閉めるし、アンタらはゆっくり待ってなさいな!」
「えぇ!? もうお店閉めちゃうの、お母さん?」
まだ陽も上りきっておらず、店を閉めるには随分と早い時間だ。
「そうだよ! これからお祭りの準備で忙しいんだから! 向かいなんてもう閉めちゃってるよ!」
「・・・・・・ホントだ。」
朝っぱらから酒まで飲み始めてるぞ。
「でも、お祭りって言っても食材はそんなに・・・・・・。」
宴会くらいなら足りるだろうが、お祭りとなるととてもじゃないが持ち帰った量だけでは足りない筈だ。
「アンタらがそろそろ帰ってくるってんで、三日ほど前から他の探索者が持ち込んできたんだよ・・・・・・ウチにね!」
なるほど、見覚えの無い食材まであるのはその所為か。
邪魔をしても悪いので、俺達はキシドーとメイをおばさんに預けて部屋に戻ることにした。
あの二人ならしっかり手伝ってくれることだろう。
*****
二階の部屋の窓からは未だに青い空が見えているが、そろそろ朱に染まり始める頃だ。
お祭りの準備も佳境のようで、窓の外からは穏やかな風が階下のざわめきと料理の匂いを運んで来る。
部屋には俺とリーフ、フラム、ラビの四人。
街に戻って来たのが朝方だったので、他の子たちは待ち切れずに買い食いに出てしまっている。
夜の事もあるので食べるのは控え目にしておくように言ってはおいたけど・・・・・・大丈夫だろうか?
残った俺達は、余っていた携帯食を割って昼食にしたくらいで特に問題はない。
まぁ、後の事を思うと既に胃が重く感じているのだが・・・・・・。
昼食をとってからは各々本を読んだり、昼寝をしたりして過ごしている。
たまにはこうしてゆっくりするのも悪くない。
迷宮の中では結局ヒノカたちの稽古に付き合いっぱなしだったしな。
派手な魔法をぶちかましても苦情は来ないし、片付けもしなくて良いから楽でいいんだけどね。
ラビが読んでいた本を閉じ、俺の膝でお昼寝中のフラムの頬を軽く突いた。
「フラムって本当にアリスの事が好きなんだね。」
今度は同じく本を開いていたリーフが。
「ふふっ、そうね。私も妬けちゃうくらいだわ。」
くすぐったかったのか、身じろぎするフラム。
「んぅ・・・・・・。」
「もう、フラムが起きちゃうよ、二人とも。」
フラムの頬に掛かった髪をそっと退ける。
「ごめんなさい。でも、そろそろ起こしてあげた方が良いんじゃないかしら?」
「そうだね~、人も結構集まって来てるし。」
「え・・・・・・、もう? まだ外は結構明るいけど・・・・・・。」
陽はそろそろ紅くなるだろうが、お祭りは暗くなってからのはずだ。
だが確かに、窓から聞こえてくる喧騒は大きくなっている。
ラビが窓から身を乗り出し、店の前の通りを眺望した。
「お酒飲んでる人も沢山いるよ。」
「すでに始まってる感じだね・・・・・・。」
耳を澄ませてみれば、酔ったおっさん達の会話や歌声まで聴こえてくる始末。
そしてそれを怒鳴りつけるおばさ・・・・・・お姉さま方の声。
リーフもラビの隣から窓の外へ顔を覗かせる。
「お酒・・・・・・私はもう飲まないわ。」
ボソリ、と頭痛が痛いような顔をしながらリーフが呟いた。
酔っ払ったおじさん達を見て何か思う所でもあったのだろう。
「それは残念。」
リーフがジトッと俺を睨む。
「何が残念なのよ、アリス。」
「何とは言わないけどね。」
リーフの険呑な雰囲気に、少したじろぐラビ。
「あ、あはは・・・・・・た、大変だったもんね。」
「うぅ~・・・・・・忘れて、ラビ。」
頭を抱えるリーフにラビが無自覚で無慈悲な一撃を放つ。
「で、でも・・・・・・いつもと違うリーフで可愛かったよ?」
「・・・・・・ぐふ。」
撃沈。
「何よもう・・・・・・二人して。」
「ごめんごめん。でも、私の事を好きって言ってくれて嬉しかったのは本当だから。」
「だから・・・・・・何よ・・・・・・。」
「お酒飲みたかったら、いつでも飲んでいいよ?」
「ぜ~ったい飲まないんだからっ!」
*****
蒸し暑かった夜も、お祭りが終わった途端に涼しい風が肌を撫でる様になり、熱っぽくなっていた体温を奪い去っていく。
窓から差し込む月光が、膝の上で静かに寝息を立てるリーフの顔を照らす。
まさか、本当に飲んじゃうとは・・・・・・。
別に誰かが飲ませようと思った訳でもない。
単なる事故である。
人が多くてグラスが足りなかったため、お姉さま方が普通のコップで飲んでいた果実酒を間違えて飲んでしまったのだ。
俺も少し舐めてみたが、口当たりは良かったのでジュースと間違えてしまったのも無理ない。
リーフがしな垂れる様に抱きついてきた時には、既に手遅れになっていた。
「ごめんね、フラム。今日はリーフに譲ってもらって。」
俺に少しだけ寄りかかるように身体を預けていたフラムがゆっくり首を横に振る。
「ぅ、ううん・・・・・・リ、リーフは、いつも・・・・・・我慢、してるから。」
「・・・・・・何を?」
「い、色々・・・・・・。ア、アリスの、お膝・・・・・・とか。」
「お膝って・・・・・・膝枕? いま素面に戻ったら嫌がりそうな気がするけど。」
「そ、そんなこと・・・・・・ない!」
フラムには珍しく、力の込もった言葉。
「ほ、本当に・・・・・・? どうして分かるの?」
「そ、それは・・・・・・ゎ、私がア、アリスのこと・・・・・・す、好き、だからっ・・・・・・。ア、アリスを・・・・・・す、好きな人のこと・・・・・・ゎ、分かる、から・・・・・・。」
「そ、そう・・・・・・なんだ。~~・・・・・・。」
こうして懸命に好意を伝えられると流石に照れてしまう。
普段は引っ込み思案なフラムが好き好きアピールできるのは、ひとえにミアの指導による賜物だ。
「だ、だから・・・・・・リーフ、にも・・・・・・もっと優しくして、あげて?」
「リーフには優しくないかな・・・・・・私?」
「ち、違う・・・・・・の! そうじゃ、なくて・・・・・・違う、くて・・・・・・うぅ~、その・・・・・・うぅ・・・・・・ご、ごめんなさい・・・・・・。」
「謝らないでいいよ。上手く言葉に出来ないんだよね? 私も考えてみるよ。」
頭を撫でると、それを素直に受け入れるフラム。
リーフならきっと怒るな。
まぁ、リーフから見れば俺の方が年下なんだし、生意気だと思われても仕方のないことだろう。
年上であるのはフラムも同じだが、その辺りは別段気にした風もない。
同年代や年下の子たちと触れ合う機会が少なかったのかもしれないな。
後日、試しにリーフの頭を撫でて「膝枕しようか?」と聞いてみたら怒られた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
俺、何しに異世界に来たんだっけ?
右足の指
ファンタジー
「目的?チートスキル?…なんだっけ。」
主人公は、転生の儀に見事に失敗し、爆散した。
気づいた時には見知らぬ部屋、見知らぬ空間。その中で佇む、美しい自称女神の女の子…。
「あなたに、お願いがあります。どうか…」
そして体は宙に浮き、見知らぬ方陣へと消え去っていく…かに思えたその瞬間、空間内をとてつもない警報音が鳴り響く。周りにいた羽の生えた天使さんが騒ぎたて、なんだかポカーンとしている自称女神、その中で突然と身体がグチャグチャになりながらゆっくり方陣に吸い込まれていく主人公…そして女神は確信し、呟いた。
「やべ…失敗した。」
女神から託された壮大な目的、授けられたチートスキルの数々…その全てを忘れた主人公の壮大な冒険(?)が今始まる…!
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる