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がっこうにいこう!
132話「そういう意味で言ったんじゃないですから!」
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目を閉じた俺の耳元でマルジーヌが囁く。
「それではアリューシャ様、失礼させて頂きます。」
何をだ、と首を傾げていると、彼女の両手が俺の寝間着の中へそっと侵入し、身体を優しく撫でまわしてから細い指先で胸の先端を刺激し始めた。
いきなりの出来事に小さく悲鳴が漏れ、身体が捩れる様に動く。
「ひゃぅ・・・・・・っ!? な、何をしてるんですか、マルジーヌさん!?」
「アリューシャ様の夜伽の御相手を務めさせて頂こうかと・・・・・・。」
「え、な、何で!?」
「一緒に寝て欲しい、とアリューシャ様が御所望されましたので・・・・・・。」
言ったけども!
「そ、そういう意味で言ったんじゃないですから!」
「そうで御座いましたか・・・・・・御準備もなされておりましたので、私はてっきり・・・・・・。」
「って・・・・・・しゃ、喋りながら、んっ・・・・・・む、胸を弄らないで下さいっ!」
「御遠慮なさらなくとも良いのですよ、アリューシャ様。こうして御慰めさせて頂くのも、侍女の務めで御座います。」
「ひぅ・・・・・・え、遠慮とか・・・・・・し、してませんからぁ~!」
「でありましたら、私にお任せ下さいませ。」
聞く耳持たねぇ!
そうしている間にもマルジーヌの指が手を変え品を変え、胸に刺激を与え続けてくる。
「そ、そうじゃなくって・・・・・・えっと・・・・・・わ、私にはまだ早いですって!」
「いいえ、お早くなどありません。ローエルミルお嬢様はアリューシャ様のお年くらいから御作法を御覚えになられたのですよ?」
お作法って何!?
夜のお作法的なやつの事ですか!?
「ど、どうして・・・・・・っそんな早く・・・・・・?」
「成人前に見初められる事も少なくありませんから、いつでも受け入れられるよう準備をしておく必要があるのです。」
な、何を受け入れる準備だよ!
「で、でもそれ・・・・・・き、きぞくっ・・・・・・の話でしょ?」
「お嬢様のお言葉通り・・・・・・いいえ、それ以上に素敵なアリューシャ様の事です。貴族の方々が放っておくとは思えませんから。」
そ、それは・・・・・・心当たりありまくりだけれども・・・・・・。
マルジーヌが指を這わせた辺りが布団の中で乱れる空気に触れ、妙に冷んやりと感じる。
「あ・・・・・・あの、もしかしてっ・・・・・・な、何か、塗ってます・・・・・・?」
「身体に害があるものではありませんので、御安心下さいませ。」
「そ、そういう問題じゃなくて・・・・・・な、何を塗ってるんですかっ!?」
「気持ち良くなれるお薬ですよ。」
ですよねー!
「そんなの・・・・・・何処から・・・・・・っ?」
「此処のような高級宿には大抵用意されておりますから。」
アメニティーでそんなもん置くなよ!
貴族がお楽しむ為なんだろうが、こんな物まで用意されてるとは・・・・・・。
「んっ・・・・・・そ、その・・・・・・マルジーヌさんは・・・・・・嫌では、ないのですか?」
「嫌・・・・・・というのは?」
「わ、私の・・・・・・相手・・・・・・なんか・・・・・・。」
「アリューシャ様は、私の事を心配して下さっていたのですか?」
「だ、だって・・・・・・いくら仕事でもっ・・・・・・こんなことっ・・・・・・。」
「でしたら御安心下さい。私マルジーヌはアリューシャ様をお慕い申しております。」
「い、いや・・・・・・会ってまだ一日も・・・・・・。」
「ですけれど、その私の身体を案じ、食事どころか寝所までお与え下さり、そして今も私の心まで慮って下さっているではありませんか。その様な方の御相手に喜ぶ者はおれど、拒むような侍女はおりません。」
「ず、随分チョロくないですか・・・・・・それ?」
「ちょろ・・・・・・? 兎も角、アリューシャ様は私の御心配などなさらなず、私の奉仕を御受けになって下さいませ。・・・・・・それとも、私では御満足頂けませんでしょうか?」
「け、決してそういう訳では・・・・・・っ。」
「であるのでしたら、何も憂う必要などないのではありませんか?」
「そ、そうなの・・・・・・かな?」
「はい、そうですとも。ですから、少しの間私めに身を委ねて頂けませんか?」
静かで優しいが有無を言わさぬ口調に、思わず頷き肯定の返事をしてしまう。
「ぅ・・・・・・は、はい・・・・・・。」
そうして、何となく釈然としないままも背中に感じるマルジーヌの方へ身を預ける。
すると、ずっと胸を弄っていた手の片方が下腹部の更に下へスルリと伸び、零れかけていた蜜をそっと掻き出した。
「ひゃぅっ! ちょ、そっちはマジでヤバいですって! へ、変な声でるからぁ!」
そこを触れられ、パンツを穿いてない事を思い出した。・・・・・・今更だが。
「この部屋の声が漏れる事はありませんから、お気になさらず。それに、とても可愛らしい御声ですよ、アリューシャ様。」
「んんっ・・・・・・そ、そういう問題でもっ・・・・・・な、ないですからぁ~!」
滑りが良くなったマルジーヌの指で一番敏感な部分を撫で上げられると、一瞬電気を通されたように腰が跳ねた。
「あぅっ・・・・・・そ、それマジでダメ・・・・・・や、ヤバい・・・・・・からぁ・・・・・・っ!」
俺の声を無視し、マルジーヌの指の動きが段々と激しさを増してくる。
一番敏感な場所をぐにぐにと押しつぶすように擦られたり、剥き出しにして爪弾かれたりと、様々な刺激を焦らす様に与えられ続け、終いにはマルジーヌの指が動く度くちくちと水音が響いていた。
薬とベッドに籠もった熱の所為か意識は混濁し、どれだけの時間が経ったかも最早分からない。
「あっ・・・・・・んっ・・・・・・はぁ、はぁ・・・・・・ひゃっ・・・・・・んんっ・・・・・・!」
話す余裕も気力も既に尽き果て、脳は思考を拒否し・・・・・・唯々、マルジーヌの指の動きに翻弄されて身体が小さく跳ねるように反応する。
「アリューシャ様。もう少しだけ強く致しますから、気持ちの良い所に集中していて下さいね。」
「ふぇ・・・・・・?」
その言葉の意味を理解する前に強くなった刺激が俺を襲う。
「ぁぅっ・・・・・・!? や、ちょ、ちょっと待っ――だ、め・・・・・・だめっだめっイ――――――」
――チリン、チリン。
「――――ひゃぅっ!?」
その瞬間、部屋に付けられた呼び出し用の鈴の音が申し訳程度に響いた。
マルジーヌの指は動きを止め、同時に泥沼に沈みかけていた俺の意識が一気に覚醒し、現実へと引き戻される。
「このようなお時間に・・・・・・御来客、でしょうか?」
「い、いえ・・・・・・多分ウチのパーティの子ですから、私が出ます・・・・・・。」
彼女から逃げるようにベッドから這い出て小さな明かりを灯し、ふわふわとする身体を壁に手をついて支えながら扉に向かって歩く。
こ、これが腰砕けってやつか・・・・・・。
いつのまにか汗を掻いていたらしく、寝間着の薄い生地がぺっとりと肌に貼り付いていた。
このまま扉を開けてしまえば冷えてしまうので、魔法でサッと乾かす。
しかし、新しく溢れてくるものはどうにも出来ず、下の方は諦めた。
治まるには暫くかかりそうだ。
何とか扉に辿り着き、乱れた息を深呼吸して整える。
ある程度落ち着いてから扉を開くと、そこには泣きべそを掻いたフラムが立っていた。
「入って、フラム。」
「ぅ・・・・・・うん。」
フラムの肩を抱いて部屋に招き入れるが、彼女の身体はすっかり冷えてしまっている。
呼び鈴を鳴らそうか、ずっと扉の前で迷っていたのだろう。
「すぐに鳴らしてくれれば良かったのに。」
「で、でも・・・・・・アリス、は・・・・・・ひ、一人の方が・・・・・・良かったみたい、だから。」
「あ~・・・・・・いや、私がそれぞれの部屋を使おうって言ったのは唯の貧乏性だよ。せっかく全員分あるんだし、使わないと勿体無い気がして・・・・・・。だから、そういう訳じゃないよ。」
「ほ、ホントに?」
「うん、だからフラムと一緒は嫌じゃないよ。でも、別れる時は大丈夫そうだったのに・・・・・・何かあったの?」
「あ、明かりを消したら・・・・・・怖く、なって・・・・・・。」
「そっか・・・・・・でも、それまでは頑張ったもんね。」
フラムの頭を撫でていると、後ろから声を掛けられる。
「それではアリューシャ様、私は外の方で待機させて頂きます。」
「ど、どうして・・・・・・この人、が・・・・・・ア、アリスの、部屋に・・・・・・?」
「えーっと・・・・・・ろ、廊下が寒そうだったから、中で・・・・・・話し相手になってもらってたんだ。」
「そ、そっか・・・・・・ア、アリスは・・・・・・や、優しい、ね。」
「はい、とても良くして頂きました。」
微笑み合うフラムとマルジーヌ。
(・・・・・・って、何て恰好をしてるんですか、マルジーヌさん!?)
マルジーヌの姿を目に入れないようにしながら彼女の耳元で囁く。
手で隠してはいるものの、寝間着からは大事なところが全て剥き出しになってしまっているのだ。
どうやら彼女が着ている寝間着自体がそうなるようにデザインされているらしい。
(いえ、その・・・・・・アリューシャ様がそちらの寝衣を御準備なされておりましたので、私も御相手させて頂くためにと・・・・・・。)
言われて自分の着ている寝間着に視線を落とす。
確かに、マルジーヌが着ているものと同じタイプの物だ。
サイズが大きいので辛うじて隠せてはいるが、適性サイズの者が着ると彼女の様に色々とはみ出るようになっているらしい。
つまり、そういう目的で作られた寝間着ということだ。
そいつを俺がクローゼットから引っ張り出してしまったのだろう。
ちなみに、フラムはちゃんとした物を着ている。
(す、すみません・・・・・・そういう物とは知らなくて・・・・・・。)
(いえ、謝らないで下さい、アリューシャ様。例え間違いでも、御相手をさせて頂いた事はとても光栄なのですから。)
(ぅぅ・・・・・・は、はい・・・・・・。)
コソコソとやり取りしていた俺たちを見て首を傾げるフラム。
「ど、どうしたの・・・・・・?」
「いや、その~・・・・・・この部屋はマルジーヌさんに使って貰って、私がフラムの部屋に行こうかなと思って・・・・・・。」
「いいえ、そういう訳には参りません。どうか、私の事はお気になさらず・・・・・・。」
「そ、そうは言っても・・・・・・。」
どうしたものかと思案していると、フラムが袖を引く。
「あ、あのね・・・・・・い、一緒で、いいよ?」
「・・・・・・いいの?」
「ア、アリスが・・・・・・ずっと、心配しちゃう、から。」
「あはは・・・・・・そうかも。・・・・・・という訳ですので、またよろしくお願いします、マルジーヌさん。」
「はい、お二人の御慈悲に感謝致します。」
今度は三人でベッドに入る。
俺が真ん中で、その両脇にフラムとマルジーヌ。
フラムは落ち着いた所為か、ベッドに入って明かりを消すと、いくらも経たずに俺の両手を握ったまま寝入ってしまった。
「フラムベーゼ様、お休みになられてしまいましたね。」
薄布一枚を隔ててマルジーヌの胸が背中に密着し、体温が流れ込んでくる。
「いつもなら眠っている時間ですし。」
「では、アリューシャ様はフラムベーゼ様の御手を離さぬよう握っていて下さいませ。私めは先程の続きをさせて頂きます。」
両手を塞がれ、無防備になっている俺の胸にマルジーヌの手がそっと添えられる。
「んっ・・・・・・い、いいですよ、しなくて。間違いだと分かったんですし。」
「ですが、アリューシャ様。途中で止めてしまったので、お辛いのではありませんか?」
「ぅ・・・・・・それは・・・・・・。」
一旦はかろうじて治まっていたものの、薬の所為か、こうして少し彼女に触れられただけで溢れてくるのを感じる。
それを見計らったかのようにマルジーヌの指が掬いあげると、一番敏感な部分に塗りつけられた。
「んぅ・・・・・・っ、でも、フラムが、起きちゃいます・・・・・・から。」
「御安心下さい、アリューシャ様。フラムベーゼ様を起こさぬよう、静かに致しますので。」
「で、でもぉ・・・・・・っ。」
「アリューシャ様が私を御心配なさって下さったように、私もアリューシャ様が苦しまれる御姿は見たくないのです。ですからどうか、私めに御慰めさせて頂けませんか?」
マルジーヌは話している間も指を動かし続ける。
その与えられる刺激に抗えず、小さく頷いた。
「んっ・・・・・・じゃ、じゃあ・・・・・・お、お願い、します・・・・・・。」
「はい、承知致しました。」
マルジーヌの言葉通り、彼女の指はゆっくり、じっくりと刺激を与え続ける。
しかし、その刺激は今の俺にとってはじれったいものでしかなく、無意識に腰が動き、ねだる様にマルジーヌの指に擦りつけてしまう。
彼女の指はその動きに合わせ、分かっていますよと言わんばかりに刺激を強めていく。
俺の身体はそれを覚えてしまったのか、彼女の指が動くたび、まるでパブロフの犬の様に尻尾を振り涎を流す。
「んっ・・・・・・ふっ・・・・・・も、もっとぉ・・・・・・。」
「アリューシャ様、これ以上はフラムベーゼ様が起きてしまいすよ。」
「で、でも・・・・・・っ、だって・・・・・・ぇ。」
身体は上気し、先程乾かした寝間着にまた汗が染みていく。
下の方はもうその比ではない。
「ど、どうしたの・・・・・・アリス? く、苦し、そう・・・・・・。」
「・・・・・・っ! フ、フラム!? ご、ごめん・・・・・・起こしちゃった?」
「ううん・・・・・・そ、それよりアリス・・・・・・大丈夫?」
「んっ・・・・・・ぁぅ・・・・・・へ、平気。大丈夫だよ。」
先程と違ってマルジーヌの指は止まらず、責め続けている。
より刺激を強めながら。
「ほ、本当・・・・・・に? 何だか・・・・・・熱っぽい、よ?」
「んんっ・・・・・・ほ、本当に、大丈夫・・・・・・だ、から・・・・・・んぅっ!」
「ア、アリス?」
「な、何でも・・・・・・んっ・・・・・・ない、からぁっ。」
暗闇の中でフラムと目が合う。
不味い、このままじゃ見られ――――
そう思うと、一気に恥ずかしさがこみ上げてくる。
明かりは消してあるし見えづらいけど、もしかしたら・・・・・・との考えが頭を離れない。
その間も、マルジーヌの指は止まるどころか好機とばかりに責め立ててくる。
「ほ、本当に・・・・・・何でも、ない、の?」
フラムの心配そうな視線が突き刺さる。
「んぅ・・・・・・えっと、その・・・・・・。」
ヤバいヤバいヤバい・・・・・・そろそろ限界っぽい。
どうにかしてフラムの気を逸らさなくては・・・・・・その時、フラムの小さな唇が目に入った。
「その・・・・・・じ、実は・・・・・・フ、フラムと・・・・・・ちゅー・・・・・・した、くて・・・・・・っ。」
いやいやいやいや、いくら切羽詰まっているとはいえ流石にそれはどうなんだ。
ダメだろうそれは、常識的に考えて。
「ご、ごめんっ・・・・・・い、今のなし・・・・・・んっ・・・・・・フ、フラムの気持ちも、考えないで・・・・・・ごめん、なさい。」
「い・・・・・・いいよ。」
フラムはそう呟き、そっと目を閉じて自らの唇を俺の唇に重ね合わせた。
マルジーヌの指が一気に動きを早める。
「んふっ・・・・・・んぅ・・・・・・んっ・・・・・・んんっ~~~~――――ッッ!!」
それと同時に達し、長い余韻に浸っている間も唇が離される事はなかった。
「ぷはっ・・・・・・はぅ・・・・・・はぅ・・・・・・そ、その・・・・・・あ、ありがとう、フラム。」
「う、ううん・・・・・・今日のアリス、い、いつもより・・・・・・か、可愛い、ね。」
「ぁぅ・・・・・・そ、そうかな?」
「う・・・・・・ん・・・・・・すぅ・・・・・・すぅ・・・・・・。」
「ね、寝ちゃった・・・・・・か。」
「そのようですね、アリューシャ様。」
「う~、マルジーヌさん・・・・・・どうして止めてくれなかったんです?」
「あそこで止めてしまいますと、またお辛くなってしまいますから。」
「うぅ・・・・・・だからって、フラムの前で・・・・・・あんな・・・・・・。」
思い出すだけで顔が熱くなる。
「申し訳御座いません、私めが至らぬばかりに。」
「もういいですけど・・・・・・んっ・・・・・・って、何でまた触ってるんですか!?」
「アリューシャ様はまだ御満足されておりませんよね?」
「う・・・・・・そ、それは・・・・・・。」
薬の所為か、身体の疼きは未だ治まらない。
マルジーヌは全てお見通しと言わんばかりに指で刺激を与えてくる。
「今からは私の指をフラムベーゼ様の指と御思いになって下さい。」
「な、何でそうなるっ・・・・・・の!?」
「お好きなのですよね? フラムベーゼ様のこと。」
「そ、それは・・・・・・んっ・・・・・・そう、だけど・・・・・・そういう、意味じゃ・・・・・・。」
「フラムベーゼ様はそのように思っておいでのようですが?」
「う・・・・・・。」
言い返せない。
マルジーヌに身体を触られながらチラリとフラムの寝顔に目をやると、先程の恥ずかしさが込み上げてきて、慌てて目を逸らす。
この後も結局彼女の押しに負け、”御奉仕”されまくるのだった。
「それではアリューシャ様、失礼させて頂きます。」
何をだ、と首を傾げていると、彼女の両手が俺の寝間着の中へそっと侵入し、身体を優しく撫でまわしてから細い指先で胸の先端を刺激し始めた。
いきなりの出来事に小さく悲鳴が漏れ、身体が捩れる様に動く。
「ひゃぅ・・・・・・っ!? な、何をしてるんですか、マルジーヌさん!?」
「アリューシャ様の夜伽の御相手を務めさせて頂こうかと・・・・・・。」
「え、な、何で!?」
「一緒に寝て欲しい、とアリューシャ様が御所望されましたので・・・・・・。」
言ったけども!
「そ、そういう意味で言ったんじゃないですから!」
「そうで御座いましたか・・・・・・御準備もなされておりましたので、私はてっきり・・・・・・。」
「って・・・・・・しゃ、喋りながら、んっ・・・・・・む、胸を弄らないで下さいっ!」
「御遠慮なさらなくとも良いのですよ、アリューシャ様。こうして御慰めさせて頂くのも、侍女の務めで御座います。」
「ひぅ・・・・・・え、遠慮とか・・・・・・し、してませんからぁ~!」
「でありましたら、私にお任せ下さいませ。」
聞く耳持たねぇ!
そうしている間にもマルジーヌの指が手を変え品を変え、胸に刺激を与え続けてくる。
「そ、そうじゃなくって・・・・・・えっと・・・・・・わ、私にはまだ早いですって!」
「いいえ、お早くなどありません。ローエルミルお嬢様はアリューシャ様のお年くらいから御作法を御覚えになられたのですよ?」
お作法って何!?
夜のお作法的なやつの事ですか!?
「ど、どうして・・・・・・っそんな早く・・・・・・?」
「成人前に見初められる事も少なくありませんから、いつでも受け入れられるよう準備をしておく必要があるのです。」
な、何を受け入れる準備だよ!
「で、でもそれ・・・・・・き、きぞくっ・・・・・・の話でしょ?」
「お嬢様のお言葉通り・・・・・・いいえ、それ以上に素敵なアリューシャ様の事です。貴族の方々が放っておくとは思えませんから。」
そ、それは・・・・・・心当たりありまくりだけれども・・・・・・。
マルジーヌが指を這わせた辺りが布団の中で乱れる空気に触れ、妙に冷んやりと感じる。
「あ・・・・・・あの、もしかしてっ・・・・・・な、何か、塗ってます・・・・・・?」
「身体に害があるものではありませんので、御安心下さいませ。」
「そ、そういう問題じゃなくて・・・・・・な、何を塗ってるんですかっ!?」
「気持ち良くなれるお薬ですよ。」
ですよねー!
「そんなの・・・・・・何処から・・・・・・っ?」
「此処のような高級宿には大抵用意されておりますから。」
アメニティーでそんなもん置くなよ!
貴族がお楽しむ為なんだろうが、こんな物まで用意されてるとは・・・・・・。
「んっ・・・・・・そ、その・・・・・・マルジーヌさんは・・・・・・嫌では、ないのですか?」
「嫌・・・・・・というのは?」
「わ、私の・・・・・・相手・・・・・・なんか・・・・・・。」
「アリューシャ様は、私の事を心配して下さっていたのですか?」
「だ、だって・・・・・・いくら仕事でもっ・・・・・・こんなことっ・・・・・・。」
「でしたら御安心下さい。私マルジーヌはアリューシャ様をお慕い申しております。」
「い、いや・・・・・・会ってまだ一日も・・・・・・。」
「ですけれど、その私の身体を案じ、食事どころか寝所までお与え下さり、そして今も私の心まで慮って下さっているではありませんか。その様な方の御相手に喜ぶ者はおれど、拒むような侍女はおりません。」
「ず、随分チョロくないですか・・・・・・それ?」
「ちょろ・・・・・・? 兎も角、アリューシャ様は私の御心配などなさらなず、私の奉仕を御受けになって下さいませ。・・・・・・それとも、私では御満足頂けませんでしょうか?」
「け、決してそういう訳では・・・・・・っ。」
「であるのでしたら、何も憂う必要などないのではありませんか?」
「そ、そうなの・・・・・・かな?」
「はい、そうですとも。ですから、少しの間私めに身を委ねて頂けませんか?」
静かで優しいが有無を言わさぬ口調に、思わず頷き肯定の返事をしてしまう。
「ぅ・・・・・・は、はい・・・・・・。」
そうして、何となく釈然としないままも背中に感じるマルジーヌの方へ身を預ける。
すると、ずっと胸を弄っていた手の片方が下腹部の更に下へスルリと伸び、零れかけていた蜜をそっと掻き出した。
「ひゃぅっ! ちょ、そっちはマジでヤバいですって! へ、変な声でるからぁ!」
そこを触れられ、パンツを穿いてない事を思い出した。・・・・・・今更だが。
「この部屋の声が漏れる事はありませんから、お気になさらず。それに、とても可愛らしい御声ですよ、アリューシャ様。」
「んんっ・・・・・・そ、そういう問題でもっ・・・・・・な、ないですからぁ~!」
滑りが良くなったマルジーヌの指で一番敏感な部分を撫で上げられると、一瞬電気を通されたように腰が跳ねた。
「あぅっ・・・・・・そ、それマジでダメ・・・・・・や、ヤバい・・・・・・からぁ・・・・・・っ!」
俺の声を無視し、マルジーヌの指の動きが段々と激しさを増してくる。
一番敏感な場所をぐにぐにと押しつぶすように擦られたり、剥き出しにして爪弾かれたりと、様々な刺激を焦らす様に与えられ続け、終いにはマルジーヌの指が動く度くちくちと水音が響いていた。
薬とベッドに籠もった熱の所為か意識は混濁し、どれだけの時間が経ったかも最早分からない。
「あっ・・・・・・んっ・・・・・・はぁ、はぁ・・・・・・ひゃっ・・・・・・んんっ・・・・・・!」
話す余裕も気力も既に尽き果て、脳は思考を拒否し・・・・・・唯々、マルジーヌの指の動きに翻弄されて身体が小さく跳ねるように反応する。
「アリューシャ様。もう少しだけ強く致しますから、気持ちの良い所に集中していて下さいね。」
「ふぇ・・・・・・?」
その言葉の意味を理解する前に強くなった刺激が俺を襲う。
「ぁぅっ・・・・・・!? や、ちょ、ちょっと待っ――だ、め・・・・・・だめっだめっイ――――――」
――チリン、チリン。
「――――ひゃぅっ!?」
その瞬間、部屋に付けられた呼び出し用の鈴の音が申し訳程度に響いた。
マルジーヌの指は動きを止め、同時に泥沼に沈みかけていた俺の意識が一気に覚醒し、現実へと引き戻される。
「このようなお時間に・・・・・・御来客、でしょうか?」
「い、いえ・・・・・・多分ウチのパーティの子ですから、私が出ます・・・・・・。」
彼女から逃げるようにベッドから這い出て小さな明かりを灯し、ふわふわとする身体を壁に手をついて支えながら扉に向かって歩く。
こ、これが腰砕けってやつか・・・・・・。
いつのまにか汗を掻いていたらしく、寝間着の薄い生地がぺっとりと肌に貼り付いていた。
このまま扉を開けてしまえば冷えてしまうので、魔法でサッと乾かす。
しかし、新しく溢れてくるものはどうにも出来ず、下の方は諦めた。
治まるには暫くかかりそうだ。
何とか扉に辿り着き、乱れた息を深呼吸して整える。
ある程度落ち着いてから扉を開くと、そこには泣きべそを掻いたフラムが立っていた。
「入って、フラム。」
「ぅ・・・・・・うん。」
フラムの肩を抱いて部屋に招き入れるが、彼女の身体はすっかり冷えてしまっている。
呼び鈴を鳴らそうか、ずっと扉の前で迷っていたのだろう。
「すぐに鳴らしてくれれば良かったのに。」
「で、でも・・・・・・アリス、は・・・・・・ひ、一人の方が・・・・・・良かったみたい、だから。」
「あ~・・・・・・いや、私がそれぞれの部屋を使おうって言ったのは唯の貧乏性だよ。せっかく全員分あるんだし、使わないと勿体無い気がして・・・・・・。だから、そういう訳じゃないよ。」
「ほ、ホントに?」
「うん、だからフラムと一緒は嫌じゃないよ。でも、別れる時は大丈夫そうだったのに・・・・・・何かあったの?」
「あ、明かりを消したら・・・・・・怖く、なって・・・・・・。」
「そっか・・・・・・でも、それまでは頑張ったもんね。」
フラムの頭を撫でていると、後ろから声を掛けられる。
「それではアリューシャ様、私は外の方で待機させて頂きます。」
「ど、どうして・・・・・・この人、が・・・・・・ア、アリスの、部屋に・・・・・・?」
「えーっと・・・・・・ろ、廊下が寒そうだったから、中で・・・・・・話し相手になってもらってたんだ。」
「そ、そっか・・・・・・ア、アリスは・・・・・・や、優しい、ね。」
「はい、とても良くして頂きました。」
微笑み合うフラムとマルジーヌ。
(・・・・・・って、何て恰好をしてるんですか、マルジーヌさん!?)
マルジーヌの姿を目に入れないようにしながら彼女の耳元で囁く。
手で隠してはいるものの、寝間着からは大事なところが全て剥き出しになってしまっているのだ。
どうやら彼女が着ている寝間着自体がそうなるようにデザインされているらしい。
(いえ、その・・・・・・アリューシャ様がそちらの寝衣を御準備なされておりましたので、私も御相手させて頂くためにと・・・・・・。)
言われて自分の着ている寝間着に視線を落とす。
確かに、マルジーヌが着ているものと同じタイプの物だ。
サイズが大きいので辛うじて隠せてはいるが、適性サイズの者が着ると彼女の様に色々とはみ出るようになっているらしい。
つまり、そういう目的で作られた寝間着ということだ。
そいつを俺がクローゼットから引っ張り出してしまったのだろう。
ちなみに、フラムはちゃんとした物を着ている。
(す、すみません・・・・・・そういう物とは知らなくて・・・・・・。)
(いえ、謝らないで下さい、アリューシャ様。例え間違いでも、御相手をさせて頂いた事はとても光栄なのですから。)
(ぅぅ・・・・・・は、はい・・・・・・。)
コソコソとやり取りしていた俺たちを見て首を傾げるフラム。
「ど、どうしたの・・・・・・?」
「いや、その~・・・・・・この部屋はマルジーヌさんに使って貰って、私がフラムの部屋に行こうかなと思って・・・・・・。」
「いいえ、そういう訳には参りません。どうか、私の事はお気になさらず・・・・・・。」
「そ、そうは言っても・・・・・・。」
どうしたものかと思案していると、フラムが袖を引く。
「あ、あのね・・・・・・い、一緒で、いいよ?」
「・・・・・・いいの?」
「ア、アリスが・・・・・・ずっと、心配しちゃう、から。」
「あはは・・・・・・そうかも。・・・・・・という訳ですので、またよろしくお願いします、マルジーヌさん。」
「はい、お二人の御慈悲に感謝致します。」
今度は三人でベッドに入る。
俺が真ん中で、その両脇にフラムとマルジーヌ。
フラムは落ち着いた所為か、ベッドに入って明かりを消すと、いくらも経たずに俺の両手を握ったまま寝入ってしまった。
「フラムベーゼ様、お休みになられてしまいましたね。」
薄布一枚を隔ててマルジーヌの胸が背中に密着し、体温が流れ込んでくる。
「いつもなら眠っている時間ですし。」
「では、アリューシャ様はフラムベーゼ様の御手を離さぬよう握っていて下さいませ。私めは先程の続きをさせて頂きます。」
両手を塞がれ、無防備になっている俺の胸にマルジーヌの手がそっと添えられる。
「んっ・・・・・・い、いいですよ、しなくて。間違いだと分かったんですし。」
「ですが、アリューシャ様。途中で止めてしまったので、お辛いのではありませんか?」
「ぅ・・・・・・それは・・・・・・。」
一旦はかろうじて治まっていたものの、薬の所為か、こうして少し彼女に触れられただけで溢れてくるのを感じる。
それを見計らったかのようにマルジーヌの指が掬いあげると、一番敏感な部分に塗りつけられた。
「んぅ・・・・・・っ、でも、フラムが、起きちゃいます・・・・・・から。」
「御安心下さい、アリューシャ様。フラムベーゼ様を起こさぬよう、静かに致しますので。」
「で、でもぉ・・・・・・っ。」
「アリューシャ様が私を御心配なさって下さったように、私もアリューシャ様が苦しまれる御姿は見たくないのです。ですからどうか、私めに御慰めさせて頂けませんか?」
マルジーヌは話している間も指を動かし続ける。
その与えられる刺激に抗えず、小さく頷いた。
「んっ・・・・・・じゃ、じゃあ・・・・・・お、お願い、します・・・・・・。」
「はい、承知致しました。」
マルジーヌの言葉通り、彼女の指はゆっくり、じっくりと刺激を与え続ける。
しかし、その刺激は今の俺にとってはじれったいものでしかなく、無意識に腰が動き、ねだる様にマルジーヌの指に擦りつけてしまう。
彼女の指はその動きに合わせ、分かっていますよと言わんばかりに刺激を強めていく。
俺の身体はそれを覚えてしまったのか、彼女の指が動くたび、まるでパブロフの犬の様に尻尾を振り涎を流す。
「んっ・・・・・・ふっ・・・・・・も、もっとぉ・・・・・・。」
「アリューシャ様、これ以上はフラムベーゼ様が起きてしまいすよ。」
「で、でも・・・・・・っ、だって・・・・・・ぇ。」
身体は上気し、先程乾かした寝間着にまた汗が染みていく。
下の方はもうその比ではない。
「ど、どうしたの・・・・・・アリス? く、苦し、そう・・・・・・。」
「・・・・・・っ! フ、フラム!? ご、ごめん・・・・・・起こしちゃった?」
「ううん・・・・・・そ、それよりアリス・・・・・・大丈夫?」
「んっ・・・・・・ぁぅ・・・・・・へ、平気。大丈夫だよ。」
先程と違ってマルジーヌの指は止まらず、責め続けている。
より刺激を強めながら。
「ほ、本当・・・・・・に? 何だか・・・・・・熱っぽい、よ?」
「んんっ・・・・・・ほ、本当に、大丈夫・・・・・・だ、から・・・・・・んぅっ!」
「ア、アリス?」
「な、何でも・・・・・・んっ・・・・・・ない、からぁっ。」
暗闇の中でフラムと目が合う。
不味い、このままじゃ見られ――――
そう思うと、一気に恥ずかしさがこみ上げてくる。
明かりは消してあるし見えづらいけど、もしかしたら・・・・・・との考えが頭を離れない。
その間も、マルジーヌの指は止まるどころか好機とばかりに責め立ててくる。
「ほ、本当に・・・・・・何でも、ない、の?」
フラムの心配そうな視線が突き刺さる。
「んぅ・・・・・・えっと、その・・・・・・。」
ヤバいヤバいヤバい・・・・・・そろそろ限界っぽい。
どうにかしてフラムの気を逸らさなくては・・・・・・その時、フラムの小さな唇が目に入った。
「その・・・・・・じ、実は・・・・・・フ、フラムと・・・・・・ちゅー・・・・・・した、くて・・・・・・っ。」
いやいやいやいや、いくら切羽詰まっているとはいえ流石にそれはどうなんだ。
ダメだろうそれは、常識的に考えて。
「ご、ごめんっ・・・・・・い、今のなし・・・・・・んっ・・・・・・フ、フラムの気持ちも、考えないで・・・・・・ごめん、なさい。」
「い・・・・・・いいよ。」
フラムはそう呟き、そっと目を閉じて自らの唇を俺の唇に重ね合わせた。
マルジーヌの指が一気に動きを早める。
「んふっ・・・・・・んぅ・・・・・・んっ・・・・・・んんっ~~~~――――ッッ!!」
それと同時に達し、長い余韻に浸っている間も唇が離される事はなかった。
「ぷはっ・・・・・・はぅ・・・・・・はぅ・・・・・・そ、その・・・・・・あ、ありがとう、フラム。」
「う、ううん・・・・・・今日のアリス、い、いつもより・・・・・・か、可愛い、ね。」
「ぁぅ・・・・・・そ、そうかな?」
「う・・・・・・ん・・・・・・すぅ・・・・・・すぅ・・・・・・。」
「ね、寝ちゃった・・・・・・か。」
「そのようですね、アリューシャ様。」
「う~、マルジーヌさん・・・・・・どうして止めてくれなかったんです?」
「あそこで止めてしまいますと、またお辛くなってしまいますから。」
「うぅ・・・・・・だからって、フラムの前で・・・・・・あんな・・・・・・。」
思い出すだけで顔が熱くなる。
「申し訳御座いません、私めが至らぬばかりに。」
「もういいですけど・・・・・・んっ・・・・・・って、何でまた触ってるんですか!?」
「アリューシャ様はまだ御満足されておりませんよね?」
「う・・・・・・そ、それは・・・・・・。」
薬の所為か、身体の疼きは未だ治まらない。
マルジーヌは全てお見通しと言わんばかりに指で刺激を与えてくる。
「今からは私の指をフラムベーゼ様の指と御思いになって下さい。」
「な、何でそうなるっ・・・・・・の!?」
「お好きなのですよね? フラムベーゼ様のこと。」
「そ、それは・・・・・・んっ・・・・・・そう、だけど・・・・・・そういう、意味じゃ・・・・・・。」
「フラムベーゼ様はそのように思っておいでのようですが?」
「う・・・・・・。」
言い返せない。
マルジーヌに身体を触られながらチラリとフラムの寝顔に目をやると、先程の恥ずかしさが込み上げてきて、慌てて目を逸らす。
この後も結局彼女の押しに負け、”御奉仕”されまくるのだった。
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