172 / 453
がっこうにいこう!
142話「予感」
しおりを挟む
「んっ・・・・・・ちゅっ・・・・・・はむ・・・・・・。」
フラムの舌がぎこちなく差し出され、それに自らの舌を逢わせていく。
這い、蠢き、絡み合い、二人の吐息がぶつかって混ざる。
常夜灯代わりの小さな魔力光が照らす室内にクチクチと水音が耳奥に響き、甘美な刺激に脳が痺れる様に蕩けだす。
「ちゅぅ・・・・・・んふぅ・・・・・・んっ・・・・・・ぷは・・・・・・っ。」
唇が離れ、フラムと視線が重なる。
「あの、フラム? そろそろ・・・・・・。」
「も、もういっかい・・・・・・だめ?」
「ぅ・・・・・・うん。」
魅力的な提案に思わず息を呑んで頷いてしまった。
フラムが瞳を閉じると、その小さくて甘い唇がゆっくりと近づいてくる。
再びそれを味わうため唇を重ね――
「・・・・・・って、いい加減にしなさいよ、貴女たち!」
リーフの雷が落ち、二人して飛び上がる。
「おやすみのちゅー、ダメなの・・・・・・?」
「そ、それは・・・・・・い、以前と同じなら構わないけれど・・・・・・でも、ソレはダメよ!」
「どうして、仲良しのちゅー、ダメなの・・・・・・?」
「そ、それはっ・・・・・・と、とにかくダメなの! 貴女もしっかりしてよ、アリス!」
「ゴ、ゴメンナサイ・・・・・・。」
深イイやつを「これが仲良しのちゅーですよ!」なんてミアに教えられたからタチが悪い。
いやまぁ、ある意味間違っちゃいないんだけど・・・・・・。
以来、すっかり味をしめてしまったフラムはソレばかりねだるようになってしまった訳だ。
俺はといえば、それを断れる度胸もなく応じてしまっている。
しゅんとしたフラムの頭を撫で、声をかける。
「と・・・・・・とにかく時間も遅いし、もう寝よう? 明日から試験なんだし。」
「うん・・・・・・。」
そう、明日からは学年末試験というやつである。
嫌な響きの言葉であるが俺にとっては簡単な内容なので、そう構えることはない。
授業をきちんと聞いているリーフとフィーも特に問題無し。
座学が苦手だと言っているヒノカも普段からコツコツやっている分、平均以上は期待出来る。
フラムは解答速度が少し遅いのが気になるところか。
ニーナは天を味方につける事が出来れば問題ないだろう。
灯りを落とし真っ暗になった天井を見上げる。
寝付くにはもう少しかかりそうだと考えていると、布団がモゾモゾと動き出し、ちょこんと隣にフラムが顔を出した。
「い、一緒に・・・・・・寝て、良い?」
「ぅ・・・・・・うん。」
「あ、ありがとう・・・・・・。」
フラムの手がそっと俺の手を包む。
・・・・・・こりゃ寝不足決定だ。
*****
「おーい、大丈夫ニーナ~?」
「うぅ・・・・・・もうダメ・・・・・・。」
頭からプスプスと煙を噴いて机に突っ伏しているニーナをツンツンとつつく。
「もう試験は嫌ぁ~・・・・・・。」
「何言ってんの・・・・・・。試験は今日で終わりだよ。」
「・・・・・・・・・・・・どーせまた嘘でしょ。」
「本当だよ。てか、ついさっき先生が言ってたのに聞いてなかったの・・・・・・?」
「そんな余裕ある訳ないでしょ~・・・・・・はぁ~・・・・・・。」
随分な落ち込みようだ。
そんなに試験の出来が良くなかったのだろうか。
「・・・・・・ん? 終わり? 試験終わったの!?」
「だから、さっきからそう言ってるでしょ。」
先程の暗い顔が嘘のように輝きを取り戻し、飛び跳ねて喜ぶニーナ。
・・・・・・心配して損した。
「じゃあ明日から春休み? 春休み!?」
「・・・・・・そうだよ。」
「やったー! 春休みだー!」
はしゃぐニーナの後ろでリーフが静かに呟く。
「それで、ニーナ。貴女、試験はどうだったの?」
「えっ・・・・・・とぉ~・・・・・・だ、大丈夫だと思う・・・・・・ます。」
「そう・・・・・・なら部屋できちんと答え合わせしましょうか?」
「ひぃ~っ!」
ニーナの冬はもう少し続きそうだ。
「まぁ、答え合わせは後にして先にお昼済ませちゃおうよ。」
「・・・・・・おなかすいた。」
「・・・・・・お姉ちゃんもこう言ってるし。」
フィーの事を出されると弱いリーフが、ため息を吐きながら渋々と頷く。
「はぁ・・・・・・少し早いけれど、そうしましょうか。」
「ふむ、では今日はどうする?」
「ん~・・・・・・試験も終わったし、今日くらいは外食にする?」
「異存は無い。」
「私もそれで構わないけれど・・・・・・、今日は混んでいるんじゃないかしら?」
「あぁ~・・・・・・確かにそうかも。」
学生の考える事などみんな同じという訳だ。
先に教室を出て行った連中はさっさと街に繰り出していることだろう。
「なら久しぶりに学食は? まだ開いてる時間じゃないけど、それまで部屋で待ってれば良いし。」
「そうね・・・・・・今日なら落ち着いているでしょうし、良いと思うわ。」
「うむ、それで決まりだな。」
「じゃ、一旦部屋に戻ろう。」
席を立って教室を離れた俺たちは、あーでもないこーでもないと喋りながら人が疎らになった学内を歩く。
ゆっくり時間をかけて戻ると、部屋の前で寮長さんが困った顔をして立っていた。
「あの、どうしましたか?」
声をかけると、寮長さんの表情がパァっと晴れる。
「あぁ、良かった! まだ街に出ていなかったのね! あなたにお客さんが来ているわ、アリューシャさん。」
「お客さん、ですか?」
「えぇ、ミアンという・・・・・・その、素敵な方よ。」
ポッと寮長さんの頬が紅く染まる。
・・・・・・”魅了”にやられたか。
「珍しいわね、ミアが直接会いに来るなんて。」
休みの日なんかはよく門で出待ちをされるが、学内まで直接会いに来る事は滅多に無い。
以前呼び出しても構わないと言ったのだが、「それだと毎日来ちゃいそうだから」という理由で、本当に必要な時以外は自粛しているらしい。
それを推してまで来てるという事は――
「多分、何かあったんだと思う。皆は先にお昼食べてて。」
それだけ言って踵を返すと、グイと袖を引かれてバランスを崩し、慌てて体勢を立て直す。
「あ、あ、あ、あ、あの・・・・・・ご、ごめん、なさい・・・・・・。」
「大丈夫だよ。問題があればフラムたちにも手伝って貰いたいから、しっかりお昼は食べててね。」
「う、うん・・・・・・。」
フラムが掴んでいた袖をゆっくりと離す。
「それじゃあ行ってくるよ。」
「もう・・・・・・何かあればちゃんと言うのよ?」
「うん、その時はお願いね。お姉ちゃんも。」
「・・・・・・ん。」
こうして俺はパーティの子たちと別れ、ミアの待つ迎賓館へと足を向けた。
*****
「だ、旦那さま・・・・・・っ!」
迎賓館の待合室で縮こまる様に座っていたミアが、俺の姿を見て立ち上がる。
いつもならここで飛び付いてきそうなところだが、彼女の表情は暗く沈んだままだ。
「えーと・・・・・・何があったの、ミア?」
「そ、それが・・・・・・。」
ミアが顔を青ざめて俯き、言い澱む。
「あ、あの・・・・・・っ、と、とにかく一緒に来てくれますか?」
「本部の方へ? ・・・・・・分かったよ、すぐ行こう。」
取るものも取り敢えず迎賓館を飛び出し、学園を後にした。
いつもより生徒達で賑わう街路を急ぎ足で進む。
逢い引きだ何だと普段なら騒ぎそうなものだが、隣を歩くミアは震える唇を噛み締める様に押し黙っている。
見兼ねた俺は、固く握られたミアの拳を包む様に触れた。
「ぁ・・・・・・旦那、さま・・・・・・?」
「あそこで少し休もうか?」
建ち並んだ店の一軒を指差す。
こじんまりとした落ち着いた雰囲気のある茶店で、味も良い。
ただし、学生達の腹を満たすには足らず、値段も周りに比べて少々高いため、今日のような日でも学生で溢れていたりはしない。
まぁ、その分ゆっくりできるのが良い所だ。
「い、いえっ・・・・・・今は急ぎましょう!」
「・・・・・・分かった、そうしよう。」
ミアの拳が解け、きゅっと握り返してくる。
「あの・・・・・・ありがとう、ございます・・・・・・。」
「いいよ。」
俺もミアの手を握り返し、再び二人で歩き出した。
フラムの舌がぎこちなく差し出され、それに自らの舌を逢わせていく。
這い、蠢き、絡み合い、二人の吐息がぶつかって混ざる。
常夜灯代わりの小さな魔力光が照らす室内にクチクチと水音が耳奥に響き、甘美な刺激に脳が痺れる様に蕩けだす。
「ちゅぅ・・・・・・んふぅ・・・・・・んっ・・・・・・ぷは・・・・・・っ。」
唇が離れ、フラムと視線が重なる。
「あの、フラム? そろそろ・・・・・・。」
「も、もういっかい・・・・・・だめ?」
「ぅ・・・・・・うん。」
魅力的な提案に思わず息を呑んで頷いてしまった。
フラムが瞳を閉じると、その小さくて甘い唇がゆっくりと近づいてくる。
再びそれを味わうため唇を重ね――
「・・・・・・って、いい加減にしなさいよ、貴女たち!」
リーフの雷が落ち、二人して飛び上がる。
「おやすみのちゅー、ダメなの・・・・・・?」
「そ、それは・・・・・・い、以前と同じなら構わないけれど・・・・・・でも、ソレはダメよ!」
「どうして、仲良しのちゅー、ダメなの・・・・・・?」
「そ、それはっ・・・・・・と、とにかくダメなの! 貴女もしっかりしてよ、アリス!」
「ゴ、ゴメンナサイ・・・・・・。」
深イイやつを「これが仲良しのちゅーですよ!」なんてミアに教えられたからタチが悪い。
いやまぁ、ある意味間違っちゃいないんだけど・・・・・・。
以来、すっかり味をしめてしまったフラムはソレばかりねだるようになってしまった訳だ。
俺はといえば、それを断れる度胸もなく応じてしまっている。
しゅんとしたフラムの頭を撫で、声をかける。
「と・・・・・・とにかく時間も遅いし、もう寝よう? 明日から試験なんだし。」
「うん・・・・・・。」
そう、明日からは学年末試験というやつである。
嫌な響きの言葉であるが俺にとっては簡単な内容なので、そう構えることはない。
授業をきちんと聞いているリーフとフィーも特に問題無し。
座学が苦手だと言っているヒノカも普段からコツコツやっている分、平均以上は期待出来る。
フラムは解答速度が少し遅いのが気になるところか。
ニーナは天を味方につける事が出来れば問題ないだろう。
灯りを落とし真っ暗になった天井を見上げる。
寝付くにはもう少しかかりそうだと考えていると、布団がモゾモゾと動き出し、ちょこんと隣にフラムが顔を出した。
「い、一緒に・・・・・・寝て、良い?」
「ぅ・・・・・・うん。」
「あ、ありがとう・・・・・・。」
フラムの手がそっと俺の手を包む。
・・・・・・こりゃ寝不足決定だ。
*****
「おーい、大丈夫ニーナ~?」
「うぅ・・・・・・もうダメ・・・・・・。」
頭からプスプスと煙を噴いて机に突っ伏しているニーナをツンツンとつつく。
「もう試験は嫌ぁ~・・・・・・。」
「何言ってんの・・・・・・。試験は今日で終わりだよ。」
「・・・・・・・・・・・・どーせまた嘘でしょ。」
「本当だよ。てか、ついさっき先生が言ってたのに聞いてなかったの・・・・・・?」
「そんな余裕ある訳ないでしょ~・・・・・・はぁ~・・・・・・。」
随分な落ち込みようだ。
そんなに試験の出来が良くなかったのだろうか。
「・・・・・・ん? 終わり? 試験終わったの!?」
「だから、さっきからそう言ってるでしょ。」
先程の暗い顔が嘘のように輝きを取り戻し、飛び跳ねて喜ぶニーナ。
・・・・・・心配して損した。
「じゃあ明日から春休み? 春休み!?」
「・・・・・・そうだよ。」
「やったー! 春休みだー!」
はしゃぐニーナの後ろでリーフが静かに呟く。
「それで、ニーナ。貴女、試験はどうだったの?」
「えっ・・・・・・とぉ~・・・・・・だ、大丈夫だと思う・・・・・・ます。」
「そう・・・・・・なら部屋できちんと答え合わせしましょうか?」
「ひぃ~っ!」
ニーナの冬はもう少し続きそうだ。
「まぁ、答え合わせは後にして先にお昼済ませちゃおうよ。」
「・・・・・・おなかすいた。」
「・・・・・・お姉ちゃんもこう言ってるし。」
フィーの事を出されると弱いリーフが、ため息を吐きながら渋々と頷く。
「はぁ・・・・・・少し早いけれど、そうしましょうか。」
「ふむ、では今日はどうする?」
「ん~・・・・・・試験も終わったし、今日くらいは外食にする?」
「異存は無い。」
「私もそれで構わないけれど・・・・・・、今日は混んでいるんじゃないかしら?」
「あぁ~・・・・・・確かにそうかも。」
学生の考える事などみんな同じという訳だ。
先に教室を出て行った連中はさっさと街に繰り出していることだろう。
「なら久しぶりに学食は? まだ開いてる時間じゃないけど、それまで部屋で待ってれば良いし。」
「そうね・・・・・・今日なら落ち着いているでしょうし、良いと思うわ。」
「うむ、それで決まりだな。」
「じゃ、一旦部屋に戻ろう。」
席を立って教室を離れた俺たちは、あーでもないこーでもないと喋りながら人が疎らになった学内を歩く。
ゆっくり時間をかけて戻ると、部屋の前で寮長さんが困った顔をして立っていた。
「あの、どうしましたか?」
声をかけると、寮長さんの表情がパァっと晴れる。
「あぁ、良かった! まだ街に出ていなかったのね! あなたにお客さんが来ているわ、アリューシャさん。」
「お客さん、ですか?」
「えぇ、ミアンという・・・・・・その、素敵な方よ。」
ポッと寮長さんの頬が紅く染まる。
・・・・・・”魅了”にやられたか。
「珍しいわね、ミアが直接会いに来るなんて。」
休みの日なんかはよく門で出待ちをされるが、学内まで直接会いに来る事は滅多に無い。
以前呼び出しても構わないと言ったのだが、「それだと毎日来ちゃいそうだから」という理由で、本当に必要な時以外は自粛しているらしい。
それを推してまで来てるという事は――
「多分、何かあったんだと思う。皆は先にお昼食べてて。」
それだけ言って踵を返すと、グイと袖を引かれてバランスを崩し、慌てて体勢を立て直す。
「あ、あ、あ、あ、あの・・・・・・ご、ごめん、なさい・・・・・・。」
「大丈夫だよ。問題があればフラムたちにも手伝って貰いたいから、しっかりお昼は食べててね。」
「う、うん・・・・・・。」
フラムが掴んでいた袖をゆっくりと離す。
「それじゃあ行ってくるよ。」
「もう・・・・・・何かあればちゃんと言うのよ?」
「うん、その時はお願いね。お姉ちゃんも。」
「・・・・・・ん。」
こうして俺はパーティの子たちと別れ、ミアの待つ迎賓館へと足を向けた。
*****
「だ、旦那さま・・・・・・っ!」
迎賓館の待合室で縮こまる様に座っていたミアが、俺の姿を見て立ち上がる。
いつもならここで飛び付いてきそうなところだが、彼女の表情は暗く沈んだままだ。
「えーと・・・・・・何があったの、ミア?」
「そ、それが・・・・・・。」
ミアが顔を青ざめて俯き、言い澱む。
「あ、あの・・・・・・っ、と、とにかく一緒に来てくれますか?」
「本部の方へ? ・・・・・・分かったよ、すぐ行こう。」
取るものも取り敢えず迎賓館を飛び出し、学園を後にした。
いつもより生徒達で賑わう街路を急ぎ足で進む。
逢い引きだ何だと普段なら騒ぎそうなものだが、隣を歩くミアは震える唇を噛み締める様に押し黙っている。
見兼ねた俺は、固く握られたミアの拳を包む様に触れた。
「ぁ・・・・・・旦那、さま・・・・・・?」
「あそこで少し休もうか?」
建ち並んだ店の一軒を指差す。
こじんまりとした落ち着いた雰囲気のある茶店で、味も良い。
ただし、学生達の腹を満たすには足らず、値段も周りに比べて少々高いため、今日のような日でも学生で溢れていたりはしない。
まぁ、その分ゆっくりできるのが良い所だ。
「い、いえっ・・・・・・今は急ぎましょう!」
「・・・・・・分かった、そうしよう。」
ミアの拳が解け、きゅっと握り返してくる。
「あの・・・・・・ありがとう、ございます・・・・・・。」
「いいよ。」
俺もミアの手を握り返し、再び二人で歩き出した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる