孤島

烈風

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序章

会話

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あれから毎日あの夢を見るようになった……
崩れ去る街……叫び声を上げるに人々……

「おい!米内一雅!」

俺を呼ぶ声で意識がはっきりとした。

「烈志か…どうした?」

俺は力なく烈志に返した

「お前最近変だぞ?大丈夫か?」

烈志…そういえばずっと心配してくれてたな…

「ああ…大丈夫」

「…………」

「……まだあの夢見てるのか?」

烈志のその問いに俺は驚いた……あれ以来話したことなかったのにまだ覚えてるとは…

「実は…そうなんだ…」

俺は夢の内容を全て話した。

「そうか……やっぱり疲れてるんだよ、仕事代わってやるから今日は早く帰って寝ろ」

烈志が気を遣ってくれたことに嬉しさを感じる一方、任されたことを途中で投げるわけにはいかないとその提案を断ることにした

「すまない…でも大丈夫だ!お前に話したおかげで気が楽になった気がするよ」

そんな話をしてる時、

「烈志!」

明るい声が烈志の名前を呼んだ

「お、南風じゃん、どうしたの?」

南風真理、同じクラスメートの女子、あんまり話したことなくてどんな人かあんまり知らないけど、烈志とは幼馴染らしい。

「実はちょっと相談に乗って欲しくて…」

南風さんは少し照れ臭そうに話していた

「え?いいけど?」

烈志は少し不思議そうに頷いていた

「じゃ、じゃあ!放課後中庭に!」

そういう時走り去って行ってしまった……

「なんだ要件って?」

烈志が不思議そうにそう呟いた

「告白だったりしてな」

烈志は少し動揺して

「えっ!俺好きなやついるんだけど」

と困ったような顔をしていた

「ハハハ!お前が告白されるわけないから大丈夫だろ」

「地味に今の傷ついたぞ!」

そんな話をしていると…

「ねぇ…米内さん…」

突然米沢さんが話しかけてきた

米沢重南、小学校からの友達だ。何故かさん付けで呼ばれてる

「うわ!びっくりした!驚かせないでよ重南!」



「あーごめん。そんなつもりなかったんだ」

重南は申し訳なさそうに謝ってきた

「まあいいや、どうしたんだ?」

「実はちょっと相談したいことが…」

えっ!俺も?

「お前もかよ」

と烈志は笑っている

「まあいいよ!どうしたの?」

そう俺が返すと重南は

「放課後体育館倉庫裏きてくれ」

そういう時走り去って行ってしまった

「みんな忙しいな…」

そう二人で同時に呟いた
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