101人目の勇者様！

第二章 キクラゲに命をかけて

第二話 最寄りの村、アンパン村へ

「もう、勇者様！10分に一回休憩してたらまともに進めませんよー！」
女神の僧侶が呆れた目で見つめながら言う。
「しかたないだろ！村の外どころか家の外に出たのも3年ぶりなんだからよぉ。」と俺が言うと、魔法使いが「嘘Ｕみたいな・二Ｎート・キＫクラゲ、縮めてUNKね」と言った。
戦士は、UNKと聞いて「ウＵ○ＮコＫ…」と呟き、魔法使いに殴られていた。


まあなんやかんやで出発してから3時間、最寄りの村に到着した。
俺は、「もう疲れたし今日はここに泊まろうぜ」と言い、反対意見は聞こえて来なかったので村に入った。
まず、宿屋に行きモンスターが落としてくれたゴールドで4人ともチェックインをした。そして、荷物だけ置いていきそのまま村の中を周ることに。

防具屋に行くと沢山の防具があった。とりあえず、ゴールド的にも一人分の装備はなんとか買えそうだったので愛しの女神さま、僧侶のために安い鎧を買った。

駄菓子屋にはまずい棒が売っていたので戦士に100本買ってやった。今日中に食い切れって言っといた。多分今も現在進行形で食ってるんだろうな。

さーてと、俺もたくさん(3km)歩いて疲れたし、一眠りしようかな。


これからの旅、楽しみだなぁ。

そう思いながら、眠りにつくのだった。