101人目の勇者様!

わんこ犬

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第三章 モンスター様こんにちは

第一話 村長からのお話お話

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今日は、俺達が泊まっていた村の村長に呼び出されたので村長の家、いわゆる村長ハウスに向かっているところだ。
俺なんか悪いことしたかな? 覚えはない。
……まあいいや、その時は俺の悪事全てを戦士に押し付けてやろう。
そして、村長ハウスについた。
「こんちわ~、勇者ですよー!」と俺が  丁  寧  に自己紹介をすると、僧侶に「恥ずかしいからやめてください」と足を蹴られた。丁寧に自己紹介したら蹴られるなんてこの世界って不思議だね!
等と考えていると、村長が「来たか。」と呟いた。
 村 長 、 お 前 い た ん だ 

お茶を出してもらいごくごく飲んでいると村長が話し始める。
「少し話が長くなるが良いかね?」
「嫌です。」と俺は即答する。
「そうかね、では話を始め……え?」
驚いたかのように村長が聞き返す
「どうかされたんですか?」と質問してみる
「い、いや、あそこで嫌ですという返答をされるとは思わなかっただけだ。」
「そんなことよりキクラゲ食べたい」
ぼそっと魔法使いが呟く。
俺は乾燥キクラゲを渡す。
そんなことをしていると、村長はイライラしながらいきなり立ち上がり、大声で叫び始めた。
「黄金のスライムを倒したら金をやる!いくらでも!わしがいいたかったのはそれだけだ!」
俺達はその話にくいつく。
「ほ、ほんと!?」「ああ」
「いくらでも!?」「ああ!」

魔法使いが喜ぶ。「勇者!やったね!そのお金で強い装備かって魔王倒せるよ!」
「は?何いってんのお前。もし金入ったらキクラゲ買うだろ。お前それでもキクラゲ信者      キクラゲスト     かよ!」俺は叱る。
魔法使いは、ハッとした顔つきをし、謝る。
「ごめんなさい!」

そう、俺達は魔王を倒すなんてどうでもいい。
ただ、おいしいキクラゲが手に入れば、それだけで良いんだ――――
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