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第六章 花の記憶
(50)花の記憶 その1-1
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「今日はね、克也くんにも、いいもの持ってきたよ」
寝室で愛子と拓美が眠っている間に、綾女は小さなバッグから、愛子が綾女のランジェリーショップから戻ってきた時に持っていた物と同じデザインの袋を取り出し、克也に渡した。
「これって……」
「開けてみて」
克也は紙袋の中に入っているものを取り出す。四角い透明なパッケージの中にワインレッド色の小さな布地が入っている。
「メンズのビキニブリーフ。ブランド物よ。ちょっと穿いてみて。あ、わたしは気にしないでいいから」
「は、はい」
克也は、一応綾女に背を向け、穿いていたズボンとブリーフを脱ぎ、綾女から貰ったワインレッド色のビキニブリーフに穿き替える。
「わぁ、イメージぴったり。よかったぁ」
「そ、そうですか。僕は、こういうの疎くって良く分かんないですが……」
克也は照れながら綾女に向き直る。
「ふふっ、これはね、愛子ちゃんとわたしで決めたんだよ」
「そうなんですか?」
「うん。デザインとか色とか、克也くんに合うものを探してて、昨日、ようやくうちの店に入荷したから、届けようかなって丁度思っていたところだったんだ」
「そうだったんですね」
「うん。そのデザインの花は、スイセイラン。花言葉は『特別の存在』。どう? はき心地は」
「肌にピッタリ付く感じが良いですね。ちょっと癖になりそうです」
「お気に召して何よりよ。それは、愛子ちゃんとする時に着てあげてね」
「はい。ありがとうございます」
寝室で愛子と拓美が眠っている間に、綾女は小さなバッグから、愛子が綾女のランジェリーショップから戻ってきた時に持っていた物と同じデザインの袋を取り出し、克也に渡した。
「これって……」
「開けてみて」
克也は紙袋の中に入っているものを取り出す。四角い透明なパッケージの中にワインレッド色の小さな布地が入っている。
「メンズのビキニブリーフ。ブランド物よ。ちょっと穿いてみて。あ、わたしは気にしないでいいから」
「は、はい」
克也は、一応綾女に背を向け、穿いていたズボンとブリーフを脱ぎ、綾女から貰ったワインレッド色のビキニブリーフに穿き替える。
「わぁ、イメージぴったり。よかったぁ」
「そ、そうですか。僕は、こういうの疎くって良く分かんないですが……」
克也は照れながら綾女に向き直る。
「ふふっ、これはね、愛子ちゃんとわたしで決めたんだよ」
「そうなんですか?」
「うん。デザインとか色とか、克也くんに合うものを探してて、昨日、ようやくうちの店に入荷したから、届けようかなって丁度思っていたところだったんだ」
「そうだったんですね」
「うん。そのデザインの花は、スイセイラン。花言葉は『特別の存在』。どう? はき心地は」
「肌にピッタリ付く感じが良いですね。ちょっと癖になりそうです」
「お気に召して何よりよ。それは、愛子ちゃんとする時に着てあげてね」
「はい。ありがとうございます」
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