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番外編パート2 お姉さんの下着を濡らしたら合格できる予備校があるらしい
(5)お姉さんの下着を濡らしたら合格できる予備校があるらしい その2-1
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「んんっ……」
「あ、綾女さん……」
綾女と陽太がふたりきりになってから数時間後、日も暮れかかり、一日中曇っていた空の隙間から青空が見え始め、西日が差し込んでいた真新しいオフィスの部屋のブラインドを閉めて、綾女は座ったままの陽太の股間に顔を埋めていた。
「だ、駄目です。綾女さん……。そんな……」
「んっ……、だって、陽太くん、こんなに大きくして……」
こうなった理由は簡単だった。
陽太が綾女に現代文をみてもらうことになり、予備校でその講義がある時間に、この部屋で勉強することを決めた。それから綾女は自分の会社の話を陽太にしていた。
「ここは会社って言っても、まだ立ち上がったばっかりのひよっこなんだよ。お給料とか、色々難しいことは、これから決まっていくんだろうけど、さっきまでいためぐみさんがリーダーになって、新しい下着の会社やろうってことになってね。私と、もうふたりの四人で、結構大きい会社を飛び出してきたんだ」
「す、すごいですね」
陽太は驚きながら綾女の話を聞く。
「これから、どんなことが起こるかわかんない。でも、あの会社にいたら私たちの人生食いつぶされちゃう。それが嫌だったし、めぐみさんの夢、聞いて感動してね」
めぐみは、国内であまり流通していない輸入ランジェリーの販路拡大、そしてゆくゆくは、欧州勢で寡占状態にある高級ランジェリーに対抗できるような、新しいブランドを国内に作るのが夢だった。
しかし、大手国内企業の中にいては、その夢も食いつぶされてしまう危機を、めぐみはひしひしと感じていた。そして、綾女と出会い、同じ夢を共有できる仲間が集まったところで、めぐみは決意を固めた。
「陽太くんが予備校の窓から見たあのランジェリーの山はね、めぐみさんがひそかに海外から取り寄せていた商品なんだよ」
「そうだったんですね……」
陽太は少し崩れてしまったダンボールの方を見る。
「今は陽太くん、すごくつらい状況にいるの分かるよ。私も四年前は陽太くんと同じだったし。でも、未来は、自分で切り開けるものだから。今は、目の前の勉強を頑張って。あ、そうだ」
綾女は立ち上がって陽太が見ていたダンボールの方に行くと、そのうちの一つを持ち上げ、陽太の前に置く。
「最初にめぐみさんが言ってたことだけどね、陽太くんぐらいの年の子が、どんな下着を女の子に穿いて欲しいのかなって、興味があってね」
綾女は陽太の目の前で一度封をしたダンボールを開ける。すると、陽太が先程遠くから目にした色とりどりのランジェリーが陽太の目に飛び込んでくる。
「え……、えっと……」
「陽太くんはどんな色が好みなのかな? やっぱり白? ピンク? 水色も捨てがたいと思うんだけど……」
綾女は一枚一枚、ブラジャーやパンティーを陽太の前に広げて見せて感想を求める。
「ど、どれも、きれいで、ステキで、いいと思いますっ」
そう言いながら陽太は思わず両手で股間を押さえる。
「ん、どうしたの? 陽太くん。あ……、ごめん、気が付かなくて……」
綾女は陽太の仕草で、今までの言動を振り返って察する。陽太は女性経験がほぼ皆無に等しい。年頃の少年にそれは、あまりにも刺激が強すぎるものだった。
綾女は顔を赤らめて手に取っていた下着をダンボールに戻しながら、陽太を横目で見る。
「陽太くん、苦しそう……」
「だ、大丈夫ですっ。すぐおさまりますっ」
綾女は少し考えてから、何かを決めたのか、拳を握りしめて「うんっ」と首肯してからすっと立ち上がると、西日が差し込んでいた窓に向かい、クリーム色のアルミブラインドを下げる。
「ちょっと晴れてきたんだね。よかった……」
綾女はゆっくりと陽太の前に向かい、そして椅子の前でかがみ込んで陽太を上目遣いで見る。
「陽太くん、私が、おさめてあげるよ……」
「えっ、あ、綾女さん? それって……」
「うん。大丈夫。まかせて……」
「あ、綾女さん……」
綾女と陽太がふたりきりになってから数時間後、日も暮れかかり、一日中曇っていた空の隙間から青空が見え始め、西日が差し込んでいた真新しいオフィスの部屋のブラインドを閉めて、綾女は座ったままの陽太の股間に顔を埋めていた。
「だ、駄目です。綾女さん……。そんな……」
「んっ……、だって、陽太くん、こんなに大きくして……」
こうなった理由は簡単だった。
陽太が綾女に現代文をみてもらうことになり、予備校でその講義がある時間に、この部屋で勉強することを決めた。それから綾女は自分の会社の話を陽太にしていた。
「ここは会社って言っても、まだ立ち上がったばっかりのひよっこなんだよ。お給料とか、色々難しいことは、これから決まっていくんだろうけど、さっきまでいためぐみさんがリーダーになって、新しい下着の会社やろうってことになってね。私と、もうふたりの四人で、結構大きい会社を飛び出してきたんだ」
「す、すごいですね」
陽太は驚きながら綾女の話を聞く。
「これから、どんなことが起こるかわかんない。でも、あの会社にいたら私たちの人生食いつぶされちゃう。それが嫌だったし、めぐみさんの夢、聞いて感動してね」
めぐみは、国内であまり流通していない輸入ランジェリーの販路拡大、そしてゆくゆくは、欧州勢で寡占状態にある高級ランジェリーに対抗できるような、新しいブランドを国内に作るのが夢だった。
しかし、大手国内企業の中にいては、その夢も食いつぶされてしまう危機を、めぐみはひしひしと感じていた。そして、綾女と出会い、同じ夢を共有できる仲間が集まったところで、めぐみは決意を固めた。
「陽太くんが予備校の窓から見たあのランジェリーの山はね、めぐみさんがひそかに海外から取り寄せていた商品なんだよ」
「そうだったんですね……」
陽太は少し崩れてしまったダンボールの方を見る。
「今は陽太くん、すごくつらい状況にいるの分かるよ。私も四年前は陽太くんと同じだったし。でも、未来は、自分で切り開けるものだから。今は、目の前の勉強を頑張って。あ、そうだ」
綾女は立ち上がって陽太が見ていたダンボールの方に行くと、そのうちの一つを持ち上げ、陽太の前に置く。
「最初にめぐみさんが言ってたことだけどね、陽太くんぐらいの年の子が、どんな下着を女の子に穿いて欲しいのかなって、興味があってね」
綾女は陽太の目の前で一度封をしたダンボールを開ける。すると、陽太が先程遠くから目にした色とりどりのランジェリーが陽太の目に飛び込んでくる。
「え……、えっと……」
「陽太くんはどんな色が好みなのかな? やっぱり白? ピンク? 水色も捨てがたいと思うんだけど……」
綾女は一枚一枚、ブラジャーやパンティーを陽太の前に広げて見せて感想を求める。
「ど、どれも、きれいで、ステキで、いいと思いますっ」
そう言いながら陽太は思わず両手で股間を押さえる。
「ん、どうしたの? 陽太くん。あ……、ごめん、気が付かなくて……」
綾女は陽太の仕草で、今までの言動を振り返って察する。陽太は女性経験がほぼ皆無に等しい。年頃の少年にそれは、あまりにも刺激が強すぎるものだった。
綾女は顔を赤らめて手に取っていた下着をダンボールに戻しながら、陽太を横目で見る。
「陽太くん、苦しそう……」
「だ、大丈夫ですっ。すぐおさまりますっ」
綾女は少し考えてから、何かを決めたのか、拳を握りしめて「うんっ」と首肯してからすっと立ち上がると、西日が差し込んでいた窓に向かい、クリーム色のアルミブラインドを下げる。
「ちょっと晴れてきたんだね。よかった……」
綾女はゆっくりと陽太の前に向かい、そして椅子の前でかがみ込んで陽太を上目遣いで見る。
「陽太くん、私が、おさめてあげるよ……」
「えっ、あ、綾女さん? それって……」
「うん。大丈夫。まかせて……」
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