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カーハディール様の紅い目が心配そうに僕を見る。
「今後君はどんな怪我も治るようになる。即死じゃない限り死ねないと思いなさい。君が血を与えれば怪我人も病人も治せるだろう。悪用されるんじゃないよ」
それは……どうやら大変な力をもらってしまったようだ。
「生きるのに飽きたら、またここにおいで。終わらせてあげることもできる」
「わかりました。その……僕の、寿命は」
「神の眷属が寿命で死ねると思うのかい」
「老化はするのですか。伴侶と一緒に年を取ることは……」
「擬似的には可能だね」
僕はおそらく、望まなければ年を取らないのだろう。姿を老人寄りにしていくことはできても老衰では死なない。そういうものになってしまった。
「後悔しているかい?」
「……いいえ」
テオとの時間が限られたものであるのは元々わかっている。余命が短いとか障害があるとか、そういったことがなくても、永遠に生きる人間はいないんだから。
僕がもう人間ではないのだとしても。それで少しでも長くテオと居られるなら構わない。その後の時間も、カーハディール様はここにくれば終わらせてくれると言うのだ。何も悪いことばかりではない。
「さて。君はまだまだ未熟だ。指導者が必要だろう」
「指導者ですか?」
「私が与えた力の使い方を身につけなければね」
そう言って、カーハディール様は手のひらの上に何かを呼び出した。
「鼠?」
それは焦茶色の小さな鼠に見えた。真っ黒な目をしていて、カヤネズミとかスナネズミに似た、可愛らしい鼠である。
「この子はユリス。君の案内役として、この子をそばに置くといい」
僕が手を差し出すと、ユリスがするりと手のひらに乗ってきた。
「よろしく、ユリス」
『ユリスさんと呼べ。新入りが』
「え?」
今の……この鼠に言われた、よね?
カーハディール様がふふっと笑う。
「ユリス。優しくしてやって」
『カーハディール様の頼みだから面倒は見ますがね。随分と鈍臭そうな子猫だ』
「元はただのヒトだからね。色々と巻き込まれて気の毒な子なんだ。いじめないであげてよ」
『まあいいでしょう……いいか、チビ。俺がお前に神気の抑え方や治癒能力の使い方を教えてやる。人間との付き合い方も今までとは違うと思え』
「チビって」
僕の手のひらに乗る大きさの鼠にチビ呼ばわりされるのは違和感が。
『今のお前は目も耳も開いてない生まれたての子猫だ。ひとりでは何もできないということをまずは自覚しろ』
確かに、新しい力を与えられたといっても、まだ実感すらできていない。
「ユリスさんは、僕と一緒に来てくれて、力の扱い方を教えてくれる。と、いうことでいいのかな?」
『その前にすることがある』
「すること?」
『そうだ。まずはここでひと月ほど過ごしてその間に――』
「ひと月!?」
だめだ、そんなの。ただでさえテオを待たせたくないのだから。
焦茶の鼠が僕の手の上で首を傾げた。
『なんだ、お前急いでるのか? まあ、短縮できないこともないけど』
「急いでる。急いでます。短縮できるだけ短縮してもらえると助かる」
『へぇ……』
鼠が笑った。そう感じた。
『だったらそれだけの努力をしなきゃなあ』
ユリスが僕にまず命じたのは白い木の下での瞑想だった。
『お前はまだ神気を上手く感じ取ることもできてねぇ』
石の上に胡座で座った僕の膝にユリスが乗っている。
『自分の中に魔力とは別の流れがあるのを捕まえて、操れるようになるんだ。それができなきゃここから出られないと思え』
そもそも僕は魔力とは無縁の日本人だった。魔力を扱えるようになるのにも訓練が必要だったのだ。二度目なら難しくない、そう思ったのが甘かった。
何かがあるのは感じる。それが僕という存在を包み、巡り、溢れ出ていることも。しかしどうにも掴みようがない。どうすれば操れるのかわからない。一瞬だけ掴めたと思っても、するりと逃げられてしまう。
『集中しろ。深く深くだ。呼吸も忘れるくらい潜るんだ。いいか、お前はもうヒトじゃない。それを自覚しなきゃあ話にならねぇ』
ユリスの声は念話だから、頭の中に直接響く。それすら遠く感じるくらいに僕は神気を意識した。いっそ魔力が邪魔だ。二つの流れがあるせいで、神気を捉えるのが難しい。
どれだけ瞑想していただろうか。僕は目を閉じ、息も止めて、地面の感触もユリスの気配も忘れて、ただ神気を追った。ふと、息をしなくても苦しくないのだと気付く。ヒトじゃないとはそういうことか。それからだ。自分の今までの在り方と今の自分が完全に別物なのだと腑に落ちて、僕は神気を『捕まえる』ことに成功した。
『そうだ、それでいい。そいつをぎゅーっと抑え込んでみな。外に漏れ出さないようにするんだ。腹に溜め込むつもりで、鳩尾を意識してな』
漏れ出す神気を留める、それが難しかった。なかなか縮んでくれない。早くここから出て獣人の里に戻りたいのに。
『焦るな。時間が気になるのはわかるけどな、それができなきゃお前を結界の外には出せねぇ』
ユリスが膝から肩に移動したのがわかった。
『ゆっくりだ、ゆっくり。力尽くで押し込むんじゃない。そうだな……小さな渦を作って、丸めて……流れを制御する方が、お前には向いているかもしれん』
渦を作って、丸める。流れを制御。そう言われて、何故か僕の脳裏に浮かんだのは夏祭りの屋台の綿菓子だった。飛んで行かないよう、漏れないよう、くるくると絡め取ってまとめて、丸く、丸く。
『お。いい感じだな』
『気が散る。黙って』
『お前、先輩に向かって口の利き方が』
『うるさい』
神気を丸める。小さく。流れを止めるわけじゃない。ただ外に出さないように、くるくると。
「…………できた、気がする」
『ああ、できてるよ。大したもんだ。あとは動き回って集中が切れても、それを維持できるかだな』
まだ課題があるのか……。
ユリスが僕の頭によじ登った。
『そのまま歩いてみな。最初はゆっくり、な』
立ち上がろうとしたら全身が強張っていた。足も肩も背中もガチガチでよろける。
「っと、」
『だからゆっくりって言ったろ。ほら、神気漏れてんぞ』
慌てて神気を抑える。体の強張りはすぐに解れて気にならなくなった。怪我が治るらしいし、こういうのも回復が早いのかもしれない。
『ぼうっとしてないで歩きな。早く結界から出たいんだろ?』
「今後君はどんな怪我も治るようになる。即死じゃない限り死ねないと思いなさい。君が血を与えれば怪我人も病人も治せるだろう。悪用されるんじゃないよ」
それは……どうやら大変な力をもらってしまったようだ。
「生きるのに飽きたら、またここにおいで。終わらせてあげることもできる」
「わかりました。その……僕の、寿命は」
「神の眷属が寿命で死ねると思うのかい」
「老化はするのですか。伴侶と一緒に年を取ることは……」
「擬似的には可能だね」
僕はおそらく、望まなければ年を取らないのだろう。姿を老人寄りにしていくことはできても老衰では死なない。そういうものになってしまった。
「後悔しているかい?」
「……いいえ」
テオとの時間が限られたものであるのは元々わかっている。余命が短いとか障害があるとか、そういったことがなくても、永遠に生きる人間はいないんだから。
僕がもう人間ではないのだとしても。それで少しでも長くテオと居られるなら構わない。その後の時間も、カーハディール様はここにくれば終わらせてくれると言うのだ。何も悪いことばかりではない。
「さて。君はまだまだ未熟だ。指導者が必要だろう」
「指導者ですか?」
「私が与えた力の使い方を身につけなければね」
そう言って、カーハディール様は手のひらの上に何かを呼び出した。
「鼠?」
それは焦茶色の小さな鼠に見えた。真っ黒な目をしていて、カヤネズミとかスナネズミに似た、可愛らしい鼠である。
「この子はユリス。君の案内役として、この子をそばに置くといい」
僕が手を差し出すと、ユリスがするりと手のひらに乗ってきた。
「よろしく、ユリス」
『ユリスさんと呼べ。新入りが』
「え?」
今の……この鼠に言われた、よね?
カーハディール様がふふっと笑う。
「ユリス。優しくしてやって」
『カーハディール様の頼みだから面倒は見ますがね。随分と鈍臭そうな子猫だ』
「元はただのヒトだからね。色々と巻き込まれて気の毒な子なんだ。いじめないであげてよ」
『まあいいでしょう……いいか、チビ。俺がお前に神気の抑え方や治癒能力の使い方を教えてやる。人間との付き合い方も今までとは違うと思え』
「チビって」
僕の手のひらに乗る大きさの鼠にチビ呼ばわりされるのは違和感が。
『今のお前は目も耳も開いてない生まれたての子猫だ。ひとりでは何もできないということをまずは自覚しろ』
確かに、新しい力を与えられたといっても、まだ実感すらできていない。
「ユリスさんは、僕と一緒に来てくれて、力の扱い方を教えてくれる。と、いうことでいいのかな?」
『その前にすることがある』
「すること?」
『そうだ。まずはここでひと月ほど過ごしてその間に――』
「ひと月!?」
だめだ、そんなの。ただでさえテオを待たせたくないのだから。
焦茶の鼠が僕の手の上で首を傾げた。
『なんだ、お前急いでるのか? まあ、短縮できないこともないけど』
「急いでる。急いでます。短縮できるだけ短縮してもらえると助かる」
『へぇ……』
鼠が笑った。そう感じた。
『だったらそれだけの努力をしなきゃなあ』
ユリスが僕にまず命じたのは白い木の下での瞑想だった。
『お前はまだ神気を上手く感じ取ることもできてねぇ』
石の上に胡座で座った僕の膝にユリスが乗っている。
『自分の中に魔力とは別の流れがあるのを捕まえて、操れるようになるんだ。それができなきゃここから出られないと思え』
そもそも僕は魔力とは無縁の日本人だった。魔力を扱えるようになるのにも訓練が必要だったのだ。二度目なら難しくない、そう思ったのが甘かった。
何かがあるのは感じる。それが僕という存在を包み、巡り、溢れ出ていることも。しかしどうにも掴みようがない。どうすれば操れるのかわからない。一瞬だけ掴めたと思っても、するりと逃げられてしまう。
『集中しろ。深く深くだ。呼吸も忘れるくらい潜るんだ。いいか、お前はもうヒトじゃない。それを自覚しなきゃあ話にならねぇ』
ユリスの声は念話だから、頭の中に直接響く。それすら遠く感じるくらいに僕は神気を意識した。いっそ魔力が邪魔だ。二つの流れがあるせいで、神気を捉えるのが難しい。
どれだけ瞑想していただろうか。僕は目を閉じ、息も止めて、地面の感触もユリスの気配も忘れて、ただ神気を追った。ふと、息をしなくても苦しくないのだと気付く。ヒトじゃないとはそういうことか。それからだ。自分の今までの在り方と今の自分が完全に別物なのだと腑に落ちて、僕は神気を『捕まえる』ことに成功した。
『そうだ、それでいい。そいつをぎゅーっと抑え込んでみな。外に漏れ出さないようにするんだ。腹に溜め込むつもりで、鳩尾を意識してな』
漏れ出す神気を留める、それが難しかった。なかなか縮んでくれない。早くここから出て獣人の里に戻りたいのに。
『焦るな。時間が気になるのはわかるけどな、それができなきゃお前を結界の外には出せねぇ』
ユリスが膝から肩に移動したのがわかった。
『ゆっくりだ、ゆっくり。力尽くで押し込むんじゃない。そうだな……小さな渦を作って、丸めて……流れを制御する方が、お前には向いているかもしれん』
渦を作って、丸める。流れを制御。そう言われて、何故か僕の脳裏に浮かんだのは夏祭りの屋台の綿菓子だった。飛んで行かないよう、漏れないよう、くるくると絡め取ってまとめて、丸く、丸く。
『お。いい感じだな』
『気が散る。黙って』
『お前、先輩に向かって口の利き方が』
『うるさい』
神気を丸める。小さく。流れを止めるわけじゃない。ただ外に出さないように、くるくると。
「…………できた、気がする」
『ああ、できてるよ。大したもんだ。あとは動き回って集中が切れても、それを維持できるかだな』
まだ課題があるのか……。
ユリスが僕の頭によじ登った。
『そのまま歩いてみな。最初はゆっくり、な』
立ち上がろうとしたら全身が強張っていた。足も肩も背中もガチガチでよろける。
「っと、」
『だからゆっくりって言ったろ。ほら、神気漏れてんぞ』
慌てて神気を抑える。体の強張りはすぐに解れて気にならなくなった。怪我が治るらしいし、こういうのも回復が早いのかもしれない。
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