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第一部 王国編 第一章 迷宮都市インゼル
門番
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俺の住む屋敷から、魔王城まで約20分。のんびりとニーナと話しながら歩いていると、目的地が見えてきた。
遅刻してるなら少しは急げって?遅刻は遅刻だからもうどうしようもないだろ。
魔王城と呼ばれるそれは、豪華さなどを求めると言うよりかは『質実剛健』が似合うような実用的な作りの城だ。物理的、魔法的にも強固で、城内にも数々のトラップがある。もちろん普段はトラップの発動などしてはいないが。
水の張られた堀に掛かる橋を渡り、門の前に立つと、門番が声をかけてくる。
「所属はどこですか?」
俺たちが来ているローブは、魔王軍に在籍しているもの達しか着るとこはできない。
魔王城を訪れる目的云々ではなく、所属を聞かれるのが一般的である。
「第8軍、『最弱』のグレイ」
「はっ!グレイ様、どうぞお通りください!!」
門番の彼とは何度か顔を合わせており、俺の仮面や俺の後ろに控えるニーナを記憶しているはずだ。
それでも素通りではなく、門番として形だけでも所属を聞く辺り、彼は真面目なのだろう。
「.......そのグレイ様」
「ん?」
珍しく話しかけられた。
と言うのも俺やニーナが所属する第8軍は『特例』で作られた軍だ。100年近くたっていようが、寿命がかなり長い魔族の中だとかなり疎まれている存在。
一般市民ならともかく、軍人が俺たちに話しかけてくることは結構少ないのだ。今まで私的に話しかれられたことなど、多分両手で数えれるぐらいだと思う。
「気分を害されたら申し訳ないのですが...グレイ様は.....その......人間種なのでしょうか....」
割とタブー扱いされてるところにグサッと入ってくるねこの門番。
魔族と人間種との違いは見た目ではない。ニーナや街の人々を見ればわかるが、普通の人間とさほど変わらないのだ。
中には獣人のような人間に獣の耳と尻尾が着いた見た目の魔族もいるが、人間種とほとんど変わりはない。
では何故魔族と呼ばれるのか。
それは彼らが保有する魔石にある。
魔石とは、魔物と呼ばれる凶悪な生き物が体内に保有する魔力の塊だ。
この魔力の塊である魔石を失うと魔物は死んでしまう。
人間種で例えると心臓の様なものだ。
この魔石は色々な使い道がある。
街道を照らす灯りや、火を起こすための動力源になったりする。
そして人間種は魔石を保有する生き物を魔物と定めたのだが、魔石を持つ人間種と見た目がそっくりな者達をどうするのか議論に上がった。
結果は彼らを『魔族』と呼び、人間種の形をとった魔物として排除する事になった。
理由は魔族が持つ魔石は、魔物とは比べ物にならないほど魔力を含んでおり、人間種の発展に役立てれると考えたからだ。
つまるところ敵対者として殺し、魔石だけを奪おうとした。
そうやって駆られた魔族達は大陸の中心、魔の森と呼ばれる人間種が手出ししずらい場所に逃れ、そこに国を作ったのだ。
おっと話がズレたな。
彼がなぜこのような質問をなげかけたのかと言うと、魔族の能力として同族を見分ける事ができる。
おそらくだが、体内の魔石の反応を感じ取れるだとか。
そして俺からその反応を感じないことは、軍部の中で知れ渡っている。
『最弱』のグレイは魔族か否か
よく噂される話だ。
「俺は人間種さ、ちょっとしたトラブルがあって寿命が無くなった、れっきとした人間さ」
ニヤリと笑いながら、俺はそう答えた。
別に俺は種族を隠している訳では無い。この質問がタブー視してるのは、軍部内の勝手な想像だ。
答えを聞いた彼は目を見開きながらも、周りに声が聞こえないように声量に気を使って俺に話しかけてきた。
「自分で聞いといてなんですが、その.....よろしいのですか?」
「何が?」
「自分の種族が魔族ではなく、人間だと言うことにですよ。これが知れたら貴方をよく思わない連中が、ここぞとばかりに魔王陛下にあることない事吹き込みますよ?」
どうやら彼は俺に対してそれなりに好感度があるようだ。.....いつ好感度あげたんだろう。
「気にするな。魔王陛下は知っているし、それで問題ないとも言っていた。有象無象がなにか言おうが、問題ないさ」
「.....そうですか。自分はグレイ様の種族は黙っておくとします」
「ま、そこら辺は好きにしてくれ。別に隠そうとか思ってないからな」
そう言って俺は門を通り抜けた。
「随分と礼儀正しいですね、彼」
後ろに続くニーナが先程の門番のを話題に上げる。
確かに俺としても大分好感の持てる門番だった。
彼と話したのは今回が初めてだが、次から彼が門番の時は暇そうなら声をかけてもいいかもしれない。
「そうだな中々にいい門番だったな。名前聞いてないけど」
「少なくともマスターよりは礼儀正しいですね」
「おや?何故か俺に暴言か飛んできたぞ?」
何をどう会話したら急に俺と彼との比較になるのだ。
「だってそうじゃないですか。彼は少なくとも魔王陛下に向かって『おいロリババァ』なんて言いませんよ」
「おいニーナ?間違ってもあの老害連中や幹部共には言うなよ?あれは2人きりの時にしか言わないようにしてるだからな?」
「わかってますよ」
良かった、流石にTPOは弁えているみたいだ。
そう思って胸をホッとなで下ろすと.....
「つまり言えってことですね」
「なんでそうなるぅ!!」
「え?だって押すなよ絶対に押すなよは押せって言ってたじゃないですか」
「違わないけど違う!!いいか、押すなよ絶対に押すなよはな──────」
俺による説明でニーナはちゃんと理解してくれたので良かったが、このネタはやらない方がいいかもしれないと、円卓会議がこの後あるのに、その前にぐったりと疲れた俺だった。
この世界の大陸は楕円形です。国の分布は本編でしっかりと説明するつもりです。
遅刻してるなら少しは急げって?遅刻は遅刻だからもうどうしようもないだろ。
魔王城と呼ばれるそれは、豪華さなどを求めると言うよりかは『質実剛健』が似合うような実用的な作りの城だ。物理的、魔法的にも強固で、城内にも数々のトラップがある。もちろん普段はトラップの発動などしてはいないが。
水の張られた堀に掛かる橋を渡り、門の前に立つと、門番が声をかけてくる。
「所属はどこですか?」
俺たちが来ているローブは、魔王軍に在籍しているもの達しか着るとこはできない。
魔王城を訪れる目的云々ではなく、所属を聞かれるのが一般的である。
「第8軍、『最弱』のグレイ」
「はっ!グレイ様、どうぞお通りください!!」
門番の彼とは何度か顔を合わせており、俺の仮面や俺の後ろに控えるニーナを記憶しているはずだ。
それでも素通りではなく、門番として形だけでも所属を聞く辺り、彼は真面目なのだろう。
「.......そのグレイ様」
「ん?」
珍しく話しかけられた。
と言うのも俺やニーナが所属する第8軍は『特例』で作られた軍だ。100年近くたっていようが、寿命がかなり長い魔族の中だとかなり疎まれている存在。
一般市民ならともかく、軍人が俺たちに話しかけてくることは結構少ないのだ。今まで私的に話しかれられたことなど、多分両手で数えれるぐらいだと思う。
「気分を害されたら申し訳ないのですが...グレイ様は.....その......人間種なのでしょうか....」
割とタブー扱いされてるところにグサッと入ってくるねこの門番。
魔族と人間種との違いは見た目ではない。ニーナや街の人々を見ればわかるが、普通の人間とさほど変わらないのだ。
中には獣人のような人間に獣の耳と尻尾が着いた見た目の魔族もいるが、人間種とほとんど変わりはない。
では何故魔族と呼ばれるのか。
それは彼らが保有する魔石にある。
魔石とは、魔物と呼ばれる凶悪な生き物が体内に保有する魔力の塊だ。
この魔力の塊である魔石を失うと魔物は死んでしまう。
人間種で例えると心臓の様なものだ。
この魔石は色々な使い道がある。
街道を照らす灯りや、火を起こすための動力源になったりする。
そして人間種は魔石を保有する生き物を魔物と定めたのだが、魔石を持つ人間種と見た目がそっくりな者達をどうするのか議論に上がった。
結果は彼らを『魔族』と呼び、人間種の形をとった魔物として排除する事になった。
理由は魔族が持つ魔石は、魔物とは比べ物にならないほど魔力を含んでおり、人間種の発展に役立てれると考えたからだ。
つまるところ敵対者として殺し、魔石だけを奪おうとした。
そうやって駆られた魔族達は大陸の中心、魔の森と呼ばれる人間種が手出ししずらい場所に逃れ、そこに国を作ったのだ。
おっと話がズレたな。
彼がなぜこのような質問をなげかけたのかと言うと、魔族の能力として同族を見分ける事ができる。
おそらくだが、体内の魔石の反応を感じ取れるだとか。
そして俺からその反応を感じないことは、軍部の中で知れ渡っている。
『最弱』のグレイは魔族か否か
よく噂される話だ。
「俺は人間種さ、ちょっとしたトラブルがあって寿命が無くなった、れっきとした人間さ」
ニヤリと笑いながら、俺はそう答えた。
別に俺は種族を隠している訳では無い。この質問がタブー視してるのは、軍部内の勝手な想像だ。
答えを聞いた彼は目を見開きながらも、周りに声が聞こえないように声量に気を使って俺に話しかけてきた。
「自分で聞いといてなんですが、その.....よろしいのですか?」
「何が?」
「自分の種族が魔族ではなく、人間だと言うことにですよ。これが知れたら貴方をよく思わない連中が、ここぞとばかりに魔王陛下にあることない事吹き込みますよ?」
どうやら彼は俺に対してそれなりに好感度があるようだ。.....いつ好感度あげたんだろう。
「気にするな。魔王陛下は知っているし、それで問題ないとも言っていた。有象無象がなにか言おうが、問題ないさ」
「.....そうですか。自分はグレイ様の種族は黙っておくとします」
「ま、そこら辺は好きにしてくれ。別に隠そうとか思ってないからな」
そう言って俺は門を通り抜けた。
「随分と礼儀正しいですね、彼」
後ろに続くニーナが先程の門番のを話題に上げる。
確かに俺としても大分好感の持てる門番だった。
彼と話したのは今回が初めてだが、次から彼が門番の時は暇そうなら声をかけてもいいかもしれない。
「そうだな中々にいい門番だったな。名前聞いてないけど」
「少なくともマスターよりは礼儀正しいですね」
「おや?何故か俺に暴言か飛んできたぞ?」
何をどう会話したら急に俺と彼との比較になるのだ。
「だってそうじゃないですか。彼は少なくとも魔王陛下に向かって『おいロリババァ』なんて言いませんよ」
「おいニーナ?間違ってもあの老害連中や幹部共には言うなよ?あれは2人きりの時にしか言わないようにしてるだからな?」
「わかってますよ」
良かった、流石にTPOは弁えているみたいだ。
そう思って胸をホッとなで下ろすと.....
「つまり言えってことですね」
「なんでそうなるぅ!!」
「え?だって押すなよ絶対に押すなよは押せって言ってたじゃないですか」
「違わないけど違う!!いいか、押すなよ絶対に押すなよはな──────」
俺による説明でニーナはちゃんと理解してくれたので良かったが、このネタはやらない方がいいかもしれないと、円卓会議がこの後あるのに、その前にぐったりと疲れた俺だった。
この世界の大陸は楕円形です。国の分布は本編でしっかりと説明するつもりです。
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